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【鈴鹿】ハチに追われてハナノキ谷 (画像サイズ: 600×800 139kB)

【日 時】2006年7月30日(日)
【山 域】鈴鹿南部 石水溪周辺
【天 候】晴れ
【コース】船石林道入口8:20---8:38ハナノキ谷---10:22二俣---10:31ランチ11:27---
     11:43臼杵ヶ岳12:18---13:03尾根分岐---13:48長坂ノ頭

 目が覚めると既に夏空が広がっていた。坂本棚田の駐車場。以前来た時にはなかっ
た。ここは「日本の棚田100選」に選ばれているらしい。目の前には青々と美しい棚
田と、早くから刈り取りに精を出す人がふたり。棚田の向こうには鬼ヶ牙の荒々しい岩
峰と、その奥に野登山から仙ヶ岳、御所平、臼杵ヶ岳と続くおおらかな山稜が石谷川、
矢原川を取り囲むように伸びている。

 本日の目的地は矢原川右俣。数年前洞吹さんと本流を遡行したことがある。
右俣を上り、仙ヶ岳から南尾根を経て不動尊、法印のコバから出発点へ戻ろうという算段である。

 坂本の集落から茶畑の間を、ほぼ畦道と言って差し支えない車幅いっぱいの道を走
る。カーブのたびに脱輪するのではとひやひやものである。前回駐車した林道のすこし
広くなった地点に車を止めた。
さあ用意するかと外へ出かかったところで黒いものが車に体当たりをかましてきた。
スズメバチだ。それも1匹2匹ではない。数匹のスズメバチが代わる代わる車にぶつかっ
てくる。こりゃとても車外に出られたもんではない。
林道をすこし奥まで移動してみたがやはりしつこく付いてくる。
泣く子とハチには勝てません。スゴスゴと退散、転進を決める。
とは言うものの、今日はここ1本に絞っていたので他の谷の資料がまったくない。
 まずは石谷川本流へ向かう。堰堤上の広場には先客が3台。内1台の社内には「日帰り
沢登り」の本が置いてある。すでに入渓したようだ。人がいるとモチが下がる。
それではと次の候補地、「極上の谷」と噂のハナノキ谷へと車を走らせた。

 安楽越の道が船石林道と分岐するところに駐車。安楽越に向かって歩き出す。地形図
ではここから2つ目の谷がハナノキ谷だ。これがひとつ目と小さな谷をやり過ごしたが、
行けども行けども2つ目の谷は出てこず、道は本流から大きく離れ出した。やっぱりさっ
きの谷か。どうも気乗りのしない出合である。

 どう考えても「極上」に見えない貧相な出合から入渓する。川床は最初からナメが続
き、下を向いている分にはさわやかだが、空間は狭く常緑樹の林で暗いので、顔を上げ
ると閉塞感満点である。
次々と現われる滝は谷の規模からすれば立派な大きさを持っているが、水量も少なくさ
ほど見栄えのするものはない。おおらかな渓相を期待する方が間違っているのだろう
が、私の感覚からすれば「極上」という言葉からはほど遠い。
勝手知ったる他の谷にすればよかったなーと半ば後悔の念を抱きつつの遡行が続いた。
 スラブ状の滝が多くツルツルで直登できるものも少ない。この谷最大のスラブ滝を越
すと谷筋は広がりを見せ、やっと明るさが出てきた。やっと気分も回復。

 二俣を左に取って水切れ寸前で早くもランチとする。まだ10時半だが、水のない日な
たでメシを食う気にもならず早飯である。
ほんとはハナノキ谷を遡行した後船石谷へ下りて、今度はカクレ谷を遡行して鬼ヶ牙へ
上がるつもりだった。しかしハナノキ谷でこれならカクレ谷はとても期待できそうにな
い。
 とりあえずビール飲んで、ざるそばを食してから考えよう。ここは日も射さず、ひん
やりとした空気が心地よい。

 トレッキングシューズに履き替えて水切れの谷を登る。倒木で歩きづらくなったとこ
ろで左の尾根に乗った。ヤブもなく歩きやすい尾根を少し進むとそこが臼杵ヶ岳の山頂
だった。
植林との境目の何の変哲もない、潤いのない頂上である。
今日はかんかん照りだが風があるのが救いだ。日陰に寝っ転がって久しぶりの昼寝を決
め込む。
もう動く気がしない。ここは真夏に来る山ではないなあ。

