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【奥美濃】憧憬の笠羽湿原から銚子ヶ峰 (画像サイズ: 1000×750 174kB)

 1枚の写真がずっと頭から離れなかった。4年前に白川郷で買った「飛騨・美濃 白
山」という写真集。この本の中にあった水芭蕉が群生する笠羽湿原の写真。ここへ行っ
てみたい。
 石徹白川源頭部にあたるここは残雪期のフィールドとしてしか頭になかったが、こん
な桃源郷が雪の下に眠っているのか。銚子ヶ峰から三ノ峰への白山南縦走路(美濃禅定
道)以外に登山道のないこの山域で、雪のない景色を見るためには奥美濃名物の激ヤブを
漕ぐか沢を詰めるしかない。沢とても源頭部ではヤブこぎ必至である。加えて残雪の状
態と水芭蕉の開花具合がマッチしなければ見ることは叶わない。異常に多雪だった今年
はどうだろうか。

【日 時】2006年6月10日(土)
【山 域】奥美濃 石徹白周辺
【天 候】晴れ時々曇り
【コース】大杉登山口7:21---7:58願教寺谷出合8:11---10:30笠羽谷渡渉点---11:38
     P1582そばの池11:55---12:05笠羽湿原周辺14:07---14:50貫節桧木15:00---
     15:20白山南縦走路---15:55銚子ヶ峰16:07---16:36神鳩ノ宮避難小屋16:48--
     -17:54登山口

 大杉登山口。白山へと向かう南縦走路、美濃禅定道の入口である。
連休に来た時には少し手前で除雪ストップ、このあたりも一面の雪だったが今はかけら
も残っていない。雪のない林道を歩くのは初めてでカンが狂う。
ヘアピンを曲がって少し進んだところで林道は崩れて車両通行不能となっていた。
いつも恐怖の滑り台状態となる大滝付近の道も鼻歌気分で歩ける。林道はその役目を終
えたようで補修されることもなく荒廃していくのみである。

 願教寺山への入口となる願教寺谷と笠羽谷の出合にかかる橋で小休止。いい天気だ。
いつもならこの橋を渡って流れを飛び越え、願教寺目指して雪原を行くのだが、今日は
橋を渡らず笠羽谷沿いの林道跡を直進する。今日の目的はピークにはないのだ。
 ここからの林道は一層荒廃の度合いを増し、まさに林道「跡」である。地形図ではすで
に点線となっている。
 至る所が崩れ、倒木やブッシュが覆いかぶさる荒れ果てた林道だが、釣り師のものか
薄いながらも踏み跡が付けられておりなんとか歩くことができる。足元にはサンカヨウ
やスミレ系のかわいい花が辛い林道歩きを慰めてくれる。
 左岸からの支流に入って回り込むように付けられた道は笠羽谷の流れに近付くことな
く高度を上げていく。振り返れば対岸の薙刀、日岸あたりの稜線が見慣れない緑色の姿
を見せていた。

 地図上の破線が笠羽谷を渡る地点に来た。1582m標高点の南側である。ここからどうす
るか。もちろんヤブは覚悟の上だが、歩けない場合も考えて渓流シューズもザックに入
っている。
流れを渡り少し進んだところで右斜面に雪が出てきた。これを利用して尾根に乗るとし
よう。軽登山靴はキックステップも利きにくく、油断するとズルズルと後退してしま
う。軽アイゼンを持ってくるつもりが忘れてしまった。
 尾根に乗ったのはいいが、どこにも踏み跡はない。目の前にはいかにも奥美濃らしい
ササのヤブが壁となって立ちはだかる。
ええい、行くしかあるまい。頭から突入である。
 背丈を越すササは逆目となって前進を拒む。両手をこじ入れ、両足で押さえつけなが
らのまさに匍匐前進。流れ落ちる汗、腕をたたくササ。(私はヤブこぎと言えどいつも半袖なのだ。)
まるで行のような時間が過ぎる。大きい木の下では少しはましになるので、木の立って
いる方へ寄りながら進んだ。
 
