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  仙人の跡を追う/池田山 投稿者:Tsutomu  URL
仙人の跡を追う/池田山 (画像サイズ: 1024×768 309kB)

先人の跡を追って揖斐郡春日村の「モリモリ村」から尾根を伝い池田山に行ってきた。

池田山(923.9揖斐郡池田町)/6月25日(日)/曇り時々雨/単独

5:50モリモリ村→7:01三角点(728.1)→8:10林道→9:10〜40池田山山頂→10:03池→10:40林道終点→11:40瑞岩寺→12:50モリモリ村

天気予報はあてにならない。昨日はそれをいい方で感じた。予報によって雨とばかりと思いその覚悟をしていたら思わぬ快晴。南宮山で気持ちのいい山歩きができた。これだったら今日も予報はいい方へ外れるんではないかと都合のいい期待をしていた。しかし、今日は予報通り。どんよりした空が広がりいつ落ちてきてもおかしくないという感じ。どうか終わりまで持って欲しいものだ。

モリモリ村から尾根を登る、今まで考えてもなかったことを先人は初めてきたこの山域で実行。それに刺激されての今回の山行。なんだかワクワクしてくる。

今日も昨日と同じく地形図の片割れを忘れた。というより「池野」の地形図を持っていないことに今朝気付いた。インターネットでこの辺りの地形図を閲覧してルートどりなど考えていたものだからすっかり持っているものと思いこんでいた。だが、今更どうしようもない。我が家のパソコンではネットからプリントアウトする事もできない。まあ、いいや。うろ覚えながら何となくイメージはある。なんとかなるだろう。

取り付いた尾根は最初痩せ尾根でちょっとヒヤヒヤもの。少し行くと植林となって尾根も広くなってくる。それにともなって斜度もきつくなる。この尾根にも溝状の古い道が続いている。尾根が少し緩くなると雑木林にでる。なかなか気持ちのいい林だ。その先にまだそれほど石の崩れていない炭窯跡が現れる。そこからまた少し急になる。溝状の道は何時しか消えている。

右手側が開けたところでは晴れていれば鎗ヶ先が見えるのだろうが今日は霞の向こうだ。再び斜度が緩くなるとまた気持ちのよい樹林になる。やがて赤松の立つ平坦な尾根となりその先の急登を一登りで穏やかな三角点に出る。湿度が高く登っている間中暑く汗が噴き出ていたが少し休憩するとすっと暑さが引く。

ここまで私の足で1時間十数分。先人の参考時間であった一時間もあながち無理ではなさそうだ。

三角点より東側の斜面は植林で鬱蒼とした感じだ。南に続く尾根も植林されている。その中を少し下っていくと再び気持ちのいい樹林となる。やがて尾根は広さを増し球場ひとつが収まるでのではないかと思うほどの広い平坦な場所に出る。ただ背の低い木々が生い茂っており気持ちよく散策するというわけにはいかない。方向を見失ったら地形図もないしやばいことになりかねない。注意深く進んでいく。

平坦な地を抜けると再び樹林の中のプロムナードを行く感じになる。紅葉の時期に来たならば素敵に違いない。やがて本日ふたつ目の三角点が現れる。そこから先は左手植林、右手二次林の尾根になる。緩い上り下りを繰り返し尾根は続く。

鉄塔巡視路の案内板が現れると尾根上の踏み跡もしっかりしてくる。やがて尾根の西側が切り開かれた場所に出る。晴れていれば高天神越しに伊吹山が見えるのであろう。

尾根は林道の通る尾根につながる。ここから林道におり池田山に向かうこともできるが、そのまま尾根上を歩いてみた。尾根上には古い溝状の道が残っている。途中からは結構広くなっており往時は盛んに使われたのであろう。

この古道も足打谷国有林の辺りで寸断され林道を渡ったところからまた現れる。再び辿っていくと倒木に邪魔され逃げて送電線鉄塔に出る。そこからわずかに登ると再び古道に出る。この古道は舗装されない林道になりやがて舗装された林道に合わさる。後はこの舗装路をてくてく歩くのみ。先を見ればガスが出てきて先が見えない。晴れていればこの林道からは濃尾平野が見渡せるのだが…。湿度が高くかいた汗が玉になっている。今日は山に迎えられてないのかなあと寂しく思いながら歩いていく。林道を走ってくる車は一台もない。

