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【鈴 鹿】小雪舞う大谷ヒルコバ (画像サイズ: 800×600 165kB)

【日 時】2005年12月4日(日)
【山 域】鈴鹿中部 釈迦ヶ岳周辺
【天 候】小雪
【コース】八風射撃場8:45---10:12八風峠10:31---11:39岩ヶ峰下降点---11:51大谷ヒルコバ12:43---13:41北山13:50---14:25駐車地

 本当なら「小雪舞う鈴鹿の上高地」というようなタイトルになるはずだった。グリーンランド朝明を過ぎたところで「通行止め」の表示。
はて、先週の落石騒ぎは知っていたがもうとっくに除去されているはず。車を進めてみると十数名の作業員が集まっている。道に置かれたフェンスの向こう側には信じられないほど巨大な落石が道路の真ん中に鎮座していた。
係員が近づいてきて申し訳なさそうに通行止めである旨を話された。なんでも昨日の夕方落ちたらしく、まだ上の方でガサガサと音がしていて更なる落石があるかもしれないとのこと。自己責任で通って頂くのは止められないということだが、そこまで無理して朝明へ突っ込む理由もない。あきらめて県民の森で作戦練り直しである。
 まさか朝明へ入れないとは思ってなかったので、地図は元々の計画の部分しかコピーしていない。GPSの地図だけが頼りだが、天気も思わしくないし適当なところでお茶を濁すか。
 まだ行ったことのない八風峠への道を上がり、赤坂谷源流で鍋を食うことにする。

 八風射撃場の近くで車を止めて準備していると、大学のクラブの合宿帰りだろうかでかいザックを担いだ若者が5人下りて行った。
小雨がぱらついているので雨具を着て出発。空は鉛色に沈んでモチベーションは最低である。
 林道をしばらく行くと雨はやがて雪に変わった。これだけ寒いんだから当たり前か。しかし雨よりはよっぽどましである。
やがて林道も終わり、大きな堰堤の下で右岸へ渡る。堰堤を乗り越えて右岸沿いの山道を行く。やや荒れた河原の道は暗い空の色とも相まって寒々とした印象である。
 左岸に渡り返した山道は谷を離れて山腹を絡み始めた。水音が聞こえる木の間から覗くと滝が架かっていた。
つづら折れにゆっくりと高度を上げるに従って雪の量が増えてきた。真っ直ぐ上がれば距離は近いのだろうが、ジグザグを切って登る旧街道は、もうそこだと思ってからもなかなか峠に到達しない。
雪の中、3体のかわいい仏さんが赤い前掛けをして見送ってくれた。

 やっと峠に着いた。吹き抜ける寒風の中、凍りついたように立つ鳥居と石碑が一層寒さを際立たせているようだ。
「もうやめようかな」そんな思いが胸をよぎる。こんな天気の日に歩いてもしようがないとも思ったが、ここで引き返すのも男がすたる。
「とりあえず行こ」縦走路を歩き出した。
 峠で雨具のパンツを履いたのだが、これは正解だった。ヒザから腰高のササに埋もれる道は、レインパンツを履いていなければズボンもびしょびしょになっていただろう。普段ならササの下にくっきりと茶色の地肌が見えて迷うこともない道だが、ササに乗った雪と地肌を覆う雪が渾然一体となってわかりにくい。
その上この縦走路は三重県側が侵食されて地面がなくなっているところが多いのだが、これも雪のせいで度々踏み外しそうになり危ない。何度かたたらを踏んで持ちこたえた。
 視界も利かず、なんの面白みもない縦走路を黙々と歩く。風が強くないのがまだ救いではある。
赤坂谷源頭の支谷が右から次々と入ってくるが、もうわざわざ下りて昼飯にするのも億劫になってきた。
「やーめた」岩ヶ峰へ下りて、手前の大谷ヒルコバでメシとしよう。

 岩ヶ峰分岐の一升瓶はどこへ行ったのかなくなっていた。出だしはいつもながら強烈な下り。雪がうっすらと積もって踏ん張りが利かず、今日ほど固定ロープがありがたかったことはなかった。
尾根に乗ってからもいつもの両手と立ち木を利用してのモンキーターンも恐々でペースが上がらない。

 しっとりと落ち着いた大谷ヒルコバも今日は寂寞感だけが募る森閑とした空間が広がっていた。
なにはともあれビールである。こんなに寒いんだから飲まなくても良さそうなものだがそうはいかない。
ツェルトがあればぬくぬくと乾杯できるのだが、あいにく持ってきていない。
小雪舞う中、震えながら鍋をつつくのもまたオツなものだ。ぐつぐつ煮える鍋に雪のかけらがハラハラと落ちていく。
 食後のコーヒーももちろん省略はしない。その辺をウロウロ歩き回りながら熱いコーヒーを味わう。うーん、アホやな。
早いとこ下山してゆっくり温泉にでも浸かった方が体にはいいに違いない。