 やっと頭上に空が広がった。1582m標高点のある台地の一角。ここには池の記号があ
る。池はどこだ。一面雪に覆われた小広い台地の端に水が溜まっている。ミズバショウ
が数株。ここが笠羽湿原だろうか。しかしここからは願教寺山が見えない。ここではな
いようだ。
 今度は池の北にある草地記号の場所を目指す。ヤブを漕ぎ、雪をつないで飛び出した
ところは雪原の向こうに願教寺山の雄姿があった。ここか。
雪面はやや傾斜があるものの、雪の末端には清冽な小川が流れている。今年はまだ早か
ったのか。
納得して願教寺山を正面にランチタイムとする。少々残念ではあるが場所を確認できた
ことに満足。今日は冷凍して冷え過ぎるくらい冷えたビールが美味い。

 さて、ここからは県境稜線を白山南縦走路へ向かうのだが、当然のこと道はない。
どの程度のヤブだろう。県境へ向かって雪を選んで進むと目の前に現われたのは・・・
それは写真の通りの構図。願教寺山を背景にした湿原の広がりがそこにあった。
「ここだったのか」
 池塘の面積は写真よりかなり小さいし、ミズバショウの数も比べ物にならないが、ま
ぎれもなくここが笠羽湿原だ。うれしい。願いが叶うとはこのことだろう。
時期的には早かったのか、まだ芽吹きの状態のミズバショウがたくさんあった。
(今日になって白山の写真家、木村芳文氏に写真についての質問メールを送ったところ、
2002年前後に異変が起こり、湿原はかなり壊滅的な打撃を受けたらしい。)

 満たされた心で縦走路へ向かう。幸いなことに尾根芯には結構雪が残っていて楽に進
むことができた。そしてまた笹ヤブだが大したことはない。
 縦走路直下の台地に出るとまた広大な雪原が広がり、台地の末端のササの中に緑のか
たまりが見えた。走るように近付いてみる。
やっぱり貫節桧木(つなぎふしのひのき)だった。去年初めて発見した複雑に横に伸びて
絡まりあうような不思議なヒノキ。先月は雪の下に隠れて見つけることができなかっ
た。これまた感無量である。

 ギリギリまで雪の斜面を利用して最後の登り。雪も切れてヤブに突入であるが、今度
はササだけではなく潅木が絡み出してなかなか手強い。それでも高度差はわずか。
ほどなく縦走路に飛び出すと別山の雄姿が目に飛び込んできた。
稜線上は高速道路のような登山道が100%露出している。

 ここから銚子ヶ峰まではごくわずかなのだが、先月の倍ほどの時間がかかってしまっ
た。
それというのもこの稜線上は花の宝庫。いちいち写真を撮っていると前に進まないの
だ。
私の乏しい花の知識でも、ムラサキヤシオ、ツバメオモト、ミヤマキンポウゲ、イワカ
ガミ、etc. 花好きにはたまらないだろう。

 もうこの時間となっては誰もいるはずのない山頂で最後の展望を楽しむ。ほぼ無雪期
の石徹白の山もいいものだ。これは道があるから言えるのかもしれないが。
 先月は90%雪の上を走るように下りた禅定道も今日は100%土の上。普通に歩かなくては
いけない。樹林の中の登山道は先月と同じ道とはとても思えなかった。
 樹齢1800年の石徹白大杉に「また来たよ」とあいさつして、今回の夢を探る山旅は終
わった。

                  山日和

2006/06/11(Sun) 21:45:09  [No.2808]


山日和さん こんばんは

>  1枚の写真がずっと頭から離れなかった。4年前に白川郷で買った「飛騨・美濃 白
> 山」という写真集。この本の中にあった水芭蕉が群生する笠羽湿原の写真。ここへ行

ありますね、こういう事、しかし、ほんまに足を踏み入れたんですね

> )以外に登山道のないこの山域で、雪のない景色を見るためには奥美濃名物の激ヤブを
> 漕ぐか沢を詰めるしかない。沢とても源頭部ではヤブこぎ必至である。

そうですわなぁ よくは判りませんが、ヤブ必至、
まぁヤブコギネットですが、かなり厳しそう、気合い十分ですね

>  願教寺山への入口となる願教寺谷と笠羽谷の出合にかかる橋で小休止。いい天気。
> いつもならこの橋を渡って流れを飛び越え、願教寺目指して雪原を行くのだが、

一辺谷沿いに歩いてみたいですね、しかし、この前見たらすごい水量!!

