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【台高】犁谷周回尾根 (画像サイズ: 480×640 80kB)

 白倉山(1236m)−台形の1240峰(八景山)−尖った古ヶ丸山(1211m)。この深く切れ込んだキレットを持つ異形の稜線は、どかからみても目立ち、あの稜線を歩いてみたいと思わせる。
 実はこの3つの山のピークはすでに踏んでいるのだが、1240峰と古ヶ丸山の間の稜線が未踏。この異形の稜線を見るたびに奥歯にモノが挟がってるような感じを覚えた。

 でっ、爪楊枝ついでに犁谷の北尾根を辿ってみようと思った。
登山道のある南尾根は、鉈山(865.1m)までの急登がつらい。それに比べ北尾根は多少アップダウンはあるが、徐々に標高を上げていて登りには楽そうである。
ただ地形図上の、尾根取り付きの岩崖・露岩、707p手前の岩崖周辺が、実際にどうなってるかが問題だ。

【日時・天候】03/11 2006・晴天
【山域・山名】台高東部・1240峰(八景山)、古ヶ丸山
【 コース 】犁谷北尾根南尾根周回
       9:25 からすき谷公園(番屋)−北尾根取付−544p−707p−1064p−13:101240p(八景山)−14:00〜14:45 古ヶ丸山−奥芋口(1056m)−清治山(970m)−鉈山(865.1m)−16:30 からすき谷公園

 相変わらず朝は遅く、準備して出発は何時だと時計を見ると9時25分。
深かった朝靄が晴れつつあり天気は上々!
尾根末端は地形図通り岩崖、岩崖の切れた急斜面を登っていき岩崖上に出る。次の露岩帯もあっけなくクリアし380mのダイラ。カシやシイなどの林で薄暗い。この辺りの尾根は、熊野灘沿岸の山で遭うウバメガシからブナまで見られて興味深い。
但し、朝イチの急登が応えたのか体調は今ひとつ、707p手前の岩崖で敗退願望も芽生えたり・・・(^^;
 尾根筋には2種類のマーキングテープがいつの間にか出てきた。この尾根に登るヒトもやっぱりいるのだ。まだ標高500m台というのに早くもコウヤマキが尾根上に出てきていやぁな予感。この木が出てくると酷いヤセ尾根・岩尾根を予感させる。
しかし問題のないヤセ尾根が続く、滝音も響くがレンガ滝かそれとも大熊谷の支流にかかる滝だろうか。
やっと707p手前の岩崖マーク付近。尾根上に大きな岩が見えてきた。どこを巻こうと考える前にロープが目に飛び込んできた、木で橋も渡してある。ちょっと拍子抜け。
右から抜けて岩にのるが、岩を掴んだ木の根とコケでフワフワ。踏み抜きはしないかと少し気持ち悪い。
 ここから岩尾根が続くので左側に回りこみ巻くことにする。テープはすでにこの辺りで無くなる。この岩に登る為のマーキングテープだったのだろうか?
前述の707pは巻いてしまったようだ。鞍部から見上げる露岩混じりの急登にげっそり・・・、ノロノロと足を踏み出し、時に手を出して登っていく(^^;
 標高760m付近には、岩がゴロゴロした中、ツガ、トガサワラの疎林が広があり、900m付近で大熊谷側の視界が一挙に広がる。大熊谷側の山腹に伐採後の自然林の若木が生えている為だ。
大熊谷の源流付近、大熊谷ノ頭から迷岳の大きな山塊を眼前に見渡すことができ、大熊谷左岸の三滝谷にかかる大瀑布、右岸の谷から本谷に直接落ち込む滝も白く輝いて見える。
この辺りから落葉樹が多くなり始め尾根心も太くなり始める。

 1064p、マーキングテープが現れる。このテープは縦走路の方から、1064pの北の小尾根に下りていっているようだ。大熊谷の左股の谷を遡行した場合の復路に使っているのだろうか。
登っていくと右手、緩やかな曲線を描いた谷の源流部の残雪。左手側の古ヶ丸北峰方面もなだらかな斜面が広がっている。ちょっと彷徨い歩きたい雰囲気だ・・・、この岩峰の山域の中にこんな優しい空間を秘めててたことに驚いた。

 最後の岩稜の急登、縦走路に飛び出したら1240峰山頂はすぐだ。
山頂は木々に囲まれ眺望はない。冬越しのヒオドシチョウが数匹舞い、縄張りを張ったり、恋に忙しそうだ。
 この山は白倉山より標高は高いが名前は聞かない。ただ、山頂には「八景山」のプレートがかかっている。以前どこかで古ヶ丸山を別名「芋山」というの読んだ記憶がある。山水画に出てくる芋(サツマイモを縦にした図か?)のような山に古ヶ丸山のシルエットが似ているからだそうだ。
古ヶ丸山を山水画からとった「芋山」であるなら、この1240峰を「八景山」というのも頷けると思うのはわたしだけだろうか?

