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  驚異のラバーソール 投稿者:SHIGEKI  URL
驚異のラバーソール (画像サイズ: 300×400 28kB)



 谷歩き初めてのT氏は、「鮎たびでええですかね」の問いに『あかんあかん、ウエデングシューズや』の一言で、最上級の奧利根アクアを購入、万全装備でジャリガ谷入渓。
元々足腰は滅法強く、運動神経もいい。明るい谷、水量豊富で快適遡行。

 突然だが、それは前回ワールドカップロシア戦の日だ。
この日に遡行した山日和氏のREPを約2名に手渡し、うやうやしく賜り給わった。??
 さて、目印の祠の横には工事事務所があり、林道は流れに並行し、一部谷を塞いだり等の現象には目もくれず黙々と流れの中を遡っていく。
2条の滝が3つもあるみたいだが、きょうはほとんど全面すだれになって一段と美しく、しかも気持ちよく登れていい気分。他にも綺麗な小滝があり、この先堰堤が現れるとは思えない。
 織り込み済みの堰堤には、驚きもせず右から巻き上がる。

 堰堤の上はしばらく平流だが、この穏やかさも好もしい。
 左岸に残置のある斜めの衝立岩をT氏はラバーソールのフリクションと腕力で登ってしまった。
ま、それはそれとして話を進めましょう。

幅広2段8mは気持ちよくシャワーで登る。
右から2回、支流が滝を架けて入る。二つ目はなかなかの支流で一旦そちらへ回り込んでから、元の谷へと戻った。
ここから先も小滝が続き、そして急なゴーロとなるが、水流は衰えない。
水流のひな壇を登っていく感じで、快適この上ない。さらにその上には積み重なった岩から水がほとばしり、明るく陽も射してきた。振り返るとちょっと霞んだ伊勢湾が見えた。

 水流は途切れず傾斜が緩んだその前に暗いゴルジュが待っていた。
ほぼ垂直に立つ樋状で最上部にちょこんとチョックストーンのある10mの滝。
両岸も高く立っている。しばらくボー然と見つめる。
左が行けそうに見え、偵察に行ったが落とした落石は、流れまで飛んできて右膝をしばいていった。大したことないので右のルンゼ状を登りだしたが、10m位のところで立木もなくなり、掴めそうな岩は、パカッと剥がれるわ、フェルトの底はズルズル滑るわで、怖々左の小尾根の灌木にやっとこさでしがみついた。
これは大変だろうとロープを出す、すかさず1名は頼りにしたが、もうひとりの約1名(ラバーソール)はスタスタと二本足のみで登ってきて、涼しい顔で尾根の先へと消えた。
 
こ・これは脚力とかだけの問題とちゃうやろ〜 ・・と負け惜しみ?
さらにお話は続きます。
この高巻きは、滝よりも高く巻き上がり、右下へトラバースするとあっけなく流れに戻った。ここも二股で右股は高度のある2段の滝を架けている。
左を行く。真ん中に溝のある6〜7m位の滝、左から巻くのが簡単そうだが、T氏が右側を登った。後に続いたが、一見絶対動かなそうな岩がパカパカ剥がれ、溝の中の水流に磨かれている堅固そうなホールドに足を伸ばすとグラグラでそのうち転がっていった。
ロープを出して貰い何とか登った。

その先には5m位左側は角度の緩い一枚岩、右はハングした岩が一枚岩の溝に覆い被さっている。見た目は、ちょっと窮屈そうだがハングした岩の下を溝沿いに簡単に登れそう。
見た目と(特に初心者の)現実は違い、半分も登れず、ヘルがハングして覆い被さる岩に触れ、30cm大の落石が2回も転がった・・・

 少し戻って右岸を巻くが、先の巻き以上に厳しい。降り立ったらそこは源流のせせらぎだった。これはおかしいと思いつつそのまま進んだら最後に二股で左の谷に入ってしまったらしい。「まぁええやろ」でせせらぎソウメンランチとした。

 そこから支尾根の稜線はすぐだったが、主稜線まではちょっとしたアルバイトとなった。
予想通り、カズラ谷道ではヒルの猛攻撃に遭った。車に着いたのは18時25分、日暮れ直前の帰着が定着したようだ。

 さて、タイトルの都合上これで終わる訳にはいかない。
20度弱位の緩やかな角度の平らな花崗岩、浅く流れが覆っている。普段はないのかも知れない。見た感じは「ちょっと滑るかな」で何の支えもなくスタスタ歩くことはフェルトではできないし、しない。
件のラバーソール、  スタスタと歩いて行った。
ち、ちょっとマテ
   「この岩、滑ると思わへんのか」
   『今まで(ほんの1時間余り)歩いた感覚では滑らへんと思える、実際滑りません。』
フェルトで乗ってみた。両足ベタ足でフリクションかけようとしても立てない。無理に立ったとしても一歩踏み出した途端に間違いなく滑る。
 所詮、初心者ばかりの技術というもののない話ではありますが、驚異したのでした。

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2006/07/23(Sun) 15:54:22  [No.3219]


  Re: 驚異のラバーソール 投稿者:山日和

SHIGEKIさん、こんばんは。
ジャリガ谷はぼんやりとした記憶しかありません。
出合に咲いてた1輪のササユリ。ゴルジュの滝を右岸から大高巻きしたこと。
ずいぶん上の方に炭焼き窯跡のいいコバがあったこと。鎌尾根への苦しい登り。