 岩ヶ峰からの下りはハードだった。雪でルートがわからず、テープも隠れている。直下降ルートを取ったつもりが右からの巻きコースを歩いていた。
ここも先ほどの下り以上に強烈で足場の悪いルートである。無雪期でもなかなかの下りだが、加えてこの不安定な雪の積もり方。得意の激下りも影を潜めざるを得ない。
大岩壁の末端をトラバースして主尾根に戻ったところでほっとひと息ついた。もう安全地帯である。

 北山を過ぎ、明瞭になった踏み跡を辿って高度を下げていくと、いつしか雪は雨に変わっていた。

                      山日和

2005/12/06(Tue) 00:22:43  [No.1152]


御同輩 おはようごじゃまる 涼しく成って元気ブーブーですね
> 【日 時】2005年12月5日(日)

5日て日曜日だったですか?大阪わ 心の問題ですがRyokuは毎日が日曜です
4日は雨で沈殿 5日は朝もの片づけて入道岳に散歩でした
凄い風でしたね 山頂を横断するときは地吹雪で飛ばされそうに成り 思わず三点支持のウンチングスタイルでした
今年の冬は遠出しなくとも 我が庭で楽しめそうです(^^)
地図も磁石も時計も財布も要らない お風呂つき省エネ山行です

> グリーンランド朝明を過ぎたところで「通行止め」の表示。

湯ノ山スカイラインは閉鎖でしたか? 成ってるだろうなあ(**) 
10日の人寄コバ忘年会は変更に成るなあです
宮妻渓は奥ノ谷に場所変えです あの辺りもなかなかに面白いですよ
お近くにお酔りの節はどうぞです ゲストハウスはヒユッテ宮妻で二次会泊まりOKです

> まだ行ったことのない八風峠への道を上がり、赤坂谷源流で鍋を食うことにする。
> 雪の中、3体のかわいい仏さんが赤い前掛けをして見送ってくれた。
>  やっと峠に着いた。吹き抜ける寒風の中、凍りついたように立つ鳥居と石碑が一層寒さを際立たせているようだ。
> 「もうやめようかな」そんな思いが胸をよぎる。こんな天気の日に歩いてもしようがないとも思ったが、ここで引き返すのも男がすたる。

男がすたるのは構わないことですが 三体地蔵さんや八風大明神はチャンと見守って呉れてますよ ヨカ男は肝が据わってるってね

> 雪がうっすらと積もって踏ん張りが利かず、今日ほど固定ロープがありがたかったことはなかった。
> 尾根に乗ってからもいつもの両手と立ち木を利用してのモンキーターンも恐々でペースが上がらない。

そうでしょう平常な時目障りな物でも 異常なときに有り難さが判るんだよね 
> こんなに寒いんだから飲まなくても良さそうなものだがそうはいかない。
ツェルトがあればぬくぬくと乾杯できるのだが、あいにく持ってきていない。
> 小雪舞う中、震えながら鍋をつつくのもまたオツなものだ。ぐつぐつ煮える鍋に雪のかけらがハラハラと落ちていく。
> 食後のコーヒーももちろん省略はしない。その辺をウロウロ歩き回りながら熱いコーヒーを味わう。うーん、アホやな。
> 早いとこ下山してゆっくり温泉にでも浸かった方が体にはいいに違いない。

アハハは判っていても病められないですか アホですか病ですな見立てわ(^^)
緑はねチョット回復して 早め下山で正月散髪して 風呂温まって
お姉さんのテレビ体操真似て 勉強しながら根菜類を煮ていましたよ
山に沢山雪が積もります様にですね
楽しい雪山をです

                 緑水


              

2005/12/06(Tue) 08:08:11  [No.1153]


緑水さん、こんばんは。

> 5日て日曜日だったですか?大阪わ 心の問題ですがRyokuは毎日が日曜です

大阪では日曜だったんですよ・・・って間違えてました。早速訂正しました。(^_^;)

> 今年の冬は遠出しなくとも 我が庭で楽しめそうです(^^)
> 地図も磁石も時計も財布も要らない お風呂つき省エネ山行です

これがうらやましいですねー。
どこへ行くのもガソリン代、高速代がかかる。緑水さんほどすべてが頭に入っているわけでもない。でもこれが普通ですけどねー。

> 湯ノ山スカイラインは閉鎖でしたか? 成ってるだろうなあ(**) 