 しかしこのまま下りてもしようがない。時間はあり過ぎるほどある。
こうなりゃ鬼ヶ牙まで縦走しよう。これは冬枯れの頃に歩いてみようと思っていたコー
スだが、行きがけの駄賃である。
 林の日陰を抜けると伊勢側にはところどころ好展望地が現われ、仙ヶ岳と野登山をつ
なぐ仙鶏尾根が見事なラインを描く。仙ヶ岳の左肩には小さく鎌ヶ岳の三角錐がちょこ
っと頭を出している。しかしたまに現われる展望地以外は暗い植林が主体の縦走路で風
も通らずひたすら暑い。
なんでこんな暑い時にこんな低山を縦走せにゃいかんのか。と、愚痴は心の中に押しと
どめて(ひとりだから当たり前だが)黙々と歩を進める。
左の滋賀県側はほとんど見えないが、三重県側はなかなかの風景である。

 左前方の谷の源頭に草原が見えてきた。あれは間違いなく小太郎谷の源頭だ。あの心
地よい草原ともご無沙汰している。考えてみれば今日が今年初めての鈴鹿なのだ。
県境稜線からの分岐を意識することなく、長坂の頭〜鬼ヶ牙への支尾根に自然に入って
いった。
 ここからは下り基調の楽な尾根歩きかと思っていたが、意外にアップダウンがあり疲
れる。
 途中ザレた岩尾根もあり変化があると言えばある。大きく下って直射日光をもろに浴
びる岩尾根を登り切ると長坂ノ頭である。ここも潅木の中の平凡なピークであった。

 さあ、鬼ヶ牙へラストスパートだと思い下り始めたが、どうも方向がおかしい。正面
に続いているはずの鬼ヶ牙がやけに左の方に見える。改めて地図を見ると、鬼ヶ牙への
尾根は長坂の頭から直角に左折しているではないか。
山頂でも地図を見ていたのに、いったい何を見ていたのか。
くそっと思いながら登り返すと、山頂標識のすぐ脇にテープがあった。
 緩やかに潅木の尾根を下っていくと、テープは突然右の谷に回り込むようにルートを
示していた。目の前の尾根も踏まれていて行けそうなのだが・・・。
右手の落ち葉の詰まった谷を急降下すると左にトラバースして尾根に復帰、ここでこの
ルートの意味がわかった。このコルの上には絶望的な岩壁が立ちはだかっていたのだ。

 コルからはたいした登りもなく、平坦な頂稜に出た。右に展望のよさそうなザレたピ
ークが見え、登山者がいるようだ。あれが鬼ヶ牙か。
 たどり着くと単独の中高年男性が休んでいた。ここには鬼ヶ牙の標識はなかった。
地元の人らしいが、早口過ぎて何を言ってるのかよく聞き取れない。ここも初めてのよ
うで、お互い鬼ヶ牙がどこなのかわからない。話は好きなようでなんやかやとしゃべり
詰めである。
振り返れば越えてきた長坂ノ頭が堂々たる姿である。左隣のウス岩、キネ岩の尾根もな
かなかの姿。この鬼ヶ牙も含めて標高だけでは判断できない内容がある山域と言えるだ
ろう。

 左手に大きなギャップを挟んで格好のいい三角錐の岩峰が見える。あれか。
ちょっと向こうへ行ってみますと言って別れようとしたが「私も行きますわ」と言って
付いてきた。やれやれ。
 早足で単独者をちぎってギャップを越えて登り返すと見た目よりも早くピークに到着
した。

 手前のピークは高い木で覆われ南西面の展望が開けるのみ。となりの岩峰へ移動する
と先ほど立っていたピークは凄まじい岩壁の上にあった。
これが鬼ヶ牙か。ここには鬼ヶ牙南峰の標識があった。尾根はさらにギャップを隔てて
次なる岩峰へと連なっているが、今日はここまでとしよう。
 後ろで声がした。さっきの登山者がとなりのピークの岩壁に身を乗り出して「下は絶
壁ですかー」と叫んでいる。上からは木が邪魔して見えないのだ。「危ないぞー」と叫
び返すとやっと体を元に戻した。やれやれ。

 この尾根通しにもルートがあるんだろうが、最初の展望ピークまで戻って下山するこ
とにした。これを使えば駐車地までほぼピンポイントだろう。
30分もあればと踏んでいたが、20分ほどで船石林道に降り立つことができた。
出発時には一台もなかった車は水遊びの人で満車状態。暑い暑い一日が終わった。
涼しい沢登りのレポのはずなのだが、肝心の沢の描写は13行で終わってしまった。

 帰りに立ち寄った亀山温泉白鳥の湯(亀山市の福祉施設)は今時なんと150円。
シャンプー、石けんの類はないが、セットを110円で買うことができるのでトータル260
円。銭湯より安く露天風呂まであるのだ。初めて入ったがこれには大満足だった。

                 山日和

2006/08/01(Tue) 22:41:46  [No.3262]


  Re: 【鈴鹿】ハチに追われてハナノキ谷 投稿者:とっちゃん(こと)

山さん、こんばんは〜。(*^_^*)

この梅雨の後でも、ハナノキ谷は水量が無かったのですね〜。私の行った時も水量不足、sigekiさんが行かれた時は、そこそこの水量があったようですが。ここは、寒くても沢を歩きたい時期か、六月の雨の翌日あたりでないとだめなのかな?