> ほぼ垂直に立つ樋状で最上部にちょこんとチョックストーンのある10mの滝。
> 両岸も高く立っている。しばらくボー然と見つめる。

ここは左のガレからずいぶん高く追い上げられた覚えがあります。このまま尾根へ
上がってしまうのではというくらい上がりましたが、うまく流れへ下りられたよう
ですね。(^_^)

> 予想通り、カズラ谷道ではヒルの猛攻撃に遭った。車に着いたのは18時25分、日暮れ直前の帰着が定着したようだ。

SHIGEKIさんも闇下の道に踏み込んだようですな。(^^ゞ

> 件のラバーソール、  スタスタと歩いて行った。
> ち、ちょっとマテ
>    「この岩、滑ると思わへんのか」
>    『今まで(ほんの1時間余り)歩いた感覚では滑らへんと思える、実際滑りません。』

ほおーっ。噂には聞いてましたがなかなかの威力のようですね。これは食指が動きそう。

> フェルトで乗ってみた。両足ベタ足でフリクションかけようとしても立てない。無理に立ったとしても一歩踏み出した途端に間違いなく滑る。

フェルトソールに勝つ場面もあるんですね。次はこれかな。(~o~)

                  山日和

2006/07/23(Sun) 20:36:32  [No.3220]


  Re: 驚異のラバーソール 投稿者:SHIGEKI  URL
Re: 驚異のラバーソール (画像サイズ: 400×300 62kB)

山日和さん resどうもです。
長雨の谷間、水量豊富で明るい谷でした。

>> フェルトソールに勝つ場面もあるんですね。次はこれかな。(~o~)

実は、自分の水無の替え底をこのアクアラバーソールを注文してまして、
この日に自宅に配達されました。

マジックテープでソールを貼り替える水無は、底高感があっていまひとつ・・
ですが、ラバーのフリクションに期待してます。

いつになったら梅雨が明けるんやろか〜
今週も晴れマークはないようで・・
また よろしくです。

   SHIGEKI

2006/07/23(Sun) 21:46:59  [No.3221]


SHIGEKIさん おはようサン

22日の山行ですか 梅雨晴れ間の良い天気でしたね
活力溢れたレポですね 完全復帰おめでとうございます

> 谷歩き初めてのT氏は、「鮎たびでええですかね」の問いに『あかんあかん、ウエデングシューズや』の一言で、最上級の奧利根アクアを購入、万全装備でジャリガ谷入渓。
> 元々足腰は滅法強く、運動神経もいい。明るい谷、水量豊富で快適遡行。

T氏さんとは 春の台高園遊会に参加された方ですか

>、目印の祠の横には工事事務所があり、林道は流れに並行し、一部谷を塞いだり等の現象には目もくれず黙々と流れの中を遡っていく。

林道工事が始まってますね ガリガリと岩を砕く音 チョット入山控えてます

> 左岸に残置のある斜めの衝立岩をT氏はラバーソールのフリクションと腕力で登ってしまった。

> これは大変だろうとロープを出す、すかさず1名は頼りにしたが、もうひとりの約1名(ラバーソール)はスタスタと二本足のみで登ってきて、涼しい顔で尾根の先へと消えた。
> こ・これは脚力とかだけの問題とちゃうやろ〜 ・・と負け惜しみ?

初めての谷歩きなのに 意とも簡単にこなして行くんですね(^^)

> 溝の中の水流に磨かれている堅固そうなホールドに足を伸ばすとグラグラでそのうち転がっていった。
> 見た目と(特に初心者の)現実は違い、半分も登れず、ヘルがハングして覆い被さる岩に触れ、30cm大の落石が2回も転がった・・・

ラバーソールなる新兵器は フェルトソールが進化した物なんですか
底の張り替えできるタイプの靴は 水陸両用で好いですね

> 車に着いたのは18時25分、日暮れ直前の帰着が定着したようだ。

誰かさんウイルスに感染しました様ですな(^^)

> 見た感じは「ちょっと滑るかな」で何の支えもなくスタスタ歩くことはフェルトではできないし、しない。
> 件のラバーソール、スタスタと歩いて行った。

> 「この岩、滑ると思わへんのか」
> 『今まで(ほんの1時間余り)歩いた感覚では滑らへんと思える、実際滑りません。』驚異したのでした。

へ〜ぇ 優れ物なんですね 足元が落ち着くと心が安定しますものね
水量豊富な沢歩き 暑く成るのを待っています

また宜しく       緑水 

2006/07/24(Mon) 04:54:33  [No.3223]


  Re: 驚異のラバーソール 投稿者:SHIGEKI  URL
Re: 驚異のラバーソール (画像サイズ: 300×400 74kB)

緑水さん こんばんは  resどうもです。

> 活力溢れたレポですね 完全復帰おめでとうございます

まだ、アチコチ痛んでますが、ボチボチ訓練がてら楽しんでます。

> T氏さんとは 春の台高園遊会に参加された方ですか

別人です。山も行ってないが、元駅伝選手で足は強い男です。

> ラバーソールなる新兵器は フェルトソールが進化した物なんですか

水玉模様の黒いゴム底で、かなりフリクションあるらしいです。

> 底の張り替えできるタイプの靴は 水陸両用で好いですね

荷物は嵩張りませんが、中途半端で生産中止になりました。

> 水量豊富な沢歩き 暑く成るのを待っています

梅雨明けボヘ、期待してます。
また よろしくです。
    SHIGEKI

2006/07/24(Mon) 21:52:40  [No.3224]


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