一括表示

  奥吉野探訪 投稿者: 緑水

川上村が編集した小冊子、「川上探訪〜樹と水の散歩道〜」
30コースもあらかた歩いた、あと残るは白髭岳は川上村の真ん中に有る。
想いを纏めようと出かけた。

【日  】2005.5.19〜20.(木・金)
【行き先】峰山・白髭岳  
【天 気】晴れ


   19日 晴れ

 お天気も良くなりそうだ、白髭岳へは行きがけの駄賃に峰山へ登ってみよう。大天狗、小天狗の岩場マークも有り面白いかな?です。
順調に流れて吉野川に架かる鍬の瀬橋を渡り中奥川に入る。直ぐに瀬戸団地の集落が有り、団地らしく無いのに団地とは変だなあ想いながら奥へ走る。
後で判ったのだけれど、谷奥の瀬戸集落引っ越しの地なんだ。瀬戸越は蓮につながっていた、昔は往来も有った事だろう。

中奥へ急な林道を上がれば、パッと視界が広がる明るい台地上の集落なのだ。公民館の広場に車を止めた。二宮金次郎さんが居た。
明るい日差し山の中腹は爽やかな風が流れてる、おばさんが立ち話をしてるのに聞く。「兄ちゃん何しに登のかね、何が有るんだろう時々に登りに来る人が居るが」と。兄ちゃんとは嬉しいなあ、お姉さんとお返しした。
山服に替えマアあの辺だろうで行く、鯉のぼりがみどり空気に泳いでる。ゆったりとした時間が流れるお昼前だ。眼の前の険しい山は白髭岳なのだろう。
山道へは人家の屋敷中に入って行くが畑のシシ囲いで行けない。ジ様に聞けば鹿防止の為に道は無いよ、扉を開けて行かなくては、と。
植林の中をこの方向に行けば道に出て、三角点につながると教えて貰う。

水道施設の下を行けば立派な道に出た、テレビアンテナ塔への道なのだ。テープも有り登られているみたい。
乗り越しから山頂へ向けて只ひたすらに植林の中を登る。登りが切れて馬の背のような山頂にはアンテナ塔が建っていた。
北側は素晴らしいブナの樹林が落ち込んでいる、先はショウブツ山へのつながり尾根だ。
焼きそば泡ランチ、済ませて散策は石楠花が満開のフワフワ道。小天狗まで降りてみよう、テープが有る歩く人もいるようだ。
切れ落ちた岩壁に緑の海が深さを隠してる、静か風が凪がれるだけなのだ。
戻って集落にはいれば、おばちゃま達はまだお喋りしてる。「もう戻ってきたの」ジ様は「達者じゃのう長靴で歩きにくいだろうに」と。ヒル出るかなって聞けば、ドンと出るよとのことでした。
大塔さんに行ってみようと出る、瀬戸は廃村か下道を行き対岸の深い森を仰ぎながら谷が詰まった様な大岩壁が大塔さんだった。
トンネルを潜ってから帰る、大塔神社にお詣りして行こう。

標示は無い、たぶん此処だろうを上がると御神域だ、お供えが有り訪れる人もいるのだ。それにしても朽ちさせるのは勿体ないです。
地形図と山稜を見ながらまた来るかも知れない、深い森は高塚、登尾が気になるのでした。
戻って、入之波大橋袂が今日のねぐらです。

  20日 晴れ

 地図を見てたら入之波から好い尾根が白髭岳に延びている、この尾根にはソマ道が有ることだろう。
柏木から神ノ谷登り口に車を止める。東谷に林道が入ってる、昔は人が住んでたのだろう、石垣がつながり水道設備もあるのだ。
植林の中の道、よく手入れされた林はさすが吉野杉、巨木の森は気持ちが好いですね。
尾根に上がる、寒いほどの風を受けながら行くと、三角山陵が浮き上がってくる。好いじゃない白髭岳は緑とピンクの混ざる自然のまんまの山なんだ。
小白髭岳は北側が伐採されて展望が広がる。昨日訪れた中奥の集落が森の中にポコリって感じで眼下に有る、そして峰山だ。一つ判れば芋蔓で台高の主脈が判るのだ。

白髭本邦への痩尾根、両岸は切り立っているが花の道だ、赤ヤシオに山ツツジ石楠花と飾ってる。
大峰側の展望も欲しいままに開ける、三峰の大普賢岳が一番に眼に付く。連綿と波打つ大峰の山稜、大方に歩いたなあの感が見飽きさせないのだ。でも通して歩いて無い、いつかは汗したいものだ。
岩峰を越えると日当たりの良いコバのような所、最後の登りはヤシオの花模様の道で山頂でした。
見晴らしは良いが風が寒いです、先のコバまで戻り昼とした。いつもの焼きそば泡ランチです。

対岸の大峰山腹にはポコポコと集落がある。上谷や大迫だろう熊野古道がまだ有ることだろう、また昔の集落を訊ねようです。
帰りはポチポチとユラユラとおりました。

                緑水。

2005/05/27(Fri) 18:15:39  [No.245]


掲示板に戻る