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【伊那】夏のボヘミアンはC級登山 (画像サイズ: 1280×960 242kB)

11日夜、仕事を終えて出発、名神・中央道をひた走る。
高速を中津川で降りて、清内路峠付近で車中泊。

目覚まし時計を6時にセットしてあったが、疲れがたまっていたのか、起きたのは8時を過ぎていた。
まあ、のんびり行こうやね。
今日は南沢山・横川山を予定していたが、登り始めが遅くなったので、ちょっと予定変更して、
兀岳(はげたけ)に登ることにする。


【山 域】 中ア南部 兀岳
【日 時】 2006/8/12(土)
【天 候】 晴れのち曇り
【メンバー】 単独
【コース】 大平峠10:10---兀岳11:20/11:25---昼食11:30/12:10---大平峠12:40

大平峠に着くと、
峠の東屋にシートを張って泊まっていた旅行者らしい人が、荷物を車に積んで出発していった。
静かな峠だ。

駐車場のそばは夏焼山の登山口で、道をはさんで反対側に兀岳の登山口がある。
登山道はよく刈り払われている。
しばらく登ると、左の笹の中からフゥーフゥーと鼻息がする。
どうやらイノシシに威嚇されているらしい。
しばらく立ち止まっていると、ガサガサ音を立てて行ってしまった。
よかった。

ルートが南木曽町・飯田市の境界から清内路村・飯田市の境界へ鋭角に左折するところから、
刈り払いはなくなり、ところどころ笹を分けて進むが、道は明瞭だ。

山頂に近い稜線に出ると、風が通って涼しい。
傾斜が緩み、低い笹の中を進むと、刈り払いされた山頂に着いた。
とりたてて展望がいいわけではないが、去年登った南木曽岳が立派に聳えているのが見える。

途中の風の通るところで食事をして、あっけなく大平峠に戻った。
峠には整備作業の人がいて、登山道の様子を尋ねられた。
なんでも、夏焼山のほうは刈り払いをしたが、兀岳は予算がないのでできないそうだ。

高森温泉に入り、飯田市内で食料調達。
夕方、喬木村の三遠南信道矢筈トンネルへと向かう。
くねくねと山間を走る県道を進むと、突如、空中に高速道路様の高規格道路が出現した。
取り付け道路をぐるりと登って本線に入る。
こんな山の中を高速道路なみのスピードで走れるトンネルの威力は絶大で、数分で上村の程野に出たが、
平成の大合併のおかげで、こんなところまで飯田市になってしまっていた。


【山 域】 伊那山地 鬼面山
【日 時】 2006/8/13(日)
【天 候】 晴れ
【メンバー】 単独
【コース】 地蔵峠7:05---1585m標高点8:05---気持ちのよい鞍部8:10/8:15
---鬼面山9:20/10:20---1585m標高点11:05---地蔵峠11:50

クルマは、しらびそ高原への分岐を過ぎ、蛇洞林道を下っているうちに大鹿村に入ってしまった。
地蔵峠はどこや?と地図を見ようと止まったら、すぐ横に地蔵峠の大きな標識があった。
この峠は、山の尾根ラインは確かに鞍部になっているが、道路は下り坂の途中になっていて、
おまけに程野側から来たら地蔵峠の標識は見えない。
ややこしいとこじゃ。

空き地に駐車して登りはじめる。
山道に入ってすぐお地蔵様の祠があり、そのうしろへ登山道が続いている。
道はやせた尾根を伝い、高度を上げていく。
崩れやすい露岩の部分を過ぎると1585m標高点となり、その先に雰囲気のいい気持ちのよい鞍部があった。
太いブナが数本立っている。

ここからは山腹のような尾根の登りとなる。
両側は針葉樹と枯れた笹ヤブだが、登山道は広く踏まれていて快適だ。
ただ、景色は見えず、ちょっと単調になる。

登っては軽い下りを繰り返すうちに、カバの木が多い明るい林相に変わった。
伊那山地の主稜線に出ると道は左に曲がり、山頂は近い。

山頂は切り開かれ、木製やぐらの展望台があった。
やぐらに登ると、眼前に中央アルプスが展開した。
ただ、ところどころ雲がかかっており、全く全開というわけではないが、
木曽駒ヶ岳、空木岳はときどき見える。