やがて林道左手に木製の崩れかけた階段が現れる。ここから池田山へ入っていけるのだろうと登ってみる。案の定池田山に向かう道に出合う。進んでいくとテーブルとイスの設えてある展望広場に出る。雲がなければ正面に伊吹山が見えるのであろう。

展望広場から奥に進むといきなり池田山と書かれた大きなアクリル製の看板が現れちょっと驚かされる。というかちょっと失笑。なんか、頑張ってるのは分かるんだけど山には不釣り合いなんじゃないかなあ。

やがて木製の大きな展望台のある山頂に着く。誰もいない。展望台に登ってみたがもちろん何も見えない。わずかに東側に電波塔の建つ尾根が見えるのみ。ここで休憩にはいる。

休憩中、霞間ヶ渓から走って登ってこられた方と普通に登ってこられた方がみえた。走ってこられた方はすぐに下りていかれたがもうお一方とは少し話をした。モリモリ村から登ってきたと話したがあまりぴんときてない様子だった。

プシューッ!時間も今日は短め。空が今にも落ちそう、というか登ってくる途中でも時々雨が葉を打つ音がしていたのだ。この先、道もはっきり分からないし早めに動き出した方が良さそうだ。

尾根の北に向かって古道が続いている。まずはこれを辿ってみる。

古道は所々倒木などがあり荒れているが概ねいい感じで歩ける。やがて平坦な植林帯にで所々にある目印に導かれて
進むと突然大きな池が現れる。えっ、こんなところで、っていう感じでびっくりさせられる。池にかぶるように立つ木には白いものがポツポツと付いており初め花かと思ったがよく見るとモリアオガエルの泡だった。池は深い色をたたえて森を映している。なんとも幽玄な感じだ。

池の先に本日四つ目のお目見えとなる三角点がある。そこから斜面を目印に導かれて下ると林道に出る。その林道を左に進んでいく。実は、後から地形図を購入し確認したところこの林道を右に進んでいけば林道通しで下山できたのである。

林道は何時までも続く。地形図がないのでいったいどこら辺りにいるのかさっぱり分からない。とにかく進むしかない。周りは植林地帯で檜の香りがしている。ちょっとしたアロマテラピーか。

なかなか林道が終わる気配がないので口からついつい 〜 り〜んどはつづく〜よ〜ど〜こま〜で〜も〜 なんて歌が出てくる。ホントにどこまで続くんだ。

林道が下るようになってきてようやく終わりに近づいてきた気配。そして植林の斜面で林道が終わりそこからは例によって鉄塔巡視路を辿っていく。いきなり傍らにバイクが捨てられていてそのヘッドライトが寂しげにこちらを見送っていた。どこの誰が捨てたのやら。しっかりナンバープレートは付いていた。


鉄塔巡視路はところどころ不明確になっていてこんなんでいいのと思いながら下りていく。途中からは尾根筋を下っていくようになる。やがてビニールハウスの残骸のある広場に出る。そこから舗装された林道に出て後は辿るだけ。しかし、これがなかなか下りていかないのとどうも帰りたい方向と反対に進んでいくのでイライラしてくる。しかし、今更戻る気にもならず、結局終わりまで歩いて出たのは春日村の入り口だった。ここからモリモリ村までが又遠く一時間ちょっと車道を歩きやっと到着した。着いた頃には足の裏が悲鳴をあげていた。

2006/06/30(Fri) 23:39:10  [No.3095]


> 仙人の跡を追う/池田山

Tsutomuさん お早うも過ぎていく夜明かな

Ryokuは仙人では有りませんので 字を当てはめるなら「践人」なんにも せえへんにん なんです

> 「池野」の地形図を持っていないことに今朝気付いた。インターネットでこの辺りの地形図を閲覧してルートどりなど考えていたものだからすっかり持っているものと思いこんでいた。
> 我が家のパソコンではネットからプリントアウトする事もできない。

Ryokuのローカルパソでもプリント泡じゃない アウト出来るんですよ
久々のクリーンヒットでした(^^)・・簡単な裏技だ
その筋の方から商売邪魔するな 怒られそうだけれどナイショで教えようか
地図さえあれば泡が福ですね もう行きたくなる所が増殖ですよ