> ササのヤブが壁となって立ちはだかる。
> ええい、行くしかあるまい。頭から突入である。
>  背丈を越すササは逆目となって前進を拒む。両手をこじ入れ、両足で押さえつけな

逆目の笹、腕でこじ開け、踏んで1歩進むも、笹のレールで3歩後退
息上がりますなぁ

> それは写真の通りの構図。願教寺山を背景にした湿原の広がりがそこにあった。
> 「ここだったのか」
>  池塘の面積は写真よりかなり小さいし、ミズバショウの数も比べ物にならないが、

奮闘の結果、念願叶いましたか

> 白山の写真家、木村芳文氏に写真についての質問メール

この木村氏、職場の人が大学ワンゲルの同級生でHP見てました。

かの檜を見て銚子が峰へでられましたか!!
気合い十分のバリ、ヤブ山行、ワクワクで拝見しました。

また よろしくです。   SHIGEKI

2006/06/11(Sun) 22:18:39  [No.2812]


Re: 【奥美濃】憧憬の笠羽湿原から銚子ヶ峰 (画像サイズ: 800×644 467kB)

SHIGEKIさん、どうもです。

> ありますね、こういう事、しかし、ほんまに足を踏み入れたんですね

矢も盾もたまらなくなりました・・・(^^ゞ

> そうですわなぁ よくは判りませんが、ヤブ必至、
> まぁヤブコギネットですが、かなり厳しそう、気合い十分ですね

気合は入っとりました。

> 一辺谷沿いに歩いてみたいですね、しかし、この前見たらすごい水量!!

この時期は雪融けの流れがすごいですからね。沢から行くならもう少しあとでしょう。
でも詰めてからが問題ですね。

> 逆目の笹、腕でこじ開け、踏んで1歩進むも、笹のレールで3歩後退
> 息上がりますなぁ

腕がだるくなりました。ダンベルで鍛えなくては。(^_^;)

> 奮闘の結果、念願叶いましたか

物足りなさはありましたが、目的は達成しました。

> この木村氏、職場の人が大学ワンゲルの同級生でHP見てました。

へぇー、意外なところでつながってるもんですねー。(@_@;)
ヤブオフ、沢オフ、なんでもありでやりましょか。(^_^)

                山日和

2006/06/12(Mon) 21:18:22  [No.2821]


山日和さん 地形図トラックありがとうございます。
いやぁ〜 じっくり眺めました。
直ぐにでもそのまま後追いしたいですねぇ
湿原、水芭蕉しかも、誰もいない・・・
しかし、こちらの実力では、ちと、いやかなり無謀ですね
これからは益々ヤブでしょうねぇ
また、チャンスを狙います。
 SHIGEKI

2006/06/13(Tue) 22:32:14  [No.2844]


SHIGEKIさん、どうもです。

> 湿原、水芭蕉しかも、誰もいない・・・

期待した景色とは少し違いましたが十分でした。残雪期は結構人に会いますが、この時
期にはまず会う恐れはないでしょう。

> しかし、こちらの実力では、ちと、いやかなり無謀ですね

いやいや、ヤブを厭わなければ難しいルートではありません。

> これからは益々ヤブでしょうねぇ
> また、チャンスを狙います。

その節は声かけてください。バリ西イン笠場湿原なんてのもいいかも・・・(^_^)

               山日和

2006/06/13(Tue) 23:36:01  [No.2849]


山日和さん、こんばんは。

>  1枚の写真がずっと頭から離れなかった。4年前に白川郷で買った「飛騨・美濃 白
> 山」という写真集。この本の中にあった水芭蕉が群生する笠羽湿原の写真。ここへ行っ
> てみたい。

一枚の写真に惹かれてそこへ行くっていうのがいいですね。なんかロマンを感じます。

石徹白周辺はまだまだデビューしたてでこれから登山道を中心にその魅力を少しずつ味わっていこうと思います。まずは無雪期からと思っています。それから積雪期。その時はきっとスキーですけど。そして何時かは山日和さんの見た湿原にも(無理かな…)

これからも石徹白周辺の魅力を教えてください。そしてそれ以外の山の魅力も。よろしくお願いします。

                  Tsutomu

2006/06/12(Mon) 21:46:26  [No.2824]


Re: 【奥美濃】憧憬の笠羽湿原から銚子ヶ峰 (画像サイズ: 600×800 178kB)