伊那谷は全域、雲海の下だ。
いや、絶景絶景。
しかし、これ一発勝負のような山やな。

残念ながら、南アルプス方向は雲がかかっているのと、前衛の奥茶臼山などが邪魔をして、よく見えない。
でも、中アの展望で充分満足できる。
やぐらの上でプシュウ。

今日の温泉は、ここからだと飯田に戻るのが一番近いし、都合がいい。
飯田市街に入ったところにある、市営健康増進施設「ほっ湯アップル」に行ってみる。
これは「ほっとあっぷる」と読む。
ちゃんとした温泉で400円、ガラ空きだった。

クルマは駒ヶ根市へと向かう。
2年ほど前からソースカツ丼というものにハマってしまった。
ただのトンカツソースがかかっているだけ……と思ったら大間違いのコンコンチキ。
店によっていろいろ特徴のある、
なんとも言えない独特の深い味わいのソースにひたったトンカツは、ビールによく合う。

駒ヶ根では、普通の食堂の他にも、割烹だろうが、中華料理店だろうが、蕎麦屋だろうが、喫茶店だろうが、
ソースカツ丼はメニューにラインアップされている。
今日は駒ヶ根市役所の近くにある蕎麦屋の「茶そば/いな垣」に入ってみた。
食べてみると、ここは醤油ベースのソースで、
カリッと揚がった衣にかかったソースの甘辛さがなんとも言えぬ美味だ。


【山 域】 中ア北部 権現山・権現つるね(ちょっとだけ)
【日 時】 2006/8/14(月)
【天 候】 曇りのち晴れ
【メンバー】 単独
【コース】 伊那スキーリゾート7:45---登山口8:15/8:20---土俵跡9:00/9:05
---山本古道合流点10:05---権現山10:25・10:35---権現つるね引き返し10:50
---昼食10:55/11:35---権現山11:40/11:45---土俵跡12:15/12:25---登山口12:40/12:55
---伊那スキーリゾート13:15

伊那スキーリゾートの駐車場にクルマを置く。
ゲレンデに沿って林道を登っていくと、ゲレンデ最上部からすぐのところに登山口があった。
「権現山登山口」とある。

この権現山から先に続く尾根は、
木曽駒ヶ岳の北にある将棋頭山に続いている「権現つるね」と呼ばれる尾根で、
明治24年に、かのW・ウェストンも歩いたという古道を、最近復活したものだという。

今日は、その権現つるねを適当なところまで行って帰ってこようと思う。
登山道は、最初、谷沿いで陰気だったが、その谷を渡って尾根に出ると、いい雰囲気になった。
道は適度に刈り払われているし、段差も全くなく、尾根にジグザグを切って登るので傾斜も適度で、
ものすごく歩きやすい。
これは走って降りられる道だ。

気持ちのいい登りを続けるうちに、土俵跡というところに着いた。
ここも、雰囲気のいいコバだ。その先で林相が広葉樹林からカラマツ林に変わると、
道のつき方も、ジグザグから力登りの尾根直登に変わった。
あたりは軽くガスが巻いていて、伊那谷は見えない。

やがて主尾根に達し、山本からの古道と合流する。
この山本からの道が、権現つるねの古来のルートだ。
ここには立派な道標が建っている。
山本古道を見ると、笹の刈り払いがしてなかった。

ここからは一段と急登になる。
木にサルオガセがたくさんぶら下がっている。

しばらくで権現山に着いた。
山頂とされているところは、まだ斜面の途中のような場所だが、
小広く開かれていて、西山権現社が祀られ、伊那谷と南アルプスの展望台となっている。
今日は眼下に伊那谷は見えるが、残念なことに南アルプスは全体が霞みの中だ。

本当の山頂はすぐ先にあり、二等三角点があった。
点名も「権現山」だ。
そのまましばらく、カラマツ林の平坦な権現つるねを進む。

やがて次のピークへの登りに差し掛かったところで、本日はここまで、と引き返す。
途中のしっとり落ち着いた場所の道の真ん中で食事。
こんなところへ、まあ誰も来ないだろう。

下りはほんとに走って降りられるいい道で、早かった。

今日の温泉は、去年初めて入った、南箕輪村の大芝温泉。
ここは、近くの温泉のように観光客向けの宣伝はしていないし、
観光施設もない南箕輪村の交流センターみたいなところなので、観光客が混まなくていい。