>坂本棚田の駐車場。以前来た時にはなかっ
> た。ここは「日本の棚田100選」に選ばれているらしい。

棚田んp風景は里山の美しい風景ですね。その美しさとはうらはらに、耕作する人にとっては厳しい田んぼでしょう。

一度行きましたが矢原川本流は豪快な沢ですね〜。右又は、一度行きたいと思っていた沢ですが、スズメバチには降参やね〜。

石谷川は、水量もあり、かこう岩の明るい沢やし、入渓すればよかったのに〜。先行者があるのは、意欲がそがれちゃうんですか?入渓点を下流の石水渓からにすれば一ひねりできたと思うんやけど。

暑い夏はやっぱり、水量のある沢が気持ちいいね〜。先週Sハイで行った綿向山ヒミズ谷も初心者には、どの滝も登れて楽しい沢やったけど、ここも梅雨の水量の多い時が魅力のでる時期やと思います。山さんには、ものたりないかもしれないけど、来年にでも、梅雨の時期の水量豊富な時期に訪問してみてくださいね〜。

鬼が牙あたりは、けっこう面白いけど、夏向きには暑かったでしょう。

2006/08/02(Wed) 01:08:16  [No.3264]


とっちゃん、こんばんわー。(←とっちゃん風)

> この梅雨の後でも、ハナノキ谷は水量が無かったのですね〜。私の行った時も水量不足、sigekiさんが行かれた時は、そこそこの水量があったようですが。ここは、寒くても沢を歩きたい時期か、六月の雨の翌日あたりでないとだめなのかな?

結局集水面積が狭いし岩盤の谷だから、降雨直後でないとすぐに水が引いてしまうん
やろね。

> 棚田風景は里山の美しい風景ですね。その美しさとはうらはらに、耕作する人にとっては厳しい田んぼでしょう。

さすが農家の娘?は視点が違いますなー。(^^ゞ

> 右又は、一度行きたいと思っていた沢ですが、スズメバチには降参やね〜。

参りました。以前アブの突撃に遭って沢を止めたこともありましたが・・・

> 石谷川は、水量もあり、かこう岩の明るい沢やし、入渓すればよかったのに〜。先行者があるのは、意欲がそがれちゃうんですか?

人見知りが激しいもんで・・・(^_-)

> 鬼が牙あたりは、けっこう面白いけど、夏向きには暑かったでしょう。

夏に登るとこやおまへんな(^_^;)

                山日和

2006/08/02(Wed) 18:37:59  [No.3265]


山日和さん、こんばんは。

> 船石林道入口8:20---8:38ハナノキ谷---10:22二俣---10:31ランチ11:27---
>      11:43臼杵ヶ岳12:18---13:03尾根分岐---13:48長坂ノ頭

あれ? いつもの山日和さんの時間じゃないぞ。

> さあ用意するかと外へ出かかったところで黒いものが車に体当たりをかましてきた。
> スズメバチだ。それも1匹2匹ではない。数匹のスズメバチが代わる代わる車にぶつかっ
> てくる。こりゃとても車外に出られたもんではない。
> 林道をすこし奥まで移動してみたがやはりしつこく付いてくる。
> 泣く子とハチには勝てません。スゴスゴと退散、転進を決める。

熊の膝で眠りたいという山ヒルの化身である山日和さんでもやはりスズメバチには勝てなかったのですね。安心しました(^^)

> 涼しい沢登りのレポのはずなのだが、肝心の沢の描写は13行で終わってしまった。

山日和さんもこんな事があるんですね。はずさない人かと思っていましたがちょっとホッとしました。でも、レポを読ませていただいた限りでは沢は別として一度はいってみたい感じがするので涼しいときに訪ねてみたいと思います(^^)

                 Tsutomu

2006/08/03(Thu) 02:42:24  [No.3271]


