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霊仙山の大パノラマを前にして、のんびりとランチタイム

【山 域】 鈴鹿北部 霊仙山周辺 リョウシ・コザト
【日 時】 2003/10/19(日)
【天 候】 快晴
【メンバー】 単独
【コース】 白谷出合8:40---稜線9:30/35---リョウシ10:30/12:40
---コザト13:35/45---白谷林道14:55---白谷出合15:25

白谷出合に近い路側の空き地にクルマを止めた。
ここから尾根の取り付き点まで、権現谷の林道を10分ほど歩いて戻る。
この林道は険しく切り立った谷底にあり、
右手の崩れやすい斜面から押し出される岩クズと落石が、
道路のあちこちに堆積し散乱している。

不意に、カッカッカッと音がして、
前方20mくらいの右手斜面から、
人の頭ほどある岩が落ちてきて道路にバウンドし、左手の川に落ちていった。
続いて後ろのほうでもカラカラと落石の音がする。
こわー。えらいところに来てしもた。
石が当たらぬように祈りながら、足早に進む。

やがて、目印のカーブミラーが現れ、
赤テープのあるところから斜面に取り付いた。
ここだけ少し傾斜のましな植林帯になっている。
ただ、ましな傾斜とはいっても、いい加減急斜面なので、
あえぎながらの登高だ。
斜面には古い道形があるようだが、
それほどはっきりしていなので、直登するほうが早い。
足元はグズグズで崩れやすく、
ちょっと気を抜くと、すぐ落石を起こしてしまう。

しばらく無心に登っていると、
突然、頭上から人の話し声や笑い声が降ってきたので、びっくりした。
見ると、少し斜め上の斜面に6人パーティがいる。
近づいていくと、こちらに気がついたようだが、
登山にしてはちょっと格好がちがうし、鎌や鉈を持っている。
「こんにちは」と声を掛けると、
「こんにちは、山歩きですか?」と返事が返ってきた。
聞くと、地元の人たちで、この尾根の向こう側にある植林の視察だそうだ。
ご苦労様。

急斜面でなかなか進まない一行を追い抜き、
左寄りの尾根筋に出て直登していくと、
やがて傾斜が立った岩場になったが、岩をうまく伝って登っていける。
ちょっとした岩登りになったが、
すぐ傾斜が緩み、やっと尾根に上がった。
振り返ると、深い谷だ。
ここを逆ルートで尾根から降りていくのは、怖くてとてもできない。

尾根の上は、苔の付いた大小の石灰岩が散乱していて、
歩行スピードが上がらないが、急ぐ旅ではないし、ゆっくりと進む。
途中、気持ちのよいコバがあったので、一息入れた。
目を閉じると、小鳥のさえずりが聞こえ、
さわやかな風を感じながら、気持ちがゆったりと解き放たれていく感じだ。

相変わらず岩がゴロゴロした尾根を登っていく。
少し傾斜が緩んだところで、
突然、鋭く鹿笛が響き、眼前をシカが三頭、駆け抜けていった。
ぴょんぴょん跳ねる白いお尻がかわいらしい。

それからひと登りで、リョウシに着いた。
山頂は少し切り開かれているが、木立の中で展望はない。
リョウシは漢字では「霊祠」と書くらしい。
この下の谷の権現社とあわせて、このあたりも信仰の場だったのだろうか。

山頂から、すぐ左へ岩混じりの斜面を降りて行くと、
岩が散らばる尾根になり、木立が途切れて眼前が大きく開けた。
おお……すごい。
これは最高の展望地だ。
正面には霊仙山西南尾根が、
笹峠から霊仙最高峰まで、巨大な山体をどっしりと横たえている。
左手には鍋尻山が間近にそびえ、
両者の間から湖東の平野と琵琶湖が覗いている。
眼下には権現谷が深い谷間をくねらせていた。

岩の上に座っていると、日射しがぽかぽかと暖かく、いい気持ちだ。
双眼鏡を覗いてみると、
笹峠から近江展望台まで急激に立ち上がる斜面に、
6パーティ11人が取り付いている。
あちらは大盛況だ。
急峻な斜面だけに動きが遅く、
中には休憩ばっかりでなかなか進まない人もいる。

こちらもすっかり腰を落ち着けてしまったので、11時を過ぎた。
少し早いが、ここでランチタイムにしよう。
こんないい場所は、そうめったにあるものではない。
焼き鳥をサカナによく冷えたビールを飲みながら、
西南尾根の大パノラマを、
高見の見物ならぬ横見の見物で、観察を続ける。