ちょっと大芝温泉の考察をすると、
施設はかなりスペースがゆったりしており、そこに男女用300人分を超える下駄箱、
男性側脱衣箱が128。脱衣所の洗面台8台は立派なものだ。
それに浴室内の洗い場が24。
最大混雑時カラン割当率18.75%はクラスAAAと言っていい充実設備だ。
実際、128人も一度に入ることはないから、洗い場のカランがすべて塞がることはまずないということだ。
おまけに、売店のお姉さんがカワイイ。

夏ボヘの最後にもう一度駒ヶ根市へ。
駒ヶ根駅前の市営駐車場へクルマを入れると、
なんと、ここは最初の2時間が無料で、以後1時間たった130円という、
都会では考えられない夢のようなスグレものの駐車場だった。
ますます駒ヶ根市が好きになったぞ。

駅前の食堂「水車」でソースカツ丼を賞味する。
ここのはソースが濃い目でいい味がついていた。
肉が分厚くてうまい。
当然のことながら、悠々と駐車料無料の時間内で出場できた。

この3日間というもの、山中では誰一人として出会うことのない静かな山々だった。
あまり名の売れていない地方区の山ばかりだが、それが静かでいいのだ。
C級登山万歳だ。

                                洞吹(どうすい)

2006/08/16(Wed) 23:25:40  [No.3368]


【伊那】夏のボヘミアンはC級登山

柳川洞吹さん おはようサンです

お天気に恵まれて 好いボヘが出来ましたですね
Ryokuは何年か前に ボヘるいた軌跡 思い返されます

> 今日は南沢山・横川山を予定していたが、登り始めが遅くなったので、ちょっと予定変更して、兀岳(はげたけ)に登ることにする。

この山飯田にはいる行きがけ駄賃として ツバつけたある山 レポが欲しかったなあ 
でも今時期は暑い虫蒸しの山だろうか 1万尺に雪がかかれば好い眺めに成るでしょうね

> 峠の東屋にシートを張って泊まっていた旅行者らしい人が、荷物を車に積んで出発していった。
> 静かな峠だ。

大平峠らしい峠ですね 古道だユックリと降りていく モミジの季節は好い所だ

> 夕方、喬木村の三遠南信道矢筈トンネルへと向かう。
> くねくねと山間を走る県道を進むと、突如、空中に高速道路様の高規格道路が出現した。取り付け道路をぐるりと登って本線に入る。

この道ループを上がって軌道にドッキング 地球軌道にのるシャトルもこんな気分かなあ (^^)

> クルマは、しらびそ高原への分岐を過ぎ、蛇洞林道を下っているうちに大鹿村に入ってしまった。

しらびそ高原通過ですか 南アルの大展望がアルよ 雪が無いとタダの山並みか

> 地蔵峠はどこや?と地図を見ようと止まったら、すぐ横に地蔵峠の大きな標識があった。

R152はこの当たり切れてた もう繋がってましたか
鬼面山をピストンしたけれど あまり印象が残ってない

> 山頂は切り開かれ、木製やぐらの展望台があった。
> しかし、これ一発勝負のような山やな。

一丁上がりつぅ〜山でんな

> 今日の温泉は、ここからだと飯田に戻るのが一番近いし、都合がいい。

えぇっ! 赤石岳の懐 小渋湯に浸かれば好いのに 接待のお姉さまも優しいし 先ず持ってバルコニーのような展望風呂は良かったなあ 記憶に残る湯だ

> この権現山から先に続く尾根は、木曽駒ヶ岳の北にある将棋頭山に続いている「権現つるね」と呼ばれる尾根で、明治24年に、かのW・ウェストンも歩いたという古道を、最近復活したものだという。

これ覚えておこう 諏訪あたりの山村ボヘたい所あるんだ

> 2年ほど前からソースカツ丼というものにハマってしまった。
> カリッと揚がった衣にかかったソースの甘辛さがなんとも言えぬ美味だ。

へぇ〜 そんなに美味しいですか でも町だからプシューは御法度ですね
行き先々で美味しい食べ物 美しい景色 そして美しい人に出逢う
ボヘの喜びですよね

> ちょっと大芝温泉の考察をすると、
> おまけに、売店のお姉さんがカワイイ。
> ますます駒ヶ根市が好きになったぞ。

伊那は夏暑く 冬寒いからなあ
でものどかで アクセス便利な好いところですね

> C級登山万歳だ。

Z級まであるからなあ C級なら高級クラスバンザイですな
酔い山旅をです

             緑水

2006/08/17(Thu) 09:24:24  [No.3370]