閉鎖でしたね。行きはスカイライン越えにしようかと思ってたのですが、R1に表示がありました。

> 男がすたるのは構わないことですが 三体地蔵さんや八風大明神はチャンと見守って呉れてますよ ヨカ男は肝が据わってるってね

書いてみただけで、すたろうがすたるまいが気にしてないですよ(^^ゞ

> そうでしょう平常な時目障りな物でも 異常なときに有り難さが判るんだよね 

そうですね。ロープがなかったらつらかったかも。普段はめったにお世話になりませんが、この時ばかりはロープにすがって下りました。

> アハハは判っていても病められないですか アホですか病ですな見立てわ(^^)

これをやめたら人間終わりですね(^_-)

> 山に沢山雪が積もります様にですね
> 楽しい雪山をです

同感です(^_^)

                      山日和

2005/12/06(Tue) 22:03:42  [No.1160]


  Re: 【鈴 鹿】小雪舞う大谷ヒルコバ 投稿者:とっちゃん(こと)

山日和さん、こんばんわ〜。

寒かったんだね〜。読んでるだけでも、凍えてきちゃいそうです。

でも、なにより山に行けるのは、幸せだね。うらやましい!

そういえば私も、まだ八風峠への登山道を歩いてなかったなぁ。

雪のかぶった岩が峰の道を下るのは、神経つかっちゃうでしょう。私は雪の登りにとったので、まだましでしたが。

こんな状況では、天狗の末裔の威力は発揮できなかったみたいだね。              

2005/12/06(Tue) 20:29:22  [No.1157]


とっちゃん、こんばんは。
足の具合はどうですか? もう復活も間近かな?

> 寒かったんだね〜。読んでるだけでも、凍えてきちゃいそうです。

ホントはたいしたことなかったんだけど、筆が滑ってしまいました(^_^;)

> でも、なにより山に行けるのは、幸せだね。うらやましい!

そうやねー。歩けないというのは何よりつらいね。特にとっちゃんみたいな人は(^^ゞ

> 雪のかぶった岩が峰の道を下るのは、神経つかっちゃうでしょう。私は雪の登りにとったので、まだましでしたが。

登りならどうってことないと思うけど、あの下りはちょっといやらしいね。

> こんな状況では、天狗の末裔の威力は発揮できなかったみたいだね。 

天狗の赤ちゃん状態でした・・・(^_-) 

                         山日和            

2005/12/06(Tue) 22:07:41  [No.1161]


山日和さん こんばんは

> はて、先週の落石騒ぎは知っていたがもうとっくに除去されているはず。車を進めてみると十数名の作業員が集まっている。道に置かれたフェンスの向こう側には信じられないほど巨大な落石が道路の真ん中に鎮座していた。
> 係員が近づいてきて申し訳なさそうに通行止めである旨を話された。なんでも昨日の夕方落ちたらしく、

先週の落石騒ぎというのはつゆ知らず、
3日の朝、ワシは「落石注意」の看板がいやに多いな……と思いつつ、
ここを朝明駐車場方面へ通過したのじゃ。

そのときは、時ならぬ時雨に負けてしまい、
すぐに朝明を出て石水渓方面へ転進したので、影響はなかったのだけど、
その夕方に巨大落石があったのやね。

およよ。
そのまま朝明から登っておったら、帰り道を塞がれていたか、
ヘタするとペシャンコになっておったかも知れんのだなあ。
こわー。
のしイカはウマイけど、のし洞吹はマズイぞー。

> 小雨がぱらついているので雨具を着て出発。空は鉛色に沈んでモチベーションは最低である。
> 「もうやめようかな」そんな思いが胸をよぎる。こんな天気の日に歩いてもしようがないとも思ったが、ここで引き返すのも男がすたる。

さすが、山日和さん。
ワシなら、もうこうなったら、男がすたろうが、女がへたろうが、
どこかの公園の東屋でうどん鍋食って、クルマで昼寝して帰ろーっと……ですな。
ところで、小雨がパラつくような天気でも、射撃場で撃っている人はいるの?

> その上この縦走路は三重県側が侵食されて地面がなくなっているところが多いのだが、これも雪のせいで度々踏み外しそうになり危ない。何度かたたらを踏んで持ちこたえた。

気をつけないと、落とし穴がいくつかありますね。

>  岩ヶ峰分岐の一升瓶はどこへ行ったのかなくなっていた。

これって、財産区の目印やったんと違うのかな。

> 出だしはいつもながら強烈な下り。雪がうっすらと積もって踏ん張りが利かず、今日ほど固定ロープがありがたかったことはなかった。

滑ったら、リュージュのコースみたいに、下まですっ飛んで行きますね。

> なにはともあれビールである。こんなに寒いんだから飲まなくても良さそうなものだがそうはいかない。

そうそう、そうはいかないんですよねえ。(^^)v
よくわかります。

> 小雪舞う中、震えながら鍋をつつくのもまたオツなものだ。ぐつぐつ煮える鍋に雪のかけらがハラハラと落ちていく。
>  食後のコーヒーももちろん省略はしない。その辺をウロウロ歩き回りながら熱いコーヒーを味わう。うーん、アホやな。

無心にアホになれる……
こんな素晴らしいことはありませんね。
山登りバンザイ!