 すでに13時を回っている。ランチは古ヶ丸山でと大休止して出発。
しかし、古ヶ丸北峰の展望の素晴らしさに、またここでも大休止。迷岳の山塊、檜塚、野江俣から白倉、大杉国見、ウグイ、大台ケ原。残念ながら大峰は霞んでいる。
 古ヶ丸山頂、ここは展望のために西側の木が伐られてしまっている狭い山頂だ。古ヶ丸山に登ったなら、是非北峰まで足を運んで展望とランチされるのがオススメだろう。
 ゆっくりランチを摂り・・・といってもわたしの場合1時間内外・・・、鉈山までのブナ・ミズナラ・ツガ・トガサワラなどの大木のゆったりとした稜線を歩む。途中少し岩場もあるが気持ちのいい稜線だ。古ヶ丸山の良さは、真っ先にこの稜線、そして展望だろうなと思う。

 鉈山からの急坂の植林も間伐され明るくなった。犁谷の対面の往路の尾根線や迷岳を見ながら下っていく。その上、こんなに鉈山からの下の工程が長かったろうかと思いつつ・・・。やっと!からすき谷公園の看板裏。
マムシ注意の看板のある!トイレと何故か脱衣室のある小屋で帰り支度。きょうも気持ちよく山を歩けたと感謝し帰るのであった(^^)

 画像は1240峰側からみた古ヶ丸山。

2006/03/26(Sun) 00:06:56  [No.2154]


zippさん、こんばんは。やっとアップしてくれましたね。(^_^)
このコースは実に面白そうですねー。
白倉山は2回(絵馬小屋谷からと、大熊谷の頭から)、古ヶ丸は1回だけ行ってますが、
白倉〜古ヶ丸のどこから見てもそれと分かる稜線は気になりながらも未踏です。
大熊三山周回もぜひやってみたいと思いますが、八知山林道に配車しないとあまり
にも長いですよね。
雪シーズンの今は北の方にしか目が向きませんが、新緑の頃に訪れてみようっと。

                      山日和

2006/03/26(Sun) 20:57:39  [No.2157]


Re: 【台高】犁谷周回尾根 (画像サイズ: 480×640 81kB)

 > zippさん、こんばんは。やっとアップしてくれましたね。(^_^)
どもです、山行の2週間後になっちゃいましたね(汗)
 25日は、2番煎じでシャッポ山尾根から奥の迷峰・笹ヶ峰、そこから赤グラ滝の上流
に降りました。
またレポ、アップしますが気長に待ったってくらさい(^^;

 > 大熊三山周回もぜひやってみたいと思いますが、八知山林道に配車しないとあまり
> にも長いですよね。
林道はきっとまだ通行不能でしょうね。迷岳を介さない、迷い池のピーク〜古ヶ丸なら大熊谷から登れそうな感じです。

2006/03/27(Mon) 23:42:11  [No.2168]


  Re: 【台高】犁谷周回尾根 投稿者:とっちゃん(こと)

ZIPさん、こんばんわ〜。

>  白倉山(1236m)−台形の1240峰(八景山)−尖った古ヶ丸山(1211m)。この深く切れ込んだキレットを持つ異形の稜線は、どかからみても目立ち、あの稜線を歩いてみたいと思わせる。

白倉山に行った時、その方向を見てましたが、ほんまそんな感じがしました。

大熊三山周回も、知人から教えていただいているのですが、まだ周遊できてません。

これから、山笑ういい季節になりますね。

台高周辺のレポ、楽しみにしています。

2006/03/27(Mon) 22:59:15  [No.2163]


 とっちゃん、こんばんわ。

> 白倉山に行った時、その方向を見てましたが、ほんまそんな感じがしました。
>
> 大熊三山周回も、知人から教えていただいているのですが、まだ周遊できてません。
>
> これから、山笑ういい季節になりますね。
>
> 台高周辺のレポ、楽しみにしています。

 大熊三山周回は、やっぱ一日で回るのはちょっともったいないかな?
最近、立ち止まって、ぼ〜っとしている時間がやたら多いです(^^)。
 「山笑う」季節。もう随分梢の芽が膨らんで来ていますね。
日曜日、東紀州の山では、オンツツジ(?)がすでに咲いておりました!もう初夏だと思ったのでした。

2006/03/27(Mon) 23:49:37  [No.2169]


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