Tsutomuさん、どうもです。

> 一枚の写真に惹かれてそこへ行くっていうのがいいですね。なんかロマンを感じます。

1枚の写真や地形図を見ている内に見つけた面白い地形に惹かれて行きたくなることが
あります。ここは色々と調べましたが全然資料がなかったんですよ。
ただ、銚子ヶ峰の少し先には「うえ田と笠羽湿原、つなぎぶしの桧下り口」という古い
標識があったのを見ると、昔はちゃんと登山道があったようです。

> 石徹白周辺はまだまだデビューしたてでこれから登山道を中心にその魅力を少しずつ
味わっていこうと思います。まずは無雪期からと思っています。それから積雪期。その
時はきっとスキーですけど。そして何時かは山日和さんの見た湿原にも(無理かな…)

登山道は銚子ヶ峰しかないので雪の時期がメインの山域でしょう。無雪期はよほどの
物好きしか行かないですね。(^^ゞ

> これからも石徹白周辺の魅力を教えてください。そしてそれ以外の山の魅力も。よろ
しくお願いします。

こちらこそよろしくです。(^_^)

                 山日和

2006/06/12(Mon) 22:59:57  [No.2831]


  Re: 【奥美濃】憧憬の笠羽湿原から銚子ヶ峰 投稿者:とっちゃん(こと)

山さん、こんばんは〜。

>  1枚の写真がずっと頭から離れなかった。4年前に白川郷で買った「飛騨・美濃 白
> 山」という写真集。この本の中にあった水芭蕉が群生する笠羽湿原の写真。ここへ行っ
> てみたい。

こんなロマンは大好き。アルプスなんかも、たいがい一枚の写真に惹かれて歩きたいと思って歩いてきたけど、人気の少ないこんな場所は、それ以上のロマンがあるね。

>  石徹白川源頭部にあたるここは残雪期のフィールドとしてしか頭になかったが、こん
> な桃源郷が雪の下に眠っているのか。

山さんは、この山域には雪の時しか行かないと思っていたので意外でした。

> 登山道のないこの山域で、雪のない景色を見るためには奥美濃名物の激ヤブを
> 漕ぐか沢を詰めるしかない。沢とても源頭部ではヤブこぎ必至である。

ヤブコギレポににぴったりの山行きやったね〜。しかし、奥美濃のヤブは頑固やね〜。ヤブに酔って気分高揚?には至らなかったかしら。


山の奥深く静かな湿原、そして人知れず咲くミズバショウ。残雪と残雪の模様の山々、願教寺、三の峰、稜線から見える別山、なにもかもいい感じやね。

こうしてその場所が探し当てることは、喜びを倍にするね〜。そして念願の風景に会えてほんとによかったね。

湿原のミズバショウがほとんど消えたのは、どんな異変があったんやろう。その年にいったい何が起きたのかしら?

湿原はやがては消えていく運命にあるのかもしれないけど、なんとか、この湿原が元のように素晴らしい湿原にもどることを願います。

湿原の青空が写り、ミズバショウが群れ咲くそんな風景を何年か先に再び見られたらしあわせやね。

2006/06/12(Mon) 22:55:28  [No.2829]


Re: 【奥美濃】憧憬の笠羽湿原から銚子ヶ峰 (画像サイズ: 707×529 85kB)

とっちゃん、どうもです。

> こんなロマンは大好き。アルプスなんかも、たいがい一枚の写真に惹かれて歩きたいと思って歩いてきたけど、人気の少ないこんな場所は、それ以上のロマンがあるね。

まさにロマンやねー。(^_^)このロマンは少々体が痛かったけどね。(^^ゞ

> 山さんは、この山域には雪の時しか行かないと思っていたので意外でした。

自分でも意外でした・・・(^_-)

> 湿原のミズバショウがほとんど消えたのは、どんな異変があったんやろう。その年にいったい何が起きたのかしら?