Tsutomuさん、どうもです。

> あれ? いつもの山日和さんの時間じゃないぞ。

今回は早かったですねー。10時半頃に昼飯を食ってしまうとどうしようかと思いますね。(^^ゞ

> 熊の膝で眠りたいという山ヒルの化身である山日和さんでもやはりスズメバチには勝てなかったのですね。安心しました(^^)

痛いのはダメです。命も惜しいしね。

> 山日和さんもこんな事があるんですね。はずさない人かと思っていましたがちょっとホッとしました。でも、レポを読ませていただいた限りでは沢は別として一度はいってみたい感じがするので涼しいときに訪ねてみたいと思います(^^)

はずさないのが持ち味(たまに大ハズレもありますが)なんですが・・・^^;
秋から初冬ならいいコースでしょうね。

                山日和

2006/08/03(Thu) 21:43:47  [No.3276]


山日和さん   こんばんは
>
>  目が覚めると既に夏空が広がっていた。坂本棚田の駐車場。

>目の前には青々と美しい棚田と、早くから刈り取りに精を出す人がふたり。

私のように山村の水飲み百姓には、まず、手間暇、苦労を思いますねぇ。
実際は大してやったことないけど・・

>  本日の目的地は矢原川右俣。
> スズメバチだ。それも1匹2匹ではない。数匹のスズメバチが代わる代わる車に

矢原右股は、考えながら躊躇してたんで、蜂にもめげず、のREP見たかった
です・・

しかし、この蜂は、本気ですなぁ 車の中にいて何より

さて、ハナノキに転進でしたか
やはりこの谷は、葉っぱのない時期に行くべきでしたねぇ
しかも、盛夏・・
お疲れ様でした。

また よろしくです。

          SHIGEKI

2006/08/03(Thu) 21:38:39  [No.3275]


SHIGEKIさん、どうもです。

> 矢原右股は、考えながら躊躇してたんで、蜂にもめげず、のREP見たかった
> です・・

ハチが納まる頃に行きましょか(^_^)

> しかし、この蜂は、本気ですなぁ 車の中にいて何より

最初は外に出て用意しかけたんですが・・・石谷川の入口まで行ってもまだ車のまわり
を飛び回ってましたが、あれは同じハチだったのか。

> さて、ハナノキに転進でしたか
> やはりこの谷は、葉っぱのない時期に行くべきでしたねぇ
> しかも、盛夏・・
> お疲れ様でした。

ちょっと失敗でしたねー。(^^ゞ

              山日和

2006/08/03(Thu) 22:43:27  [No.3281]


  Re: 【鈴鹿】ハチに追われてハナノキ谷 投稿者:伊勢山上住人  URL

山日和さん、こんばんは。

> 時間はあり過ぎるほどある。

時間は(闇下までには)あり過ぎるほどある。 ですよね。

> 単独の中高年男性が、
> 岩壁に身を乗り出して「下は絶壁ですかー」と叫んでいる。
> 「危ないぞー」と叫び返すとやっと体を元に戻した。やれやれ。

どうも中高年のビギナーはねじの外れた人が多いようです。

> 別れようとしたが「私も行きますわ」と言って付いてきた。やれやれ。
> 早足で単独者をちぎって

私もちぎられました。

                     伊勢山上住人

2006/08/03(Thu) 22:53:00  [No.3282]


伊勢さん、どうもです。

> 時間は(闇下までには)あり過ぎるほどある。 ですよね。

こんな近場で闇下するつもりは・・・鈴鹿でもたまにありました。(^^ゞ

> どうも中高年のビギナーはねじの外れた人が多いようです。

この人は祭りに使う榊を取るとか言ってましたが、あの岩壁の上にあったようで。
傍から見てたらまるで自殺志願者でした。(^_^;)

> 私もちぎられました。

そんなつもりはなかったんですけど・・・(^^ゞ

               山日和

2006/08/03(Thu) 23:49:35  [No.3283]


山日和さん こんばんは

>  目が覚めると既に夏空が広がっていた。坂本棚田の駐車場。以前来た時にはなかっ
> た。ここは「日本の棚田100選」に選ばれているらしい。

へえ、そんなところ棚田があるのですか。

>  本日の目的地は矢原川右俣。数年前洞吹さんと本流を遡行したことがある。
>  坂本の集落から茶畑の間を、ほぼ畦道と言って差し支えない車幅いっぱいの道を走
> る。カーブのたびに脱輪するのではとひやひやものである。前回駐車した林道のすこし
> 広くなった地点に車を止めた。

