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  最近の山 二題 投稿者:柳川洞吹

しばらくレポートを書いていない。
一応、山には登っているのだが、お気楽ハイキングくずれや、中途半端なヤブ山歩きばかりだったこともある。

最近登ったのは、奥麻生村、中尾山(柳ヶ瀬山)、栃ノ木、音波、古橋、川合、江戸、大沢、賤ヶ岳。
「なんじゃ、それは。」と言われてもしかたがない。
この中では賤ヶ岳が有名だが、それ以外は場所もわからんだろう。
なにも三角点マニアになったわけではない。
「○○山に登った」と書きたいのだが、山に名前がないので、点名を書くしかしかたがない。
しかし、賤ヶ岳と柳ヶ瀬山付近を除けば、どれも誰一人として会うことのない静かな山だった。

そうこうしているうちに、突然左腕が上がらなくなった。
無理に上げようとすると痛い。これが「五十肩」というやつか。
ちょうど山日和さんから今古川へのお誘いがかかったが、沢登りどころではない。
しかし、家でくすぶっていても精神衛生上よくないので、結局どこかへ出掛けることにする。

そうだ、「トチとカツラの桃源郷」にもう一度行ってみよう。
先週みんなで行った庄部谷山の途中にあった場所だ。
ここなら手を使わない沢歩きで行ける。
この前は時間がなくてゆっくりできなかったので、今度はじっくりと雰囲気に浸りたいと思う。

【山 域】 野坂山地 横谷川甲森谷
【日 時】 2006/7/15(土)
【天 候】 曇りのち晴れ
【メンバー】 単独
【コース】 横谷川林道駐車地7:40---林道終点7:55---甲森谷出合8:30
---トチとカツラの桃源郷9:35/11:20---甲森谷出合12:45
---林道終点13:20---駐車地13:35

横谷川の取水施設の前に駐車して林道を歩きだす。
20分ほどで林道は終り、その先に関電の巡視路が続いていた。
最初の吊り橋を渡った先から川の流れに入ったり、巡視路を歩いたりとなる。
巡視路は途中の橋が流されていたり、水流に没した河床を行くところもあるが、
渓流シューズなので問題はない。
ただ巡視路といっても、ゴルジュの高巻きで鎖場が続いたり、
岩に打ち込んである鉄筋の階段を伝ったりして、気が抜けないアスレチックのような道だ。

横谷川を遡ること約30分で、これから入る支流「甲森谷」の出合いに着いた。
ここは巡視路を歩いていると谷の合流点が見えないので、うっかりすると通り過ぎてしまう。
ここからは沢歩きとなるが、部分的に昔の炭焼き道もある。

ミニ七ツ釜や甲森滝を愛でながら沢を行くこと約50分。
桃源郷の前衛である大きなトチの木に出会う。
そしていよいよ桃源郷の入口。
まず炭焼窯を前にした大カツラが現れる。
そこから奥は、谷幅もゆったりと広がり、
蛇行する流れのほとりに、大きなトチとカツラの桃源郷台地が広がっていた。
ええとこじゃ、ええとこじゃ。

あっちうろうろ、こっちうろうろと核心部をゆっくり歩くうちに、
庄部谷山直登沢の出合いに着いた。
今日はここまで。
ザックをおろして、ゆったりとした気分で食事にする。
今日は曇りの天気予報だったが、少し青空が見えて、薄日もさしている。
儲けものだ。
大雨で流れ出してしまった徳も、少しは残っていたのだろう。
静かな谷に小鳥のさえずりが響き、川の流れは優しい。


続いては、無雪期は初めての己高山へ。

【山 域】 湖北 己高山
【日 時】 2006/7/22(土)
【天 候】 曇りのち晴れ
【メンバー】 単独
【コース】 林道駐車地(登山口)8:30---六地蔵9:35/9:40---牛留展望台10:05/10:15
---鶏足寺跡10:45/10:50---己高山11:15/12:05---鶏足寺跡12:25/12:35
---牛留展望台12:50/12:55---谷コース分岐13:05---谷コース登山口13:30
---駐車地13:50