思い切りアホな山旅を!
                               洞吹(どうすい)

2005/12/06(Tue) 23:00:42  [No.1163]


Re: 【鈴 鹿】小雪舞う大谷ヒルコバ (画像サイズ: 800×600 132kB)

洞吹さん、どうもです。前日に朝明入りされていたんですねー。危機一髪でした(^_^;)

> のしイカはウマイけど、のし洞吹はマズイぞー。

あの大岩はすごかったですよ。のし緑水さんやのしとっちゃんも一丁上がりかも・・・(^^ゞ

> さすが、山日和さん。
> ワシなら、もうこうなったら、男がすたろうが、女がへたろうが、
> どこかの公園の東屋でうどん鍋食って、クルマで昼寝して帰ろーっと……ですな。

ここで帰っちゃうとレポにならないもんで・・・(^_-)

> ところで、小雨がパラつくような天気でも、射撃場で撃っている人はいるの?

それがいるんですねー。ずっと銃声が聞こえてました。撃つ場所には屋根がありますもんね。

> そうそう、そうはいかないんですよねえ。(^^)v
> よくわかります。

ご賛同ありがとうございますm(__)m

> 無心にアホになれる……
> こんな素晴らしいことはありませんね。
> 山登りバンザイ!

そうなんですよねー。もっともふだんからアホですが・・・(^_^;)

P.S. 添付の画像は縦走路の段木尾根分岐点にあった標識です。
こんなものができる時代になったんですねー。でも岩ヶ峰にはなかったぞ。


                    山日和

2005/12/06(Tue) 23:19:06  [No.1165]


  Re: 【鈴 鹿】小雪舞う大谷ヒルコバ 投稿者:伊勢山上住人  URL

山日和さん、こんばんは。
悪天候の天気予報を無視して、やはり行かれていたのですね。

> 空は鉛色に沈んでモチベーションは最低である。

へぇ〜。山日和さんにもモチベーションがあるんだ。
(いや、これは「筆のすべり」だ。山に向かっている山日和さんにモチベーションなどあろうはずが無い)

> 「もうやめようかな」そんな思いが胸をよぎる。こんな天気の日に歩いてもしようがない

山日和さんにも、我々凡人と同じ感覚があるんだ。
(いや、これも「筆のすべり」だ)

> なにはともあれビールである。こんなに寒いんだから飲まなくても良さそうなものだがそうはいかない。
> 小雪舞う中、震えながら鍋をつつくのもまたオツなものだ。ぐつぐつ煮える鍋に雪のかけらがハラハラと落ちていく。
>  食後のコーヒーももちろん省略はしない。その辺をウロウロ歩き回りながら熱いコーヒーを味わう。

これでこそ山日和さんだ。

> ツェルトがあればぬくぬくと乾杯できるのだが、あいにく持ってきていない。

師匠、雪の山にツェルトを持たずに行かないで下さい。
私でさえ持って行くのに。

悪天候でも足が山に向かってしまう。やはり中毒患者ですね、師匠も。

伊勢山上住人

2005/12/06(Tue) 23:45:27  [No.1166]


伊勢山上住人さん、どうもです。

> 悪天候の天気予報を無視して、やはり行かれていたのですね。

前日見たピンポイント予報では昼まで晴れマークが並んでたような気が・・・

> へぇ〜。山日和さんにもモチベーションがあるんだ。
> (いや、これは「筆のすべり」だ。山に向かっている山日和さんにモチベーションなどあろうはずが無い)

いちおう人の子なんですが・・・(^_^.)

> 山日和さんにも、我々凡人と同じ感覚があるんだ。
> (いや、これも「筆のすべり」だ)

上に同じ・・・

> これでこそ山日和さんだ。

そうでしょう(^_^)

> 師匠、雪の山にツェルトを持たずに行かないで下さい。
> 私でさえ持って行くのに。

師匠はやめてっちゅうのに〜(^^ゞ

> 悪天候でも足が山に向かってしまう。やはり中毒患者ですね、師匠も。

天気予報は勘違いかな。悪いと分かってたら行きませんぜ、私は・・・

山日和の名前の由来知ってます?
登山日和の時しか登らないのと、途中でめげて日和ってしまうからなんですよ(^_^.)

                      山日和

2005/12/07(Wed) 19:04:26  [No.1169]


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