狭い道を走ったのは覚えてます。
たしかハイラックスサーフ時代でしたか。

> さあ用意するかと外へ出かかったところで黒いものが車に体当たりをかましてきた。
> スズメバチだ。それも1匹2匹ではない。数匹のスズメバチが代わる代わる車にぶつかっ
> てくる。こりゃとても車外に出られたもんではない。
> 林道をすこし奥まで移動してみたがやはりしつこく付いてくる。
> 泣く子とハチには勝てません。スゴスゴと退散、転進を決める。

これはすごいですね。
アブならまだなんとかガマンできなくはないが、スズメバチではどうにもなりませんね。

>  どう考えても「極上」に見えない貧相な出合から入渓する。川床は最初からナメが続
> き、下を向いている分にはさわやかだが、空間は狭く常緑樹の林で暗いので、顔を上げ
> ると閉塞感満点である。

きっと葉の落ちた枯れ木の時期には、極楽なんでしょうね。

>  とりあえずビール飲んで、ざるそばを食してから考えよう。ここは日も射さず、ひん
> やりとした空気が心地よい。

じたばたしても、始まりませんからね。

>  しかしこのまま下りてもしようがない。時間はあり過ぎるほどある。
> こうなりゃ鬼ヶ牙まで縦走しよう。これは冬枯れの頃に歩いてみようと思っていたコー
> スだが、行きがけの駄賃である。
> なんでこんな暑い時にこんな低山を縦走せにゃいかんのか。と、愚痴は心の中に押しと
> どめて(ひとりだから当たり前だが)黙々と歩を進める。

5、6年前、このあたりに集中して入ったことがありますが、12月のことでした。
真夏はちょっと辛いでしょうね。

>  途中ザレた岩尾根もあり変化があると言えばある。大きく下って直射日光をもろに浴
> びる岩尾根を登り切ると長坂ノ頭である。ここも潅木の中の平凡なピークであった。

平凡だけど、好きですね、ここは。

>  コルからはたいした登りもなく、平坦な頂稜に出た。右に展望のよさそうなザレたピ
> ークが見え、登山者がいるようだ。あれが鬼ヶ牙か。
>  たどり着くと単独の中高年男性が休んでいた。ここには鬼ヶ牙の標識はなかった。

ここは、建設中の第二名神の展望台ですね。

> 振り返れば越えてきた長坂ノ頭が堂々たる姿である。左隣のウス岩、キネ岩の尾根もな
> かなかの姿。この鬼ヶ牙も含めて標高だけでは判断できない内容がある山域と言えるだ
> ろう。

何度も通って細かい部分を拾ってみると、なかなか味のある地域ですよ。

>  手前のピークは高い木で覆われ南西面の展望が開けるのみ。となりの岩峰へ移動する
> と先ほど立っていたピークは凄まじい岩壁の上にあった。
> これが鬼ヶ牙か。ここには鬼ヶ牙南峰の標識があった。尾根はさらにギャップを隔てて
> 次なる岩峰へと連なっているが、今日はここまでとしよう。

尾根通しに行って、途中から山腹をうまく降りるルートがあるように聞いていましたが、
一度途中まで進んでみたものの、危険なので引き返してきたことがあります。

>  この尾根通しにもルートがあるんだろうが、最初の展望ピークまで戻って下山するこ
> とにした。これを使えば駐車地までほぼピンポイントだろう。

船石林道の、最初に右岸へ渡る橋のたもとへ降りる尾根ですね。
この船石林道も舗装されてしまい、上の支線林道も柵ができて入れなくなりました。
以前は、ゴロタ石が続く荒れた路面を、四駆でコトコト上がっていったのです。

>  帰りに立ち寄った亀山温泉白鳥の湯(亀山市の福祉施設)は今時なんと150円。
> シャンプー、石けんの類はないが、セットを110円で買うことができるのでトータル260
> 円。銭湯より安く露天風呂まであるのだ。初めて入ったがこれには大満足だった。

話しには聞いてましたが、そんないいとこでしたか。
脱衣箱の研究に、一度、入ってみないといけませんね。

良い山旅を!
                                  洞吹(どうすい)

2006/08/04(Fri) 18:00:46  [No.3285]


洞吹さん、どうもです。

> 狭い道を走ったのは覚えてます。
> たしかハイラックスサーフ時代でしたか。

そうです。洞吹さんの運転でオーバーヒートしてエンジンがオシャカになったサーフです。(^^ゞ

> 一度途中まで進んでみたものの、危険なので引き返してきたことがあります。

そうでしたか。一度行ってみなくてはね。(^^♪

> 話しには聞いてましたが、そんないいとこでしたか。
> 脱衣箱の研究に、一度、入ってみないといけませんね。

極上の温泉でした。(^_^)

                山日和

2006/08/04(Fri) 20:00:41  [No.3289]


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