写真家の木村芳文さんにメールで質問したら以下のようなことでした。
ただ残念なことに、あの湿原ではかつての様子は、もう見ることができません。

「詳しくお話ししますと、2000年には湿原は健在でした。
その後2003年6月7日に再び訪れたときに異常が起こってました。
湿原全体のミズバショウが掘り起こされて壊滅状態でした。(添付ファイル参照)
主だった地とうの部分はもちろん、藪の中のミズバショウも徹底的に掘り返され
ていました。地とうの土手も決壊して、水が溜まらずに流れ出すような状態でした。
後に識者に尋ねたところ、イノシシか熊の仕業の可能性が高いと聞きました。」

> 湿原はやがては消えていく運命にあるのかもしれないけど、なんとか、この湿原が元のように素晴らしい湿原にもどることを願います。
> 湿原の青空が写り、ミズバショウが群れ咲くそんな風景を何年か先に再び見られたらしあわせやね。

そんな風景を夢見て行きましたが、これも自然の摂理なのか。人間の仕業でないことだ
けが救いですね。でも十分満足しましたよ。(^_^)

                山日和

2006/06/13(Tue) 00:07:30  [No.2832]


Re: 【奥美濃】憧憬の笠羽湿原から銚子ヶ峰 (画像サイズ: 800×600 47kB)

> 「詳しくお話ししますと、2000年には湿原は健在でした。
> その後2003年6月7日に再び訪れたときに異常が起こってました。
> 湿原全体のミズバショウが掘り起こされて壊滅状態でした。(添付ファイル参照)
> 主だった地とうの部分はもちろん、藪の中のミズバショウも徹底的に掘り返され
> ていました。地とうの土手も決壊して、水が溜まらずに流れ出すような状態でした。
> 後に識者に尋ねたところ、イノシシか熊の仕業の可能性が高いと聞きました。」
>
> > 湿原はやがては消えていく運命にあるのかもしれないけど、なんとか、この湿原が元のように素晴らしい湿原にもどることを願います。
> > 湿原の青空が写り、ミズバショウが群れ咲くそんな風景を何年か先に再び見られたらしあわせやね。

山日和さん、こんばんは。
笠羽湿原の話はちょっとショックでした。
僕も以前水芭蕉の話は聞いたことがあったので、いつか稜線からでも下りてみようと思っていました。
そんなことになっていたのですね。
今日は急に仕事が休みになったので、天気予報を信じて北へ。
銚子ヶ峰に行ってきました。
朝9時に着いていたんじゃ湿原に下りるのは無理ですが、稜線から眺めてみたかったのです。
それともちろん花もそろそろね。
以前二ノ峰谷から二ノ峰は上がっているので、せめて二ノ峰までと思っていましたが、
花が多すぎて撮影ばかりでなかなか進まず、無理でした。
せめて別山の絵を撮ろうと、こちらも気にしていたのですが、
結局、一ノ峰で雲に隠れて真っ白けになってしまって諦めUターン。
銚子ヶ峰を下るころにまた顔を出しているんだから、これはいじめですね(笑)
今日は絶対稜線にひとりだったと思います。
避難小屋で大の字になってのびをして・・・。
涼しくて、花も多くていい1日でした。

2006/06/23(Fri) 23:58:33  [No.3010]


mayonekoさん、どうもです。

> 笠羽湿原の話はちょっとショックでした。

私もこの返事をもらった時はショックを受けました。
でも原因が人為的なものでなければあきらめもつきます。自然の摂理であれば・・・

> 花が多すぎて撮影ばかりでなかなか進まず、無理でした。

それはわかります。(^_^)

> 結局、一ノ峰で雲に隠れて真っ白けになってしまって諦めUターン。
> 銚子ヶ峰を下るころにまた顔を出しているんだから、これはいじめですね(笑)

残念でしたね。
これもまた山の「マーフィの法則」ですね。(^^ゞ

               山日和

2006/06/25(Sun) 09:42:32  [No.3015]


山日和さん こんばんは

>  1枚の写真がずっと頭から離れなかった。4年前に白川郷で買った「飛騨・美濃 白
> 山」という写真集。この本の中にあった水芭蕉が群生する笠羽湿原の写真。ここへ行っ
> てみたい。

「飛騨・美濃 白山」
私が八ヶ岳の阿弥陀南稜から御小屋尾根を歩いていたとき、
「こんな本を見つけたけど、いるなら買っとこうか?」と、
白川郷からわざわざ携帯に電話してくれましたね。
よく覚えていますよ。
ありがとう。