宿泊施設「己高庵」の横の林道を奥へ進み、登山案内板の立つ分岐を直進すると、
次の分岐には、灯篭のような形の登山口案内標識が立っていた。
左側の林の中に1台の駐車スペースが3つあったので、そこにクルマを止める。
これより先には駐車余地はない。

ここで支度をして2〜3分林道を歩くと、すぐ登山口に着いた。
標識には「仏供谷(むくだに)登山口」と書いてあり、ここから登り始めるのが「尾根コース」で、
林道をさらに奥へ進むと「谷コース」というのがあるらしい。
今日は尾根コースを登る。

傾斜はあるが、尾根上に少し掘り込まれたような道の作りは、
歴史を感じさせるようにゆったりとしている。
しばらくすると並行する浅い谷も、昔の道のような感じだ。
足元は、先日来の豪雨で流れ出た枯葉が道のところどころに堆積して、フワフワしている。

30分で下側の送電鉄塔を過ぎ、少し傾斜が緩むと「六地蔵」に着いた。
一息入れる。
六地蔵なのに、七体のお地蔵様が並んでいる。
この先に、谷コースからの合流点があった。

しばらく登ると「牛どめ展望台」に着いた。
湖北平野や竹生島が眺められる。
さらに進むと、道は尾根をはずれ、山腹を水平に進むようになった。
「横懸道(よこがけみち)」と呼ばれているところだ。

この水平道をしばらく進むと、山腹が開け、台地が広がった。
鶏足寺跡だ。
昔、こんな山の中に、多くの寺院僧堂が建っていたとは驚きだが、
よく考えてみれば、比叡山も高野山も山の中に違いないので、驚くこともないのか。
境内には水場となる小沢も三本あり、人が住まうには条件がいいようだが、
やはり、よくこんな山の上になあ……というのが正直なところだ。

以前、冬期に山日和さんと登ったときは、雪の斜面と化していたであろう横懸道の存在などつゆ知らず、
雪の尾根をそのまま登って稜線通しに進んだので、この鶏足寺跡の台地は通っていない。

鶏足寺跡を過ぎると、水平道は己高山の頂上から西に垂下する尾根に当たったところで、
その尾根の直登に変わり、10分ほどで頂上に着いた。
樹林の中の平らな頂上で展望はほとんどなく、木立の途切れている東側が少し見えるのみだ。
昼食にする。

帰りは、途中の分岐から谷コースに入ってみた。
この道は、関電の巡視路を利用している。
道は山腹を下り、やがて谷芯に達する。
登山道は次の尾根に向かう巡視路と分かれて谷を下り始めるが、連日の豪雨でかなり荒れている。

歩きにくい道をしばらく進むと、これまた荒れた林道に出た。
ここに「登山口」の標識が立っている。
その林道を下っていくと、15分で朝の登山口に着いた。
何のひねりもないハイキングの直球レポートでした。

                               洞吹(どうすい)

2006/08/03(Thu) 19:42:50  [No.3274]


  Re: 最近の山 二題 投稿者:SHIGEKI  URL

洞吹さん 

行きましたか  ワンダーランドに俺一人

よろしなぁ  

わかってまっせ〜

偵察ですなぁ

そう、2007 川のほとりで

また  よろしく

    SHIGEKI

2006/08/03(Thu) 22:18:04  [No.3278]


  Re: 最近の山 二題 投稿者:柳川洞吹

> わかってまっせ〜
> 偵察ですなぁ
> そう、2007 川のほとりで

むむむむ〜。
そんなつもりは無いんですけどねー。
あそこ、雪が降ったら簡単にたどり着けませんで。
いつもの鈴鹿の「川のほとり」でも、途中断念あるんですから。

今回は、リハビリと静養ですわ。
命の洗濯。
あそこにすわってるだけで、身も心もきれいになりまっせー。

良い山旅を!
                                 洞吹(どうすい)

2006/08/04(Fri) 18:18:00  [No.3288]


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