> 尾根は林道の通る尾根につながる。ここから林道におり池田山に向かうこともできるが、そのまま尾根上を歩いてみた。尾根上には古い溝状の道が残っている。途中からは結構広くなっており往時は盛んに使われたのであろう。

これが東海自然歩道だったのかな

> やがて木製の大きな展望台のある山頂に着く。誰もいない。展望台に登ってみたがもちろん何も見えない。わずかに東側に電波塔の建つ尾根が見えるのみ。ここで休憩にはいる。

この当たりサンデーと残雪の頃歩いたです
景色が好いし パラグライダーの発信場もあり憩いの山ですね

> 鉄塔巡視路はところどころ不明確になっていてこんなんでいいのと思いながら下りていく。途中からは尾根筋を下っていくようになる。やがてビニールハウスの残骸のある広場に出る。
> 11:40瑞岩寺→12:50モリモリ村

前に寄り道した 瑞岩寺なんだ チョット先に蘇生の泉が有りますね
湧き水飲めば たちどころに蘇生してたカモネ 若い元気いいですね

良き探索の種をです       緑水

2006/07/01(Sat) 05:49:49  [No.3099]


  Re: 仙人の跡を追う/池田山 投稿者:Tsutomu  URL

緑水さん こんばんは…笹尾山周辺ではまた怖い夜が始まるかと思うとドキドキです。

> Ryokuは仙人では有りませんので 字を当てはめるなら「践人」なんにも せえへんにん なんです

仙人と先人をかけたつもりだったんですけどセンスありませんでした(^^;
千人…どこでも現れるからこれ?いまいち
染人…山を自分感覚で染め上げてくれるので
選人…山を選ばない緑さんだからあてはまんない
戦人…おお、戦う男!

まあ、言葉遊びも程々に。やっぱ緑さんは僕にとっての(その他の人にとっても)ある意味(どんな意味?)仙人なので仙人でいてください。いわれる方は嫌だと思いますけどね。もし、自分がそんな立場になったら世の中の豆腐という豆腐を食い尽くしてやる!ぐらいな気持ちになりそうです。

> Ryokuのローカルパソでもプリント泡じゃない アウト出来るんですよ
> 久々のクリーンヒットでした(^^)・・簡単な裏技だ
> その筋の方から商売邪魔するな 怒られそうだけれどナイショで教えようか
> 地図さえあれば泡が福ですね もう行きたくなる所が増殖ですよ

会社のパソコンでプリントアウトできることは確認してるんですけど我が家のパソコン(Apple社のPower Bookのロートル機)では読み込むことすらできません(TT)

> > 尾根は林道の通る尾根につながる。ここから林道におり池田山に向かうこともできるが、そのまま尾根上を歩いてみた。尾根上には古い溝状の道が残っている。途中からは結構広くなっており往時は盛んに使われたのであろう。
>
> これが東海自然歩道だったのかな

おそらくそうですね。歩きながらいいところを通っていたんだなあと思いました。往時の東海自然歩道を歩いてみたかったです。

> この当たりサンデーと残雪の頃歩いたです
> 景色が好いし パラグライダーの発信場もあり憩いの山ですね

僕は前に初冬に訪れてます。その頃はまだ展望台は完成していなかった。上には登れましたけど。サンデーとの想い出の場のひとつだったんですね。

> 前に寄り道した 瑞岩寺なんだ チョット先に蘇生の泉が有りますね
> 湧き水飲めば たちどころに蘇生してたカモネ 若い元気いいですね

モリモリ村への途中にも何とかの水(名前覚えてない(TT))っていうのありますね。ここは水をくみに来る人で何時も混んでる。実は、この日の山行に持っていった水もここでくんだものでした。蘇生の泉の方はどうなのかなあ。この日は帰りに見たときにはご夫婦が一組だけでした。立ち寄って一口とも思いましたが何となく過ぎてしまいました。この次は立ち寄って若返ってきたいと思います。

> 良き探索の種をです

この辺り、後気になっているのは六字ヶ嶺…鎗ヶ先の北のピークですね。その内探索しますです。

緑さんのおかげで近場の山で楽しい山歩きができてます。ありがとうございました。

                Tsutomu

2006/07/01(Sat) 21:19:05  [No.3102]


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