先頭パーティが近江展望台に達すると、
さらに笹峠から、3パーティが続々と登り始めている。
いろいろ事情はあるのだろうが、
なんで今頃から登っているのだろう。
最後のパーティが登り始めたのは、もう正午だ。
どこまで行けるのだろうか、他人事ながら気になる。
斜面を一段上がったところでは、
昼食にしているのだろう、5〜6人が座っている。
こちらもゆっくりと昼食を終え、食後のコーヒーで満足した。
そろそろ行かなくてはならない。
(その2へつづく)




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60. 【鈴鹿】リョウシ・コザト(その2)
 2003年10月20日 月曜日 22時55分 柳川洞吹

(その1からつづき)
リョウシからコザトへは、植林のあと二次林となるが、
ちょっと藪っぽい林相だ。
コザトは植林と雑木林に挟まれた狭い切り開きに、
三角点が埋まっていた。

白谷林道に降りる帰りの尾根は、
コザトから少し戻った大岩から南南西に藪尾根を伝う。
あまりはっきりしない尾根が微妙に分岐しているので、
はずさぬように雑木の藪をこいでいくと、
見晴らしのよい岩場に出た。

ここから、尾根は比較的はっきりしてきた。
下降を続けるうち植林帯に入り、やがて白谷林道に降り着く。
ここから駐車地まで30分の林道歩きだ。
少し色づき始めた木々を眺めながら歩いた。

                  洞吹(どうすい)




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63. Re:【鈴鹿】リョウシ・コザト(その1)
 2003年10月20日 月曜日 23時53分 山日和

 洞吹さん、こんばんは。
「鈴鹿の山と谷1」を持っていないせいか、霊仙付近はあまり足が向きません。
(昔一般登山道ばかり歩いていた頃はよく登ったのですが。)
 霊仙南面は林道と伐採にに蹂躙されてしまってますね。草川氏の本を読んで
ソノドへは行ってみたくなりました。
 人がゾロゾロ登っているのを遠くから眺めるのも面白いですね。

               山日和




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64. Re2:【鈴鹿】リョウシ・コザト(その1)
 2003年10月22日 水曜日 03時06分 柳川洞吹

山日和さん こんばんは

このあたり、私もたまにしか行きませんが、
このリョウシ・コザトは、以前からの懸案でしたので。
しかし、権現谷の林道は、角の鋭い落石がいっぱいで、
何度通っても恐ろしげです。

そして、あろうことか、帰り道に左前輪がバーストしてしまい、
薄暗くなってくる中、20年ぶりのタイヤ交換でした。
一瞬、あの尾羽梨川林道の悲劇が頭によぎりました。(^^;
(内輪ネタですみません)

昔はしょっちゅうタイヤ交換してたのに、
この20年、とんとごぶさた。
まずクルマの取扱い説明書を取り出して、
ジャッキがどこに入っているのかから、探し始める始末。
タイヤ1本交換するのに、30分もかかってしまいました。
昔は15分でやったものだ。

しかし、まだ新しいタイヤなのに、もったいないことでした。
まあ、いろいろあるわなあ。

よい山旅を!
                  洞吹(どうすい)




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69. Re3:【鈴鹿】リョウシ・コザト(その1)
 2003年10月23日 木曜日 00時47分 山日和

 洞吹さん、どうもです。

>そして、あろうことか、帰り道に左前輪がバーストしてしまい、
>薄暗くなってくる中、20年ぶりのタイヤ交換でした。
>一瞬、あの尾羽梨川林道の悲劇が頭によぎりました。(^^;
>(内輪ネタですみません)

 そんなことがありましたね。(^_-)
あの林道の奥深くでなんと2本同時パンク。登山中止して車の負担を軽減するため2人は歩き、私ひとり乗って歩くスピードで林道入口まで辿り着きましたね。
そこからがまた大仕事。色々あった末、なんとか大阪へ帰れました。
 テントのポールをわすれた時からいやな予感してました。

 自分の車でも御池林道でパンク。スペアに交換して名神を走っていると京都南手前でもう1本バースト。ギブアップでレッカー呼んだ事もありました。
レッカー車に引っ張られてオートバックスへタイヤ交換しに行ったのは私ぐらいじゃないでしょうか。(^_^;)

>しかし、まだ新しいタイヤなのに、もったいないことでした。

 ほんまですね。半年の命でした。
ではお大事に・・・・

             山日和




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71. Re4:【鈴鹿】リョウシ・コザト(その1)
 2003年10月23日 木曜日 20時00分 柳川洞吹

山日和さん こんばんは

> 自分の車でも御池林道でパンク。スペアに交換して名神を走っていると京都南手前でもう1本バースト。ギブアップでレッカー呼んだ事もありました。
>レッカー車に引っ張られてオートバックスへタイヤ交換しに行ったのは私ぐらいじゃないでしょうか。(^_^;)