あらためて、その写真集を見ています。
白山南縦走路をはじめ、願教寺山、野伏ヶ岳に代表される石徹白をめぐる山々。
残雪の山に幾度もテントを持ち上げ、人の気配の薄い雪稜を嬉々として歩きまわったこの山域は、
山日和さんと同じように、私もそれなりに思い入れのある山域。
いつもは残雪の山歩きですが、いつかはその雪の下にある笠羽湿原を訪ねてみたい、
その思いはずっとありました。
今回、この山行へのお誘いを受けたとき、運悪く所用がなければ、どんなに行きたかったことか。
でも、発案者の都合は何事にも最優先されるべきです。
これは、お互い様ですから。

残念にも湿原は以前の佇まいを保持していなかったようですが、それでも、笠羽湿原に立てた……
それだけでも、充分のうえにお釣りがくるぐらい充実した山行だっただろうと思います。
おめでとう、というのもなんか変だけど、あこがれの地に立てた……
やっぱり、めでたいんやな、これは。
今回のチャンスは逃しましたが、いつかワシも笠羽湿原に立とう……そう思っています。

よい山旅を!
                               洞吹(どうすい)

2006/06/13(Tue) 22:09:50  [No.2840]


Re: 【奥美濃】憧憬の笠羽湿原から銚子ヶ峰 (画像サイズ: 800×600 197kB)

洞吹さん、どうもです。

> 私が八ヶ岳の阿弥陀南稜から御小屋尾根を歩いていたとき、
> 「こんな本を見つけたけど、いるなら買っとこうか?」と、
> 白川郷からわざわざ携帯に電話してくれましたね。
> よく覚えていますよ。
> ありがとう。

そうでしたね。思い出します。大野の古本市で「霧の谷2」を買ったときもそうでした。

> 白山南縦走路をはじめ、願教寺山、野伏ヶ岳に代表される石徹白をめぐる山々。
> 残雪の山に幾度もテントを持ち上げ、人の気配の薄い雪稜を嬉々として歩きまわった
この山域は、山日和さんと同じように、私もそれなりに思い入れのある山域。

そうですね。毎年のように大杉から、上小池から上がってましたね。

> いつもは残雪の山歩きですが、いつかはその雪の下にある笠羽湿原を訪ねてみたい、
> その思いはずっとありました。
> 今回、この山行へのお誘いを受けたとき、運悪く所用がなければ、どんなに行きたかったことか。
> でも、発案者の都合は何事にも最優先されるべきです。
> これは、お互い様ですから。

思い立ったが吉日。水芭蕉のタイミングはどうかわからないが、来週天気のいい保証は
ない。がまんできずに行ってしまいました。ゴメンナサイ。m(__)m

> おめでとう、というのもなんか変だけど、あこがれの地に立てた……
> やっぱり、めでたいんやな、これは。

ありがとうございます。自分のスタイルで登ること、これをなにより大事にしていま
す。そして今回の山はまさに自分のスタイル。雪の時と違って不自由なラインしか引け
ませんが、それだけにルートは吟味しました。

> 今回のチャンスは逃しましたが、いつかワシも笠羽湿原に立とう……そう思っています。

ぜひ!! 次は逆に誘って下さいね。

                   山日和

2006/06/13(Tue) 23:25:02  [No.2847]


山日和さん、こんばんは。
知らない山域の膨大なレポを読んでいるうちに「おねむの時間」になってしまい、
なかなかレスが出来ません。

> 大杉登山口7:21---15:55銚子ヶ峰16:07---17:54登山口

時間的には、私も近いですが、難易度と標高差が桁違いです。

> 目の前にはいかにも奥美濃らしいササのヤブが壁となって立ちはだかる。
> ええい、行くしかあるまい。頭から突入である。
> 流れ落ちる汗、腕をたたくササ。(私はヤブこぎと言えどいつも半袖なのだ。)

すざまじい荒行ですね。
半袖で藪漕ぎですか。丈夫な本皮なんですね。

> 今日は冷凍して冷え過ぎるくらい冷えたビールが美味い。

下戸でプシューの無い私にも分かります、この美味さは。

> まぎれもなくここが笠羽湿原だ。うれしい。願いが叶うとはこのことだろう。
> 走るように近付いてみる。やっぱり貫節桧木(つなぎふしのひのき)だった。

念願が叶い、おめでとうございます。

> もうこの時間となっては誰もいるはずのない山頂で最後の展望を楽しむ。

やっぱり「闇下」が好きなんだ、山日和さんは。
でも、夏至間近での「闇下」はもう一頑張りしないと。

                             伊勢山上住人
 

2006/06/13(Tue) 22:59:28  [No.2845]