緑水さん こんばんは

> お天気に恵まれて 好いボヘが出来ましたですね
> Ryokuは何年か前に ボヘるいた軌跡 思い返されます

ありがとうございます。
五十肩は痛いわ、出発前に桃をむいてて指切るわ、
2ヶ月前に食いつかれたダニの口だけがまだ身体に食い込んだままだわ、満身創痍の夏ボヘでしたが、
今年もなんとか行ってきました。

> しらびそ高原通過ですか 南アルの大展望がアルよ 雪が無いとタダの山並みか

南アはそれなりに素晴らしいと思いますが、この日は南アは雲の中。

> > 今日の温泉は、ここからだと飯田に戻るのが一番近いし、都合がいい。
> えぇっ! 赤石岳の懐 小渋湯に浸かれば好いのに 接待のお姉さまも優しいし 先ず持ってバルコニーのような展望風呂は良かったなあ 記憶に残る湯だ

小渋までクネクネハンドル回すのがもうしんどいですわ。
そこから駒ヶ根までも、これまたしんどい。
それに、飯田の本屋に用があったしね。
小渋はまたそのうちに。

> 行き先々で美味しい食べ物 美しい景色 そして美しい人に出逢う
> ボヘの喜びですよね

そうですね。
いろんなことが面白いです。
山登りだけがボヘじゃない。
ボヘは山登りを含んだ旅なのですね。

> > C級登山万歳だ。
> Z級まであるからなあ C級なら高級クラスバンザイですな
> 酔い山旅をです

おやまあ、Z級までありましたか。
それなら今回のはH級くらいにしておこうかな。

よい山旅を!
                                洞吹(どうすい)

2006/08/17(Thu) 23:54:46  [No.3381]


洞吹さん、こんばんは。
タイトルがよく見えなかったのでC級グルメ紀行かと思ったら山のレポだったんですね。(^_^;)
それも私の知らない渋い山ばかり。誰かが「日本百渋山」というのを選定してましたが
みんなそれに入りそうな山ですね。

> くねくねと山間を走る県道を進むと、突如、空中に高速道路様の高規格道路が出現した。
> こんな山の中を高速道路なみのスピードで走れるトンネルの威力は絶大で、数分で上村の程野に出たが、

> 飯田市街に入ったところにある、市営健康増進施設「ほっ湯アップル」に行ってみる。
> 今日は駒ヶ根市役所の近くにある蕎麦屋の「茶そば/いな垣」に入ってみた。
> 食べてみると、ここは醤油ベースのソースで、
> カリッと揚がった衣にかかったソースの甘辛さがなんとも言えぬ美味だ。
> 施設はかなりスペースがゆったりしており、そこに男女用300人分を超える下駄箱、
> 男性側脱衣箱が128。脱衣所の洗面台8台は立派なものだ。
> それに浴室内の洗い場が24。
> 最大混雑時カラン割当率18.75%はクラスAAAと言っていい充実設備だ。
> 駒ヶ根駅前の市営駐車場へクルマを入れると、
> なんと、ここは最初の2時間が無料で、以後1時間たった130円という、
> 都会では考えられない夢のようなスグレものの駐車場だった。
> 駅前の食堂「水車」でソースカツ丼を賞味する。
> ここのはソースが濃い目でいい味がついていた。

やっぱり登山レポじゃなかったんですね。(^^ゞ

             山日和

2006/08/17(Thu) 21:15:11  [No.3375]


山日和さん こんばんは

> タイトルがよく見えなかったのでC級グルメ紀行かと思ったら山のレポだったんですね。(^_^;)

> > 食べてみると、ここは醤油ベースのソースで、
> > カリッと揚がった衣にかかったソースの甘辛さがなんとも言えぬ美味だ。
> > 駅前の食堂「水車」でソースカツ丼を賞味する。
> > ここのはソースが濃い目でいい味がついていた。

> やっぱり登山レポじゃなかったんですね。(^^ゞ

気がつきましたか。
そのとおり、登山レポなんかじゃありませんよ。
なんたって、夏ボヘレポですからね。
それじゃ、また秋ボヘで。(^^)

よい山旅を!
                                洞吹(どうすい)

2006/08/18(Fri) 00:02:51  [No.3382]


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