あれれ、そんなことがあったのですか。
名神でよかったですね。高速でのバーストは怖いけど。
山の中で携帯電話の通じない場所だったら、ゾッとします。

>>しかし、まだ新しいタイヤなのに、もったいないことでした。
> ほんまですね。半年の命でした。

タイヤが、これまた太いやつだもんで、
一式税込み総額2万円でした。ふところが寒い〜。

よい山旅を!
               洞吹(どうすい)




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66. Re2:【鈴鹿】リョウシ・コザト(その1)
 2003年10月22日 水曜日 21時10分 矢問

★ 山日和さん こんにちは(^^)
>(昔一般登山道ばかり歩いていた頃は・・・

また、信じられないお言葉(^^;) 
「昔も一般登山道の無い山に踏みあと作りに歩いていた頃は・・」
と解釈しておこう(^^)

△▲03/10/22(水) 矢問(やとう)▲△




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68. Re3:【鈴鹿】リョウシ・コザト(その1)
 2003年10月23日 木曜日 00時34分 山日和

 矢問さん、どうもです。

>>(昔一般登山道ばかり歩いていた頃は・・・

>また、信じられないお言葉(^^;) 
>「昔も一般登山道の無い山に踏みあと作りに歩いていた頃は・・」
>と解釈しておこう(^^)

 素直じゃないですね〜(^_^;)
私にもそんな純朴な時代があったんです。信じてくださ〜い。

            山日和




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67. Re:【鈴鹿】リョウシ・コザト(その1)
 2003年10月22日 水曜日 21時11分 矢問

★ 柳川洞吹さん こんにちは(^^)
>【鈴鹿】リョウシ・コザト(その1)
これまた変わった名前ですね。妙にひかれる(^^;)

19日に行った芦生の「シンコボ」もなんのことやら(^^;)
山頂には「シンコボ(永谷)」なんて書いてあったけど
これまた意味わかりませんでした(^^;)

△▲03/10/22(水) 矢問(やとう)▲△




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70. Re2:【鈴鹿】リョウシ・コザト(その1)
 2003年10月23日 木曜日 20時00分 柳川洞吹

矢問さん こんばんは

>>【鈴鹿】リョウシ・コザト(その1)
>これまた変わった名前ですね。妙にひかれる(^^;)

意味はわからなくても、なんともいい味わいがありますね。
昔からの地名は、大切にしたいと思います。

>19日に行った芦生の「シンコボ」もなんのことやら(^^;)

それがまた、いいんですよ。
「××の森」や「○○の丘」なんて名前が付いてたら、
さっさとサヨナラしたくなります。

よい山旅を!
               洞吹(どうすい)




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72. Re3:【鈴鹿】リョウシ・コザト(その1)
 2003年10月23日 木曜日 20時36分 矢問

★ 柳川洞吹さん こんばんは(^^)
>「××の森」や「○○の丘」なんて名前が付いてたら、
>さっさとサヨナラしたくなります。
そうですね(^^)
26日はまた芦生の「中ノツボ谷」でも行ってツボがあるのか
見てきます〜
    アルワケナイナァ・・・(^^;)

△▲03/10/23(木) 矢問(やとう)▲△




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75. Re4:【鈴鹿】リョウシ・コザト(その1)
 2003年10月24日 金曜日 00時31分 柳川洞吹

矢問さん

ツボ、初めから無いと決めてかかっちゃダメですよ。
よっく探したら、徳川家の埋蔵金が入った壷が、
見つかるかもしれないんだから。
もし見つけたら、一割はワシのものや。

よい壷探しを!
             洞吹(どうすい)




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73. Re:【鈴鹿】リョウシ・コザト(その1)
 2003年10月23日 木曜日 20時57分 たろぼう

洞吹さん お久しぶりです。
鈴鹿のREPを見て出てきました。
ROMはしていますが例によりコメント書きにくいので
HPから書いています。
あの展望台はいいでしょう。
林道が無いともっといいのですが。

              たろぼう




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74. Re2:【鈴鹿】リョウシ・コザト(その1)
 2003年10月24日 金曜日 00時30分 柳川洞吹

たろぼうさん こんばんは

お久し振りです。
ひょっとして、Web化されてから、
初めての登場ではありませんか。

ようやく涼しくなってきて、
鈴鹿通いのシーズンがやってきました。

>あの展望台はいいでしょう。

ほんとにいいところでした。
すっかり気に入ってしまって、
2時間も腰を落ち着けてしまいましたよ。
あそこだけでも行く値打ちはありますね。

よい山旅を!
             洞吹(どうすい)

2006/03/18(Sat) 08:54:49  [No.1974]


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