Re: 【奥美濃】憧憬の笠羽湿原から銚子ヶ峰 (画像サイズ: 800×600 95kB)

伊勢さん、どうもです。

> すざまじい荒行ですね。
> 半袖で藪漕ぎですか。丈夫な本皮なんですね。

毛皮を装備してるのですりキズには強いですよ。(^_^;)

> 下戸でプシューの無い私にも分かります、この美味さは。

伊勢さんは下戸でしたか。私も強い方ではありませんが、ビールのうまさは流した汗の
量と感動に比例しますね。

> 念願が叶い、おめでとうございます。

ありがとうございます。m(__)m

> やっぱり「闇下」が好きなんだ、山日和さんは。

別に闇下が好きなわけではないですよ。せっかく行ったんだからできるだけ山の中に
長く居たいだけですよ。(^_^)

                 山日和

2006/06/13(Tue) 23:30:50  [No.2848]


山日和 さんこんばんは
賑やかに成ったヤブコギネット これもヤブ大番頭さんの人徳と言うところ
ヤブ権現の称号を与えたまえですね(^^)

> 『 それは写真の通りの構図。願教寺山を背景にした湿原の広がりがそこにあった。「ここだったのか」まぎれもなくここが笠羽湿原だ 』

此処への林道が生きてたのはいつ頃なんだろうか その時に撮られた写真なんだろうか
地図にはハッキリと林道が過去形で残ってますね

もう昔に成るのかしら 年月の過ぎるのは早いです
銚子ケ峰から成願寺にお詣りして 笠羽の林道を辿り降りた
お連れが怯えるほどに厳しかった激ヤブ 下りの想いが甦ります

ヤブ慣れしてるとは言うものの 湿原めざして逆層ヤブ登り
お恐れミ〜ヨ〜のカンッォーネです
上から降りれば順層の楽コースだと思うんだけれどな

> 石徹白川源頭部にあたるここは残雪期のフィールドとしてしか頭になかったが、こんな桃源郷が雪の下に眠っているのか。

> 貫節桧木(つなぎふしのひのき)だった。去年初めて発見した複雑に横に伸びて絡まりあうような不思議なヒノキ。

> それというのもこの稜線上は花の宝庫。いちいち写真を撮っていると前に進まないのだ。
> 私の乏しい花の知識でも、ムラサキヤシオ、ツバメオモト、ミヤマキンポウゲ、イワカガミ、etc. 花好きにはたまらないだろう。

なにかしら 前の山日和氏とは感覚が変わってしまった サマ内容ですね
あの憤り勇ましさが 柔軟さまろやかにかわっていく・・・

いい夢山旅をです

              緑水

2006/06/14(Wed) 22:44:17  [No.2861]


緑水さん、どうもです。

> 賑やかに成ったヤブコギネット これもヤブ大番頭さんの人徳と言うところ

いえいえ、みなさんのおかげですね。継続は力なり・・・です。(^_^)

> 此処への林道が生きてたのはいつ頃なんだろうか その時に撮られた写真なんだろうか
> 地図にはハッキリと林道が過去形で残ってますね

この林道ははるか昔に廃道になってたんだろうと思います。私の見た写真は1995年頃の
ものです。

> ヤブ慣れしてるとは言うものの 湿原めざして逆層ヤブ登り
> お恐れミ〜ヨ〜のカンッォーネです
> 上から降りれば順層の楽コースだと思うんだけれどな

どうしても下から行きたかったんです。妙なところにこだわりがあるもんで・・・(^^ゞ

> なにかしら 前の山日和氏とは感覚が変わってしまった サマ内容ですね
> あの憤り勇ましさが 柔軟さまろやかにかわっていく・・・

人間の幅が広がったと言ってください。(^_^;)
感覚は変わりませんが表現の仕方に幅が出たのかもしれませんね。

中身はちっとも変わってないのでご心配なく・・・(^_-)

                 山日和

2006/06/15(Thu) 21:19:04  [No.2870]


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