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  銚子ヶ峰のお調子者達 投稿者:Tsutomu
銚子ヶ峰のお調子者達 (画像サイズ: 1024×768 203kB)

思い入れたっぷりの奥美濃藪山山行の後はお気軽宴会山行へと向かいました。

銚子ヶ岳峰(1810.4/石徹白)/8月15日(火)/晴れ/同行者一名:Hal

7:08登山口→7:16石徹白大杉→8:30神鳩ノ宮避難小屋→9:36〜13:20銚子ヶ峰→15:00登山口

前から盆休暇に山に行こうと友人のHalと 約束していた。13日の千回沢山から下山後右足に痛みを感じてどうしようかと迷ったが何とか騙しだまし行くことにした。

この冬に初めて訪れた石徹白の集落をこえ林道に入り石徹白大杉の登山口に向かう。登山口のよく整備された駐車場には既に多くの車が停まっていた。その一角に車を停めいざ登山口へ。

石徹白大杉へはよく整備された石段を登っていく。平らかなところに出るとその奥にロープで囲われた石徹白大杉がある。太さは立派なものだが静かに命を終わりたいのに無理矢理姿をさらされているようで哀しい。傍らのベンチでは中高年夫婦がすでにビールをあけていた。

ここから先の登山道は尾根伝いに進むのだが意外と急斜面。宴会セットを仕込んでいるので大変だ。それに右足にも気を遣う。すぐに汗が玉のように出てくる。一方、Halの方は飲み物と若干の食料という荷物。彼はまだ2度目の山なのであまり無理をさせてはと思いそうしたのだが、もともとは体格も体力もある彼。思いの外軽い荷物にどんどん先に進んでいく。大分先に進んでは僕の来るのを待っているという塩梅だ。

「すごい汗かいてるねえ。体質変わったの?」
これはHalの言葉。そう、以前は汗かきでは圧倒的にHalに軍配が上がっていたのだ。しかし、今日は圧倒的に僕の方が汗が多い。「最近、沢ばかり行っていて涼しいところばかりあるいてたから」といいわけはしてみたものの仕事環境の変化がこういう結果につながっているのは明らかだ。

登山道の両側はずいぶん下の方からブナがある。しかし、登りでは下ばかり見ていたので気付かなかった。下山時に気がついてビックリした。

「おたけり坂」では「わおー!」と叫んで「それは雄叫び!」と突っ込みを受け、「雨やどり岩」ではどこで雨やどりしたんだと不思議がり、避難小屋では裏手にまわりストリップ。そんなことを繰り返しながら徐々に徐々に銚子ヶ峰に近づいていく。

母御岩ではこれまたHalのヌード。暑いからかも知れないがすぐ裸になろうとする。その格好で岩の上から風景に見とれている姿は何と言っていいのか…。

母御岩からは野伏ヶ岳や薙刀山なんかも見えてこの冬、スキーで訪れたことが思い起こされる。次のシーズンもぜひスキーで訪れたいと思う。

銚子ヶ峰には母御岩から草原のような笹原を越えてすぐ。その笹原は別山をバックにまるでアルプスの一風景のようで思わず「アルプスの少女ハイジ」のテーマを口ずさむ。

銚子ヶ峰では避難小屋で僕らを抜いていった青年が一人パンをかじっていた。「三ノ峰ぐらいまで行かれるんですか?」と聞くとここで引き返すとのこと。まだ時間も早いしもっといけそうなのに。という僕らも人のことはいえない。今日はここまでで後は宴会に突入の予定だからだ。

青年が去ってから荷物を広げはじめる。しかし、それにしても到着時間が予定より一時間も早くどうしようといった感じ。しばらくボーっとしていたがやがて時間が持たなくなり宴会の準備を始める。

今日のメインは焼き肉。飛騨牛のカルビと、トンバラ。ストーブに網をのせ焼きはじめるといい匂いが漂いはじめる。見渡せばすばらしい景色。なんだか幸せだなあ、と思いながらビールをあける。が、ここで困ったことが。今日は保冷材の替わりにとビールを凍らせてきたのだがそれが溶けてない!飲めないじゃん。一方、Halの持ってきたビールはちょうどいい頃合いとのこと。悔しい思いをしながら焼き肉をほおばった。

焼き肉をしていると親子三人が登ってきた。夏休みの美しい想い出づくりにお父さんと登山だろうか。それなのにこんなところで焼き肉やっていてごめんなさい。

親子は一ノ峰へ行くらしくすぐ去っていった。その親子が少し北へ行ったところの岩の上からしきりに下を見て感激している様子が見えた。何があるのだろう。

焼き肉宴会を終え満腹になりお昼寝タイム。しかし、日陰がない。ツェルトを引っ張り出しなんとか日陰をつくってウトウト。

ウトウトしていたら知らぬ間にHalがさっきの親子が感激していた岩のところに行っていた。気付いて声をかけると草原のようなところが見えるとのこと。池もあるらしい。どれどれと帰ってきたHalと交替に「雲石ももすり岩」というその岩に向かってみた。

岩からは確かに草原のような台地が見える。所々の湿原のようなところにはニッコーキスゲらしき花も見受けられる。池も確かにあるようだ。そして左手を見ると…。あれ?これって山日和さんがレポしていた笠羽谷からミズバショウの咲く湿原の辺りじゃないかな。というか絶対そうだ。あわてて銚子ヶ峰にもどり双眼鏡をとってくる。そしてじっくり観察。そこにはすばらしい台地が広がっている。左手尾根には林道のような跡があるがほぼ藪に埋まっているようだ。そこから尾根を伝って上がってくると池がある。そこから更に進むと湿原か、草原か、ニッコーキスゲの先ほころぶ一角がある。更にその上に出たところにも同じようなところがあり、その他にも点在している。その周りは笹原だ。そこに行くにはこの笹原を漕いでいかなければならない。

う〜む、何だか残雪期ならいけそうな雰囲気。というか願教寺山の方からスキーでこれそう。確かそういう記録も読んだことあるような…。想像は膨らむのである。

長いなが〜い憩いの時間を終え来た道を下っていく。下りもHalは駈けるように(というか実際駈けて)急坂を下りていった。膝の痛い僕はそんな彼においてからながらも何とか下山。なかなか楽しい一日であった。

楽しい一日だったが最後、東海北陸自動車道で大渋滞につかまる。お盆をなめてはいけませんでした。

2006/08/19(Sat) 00:21:13  [No.3386]


Re: 銚子ヶ峰のお調子者達 (画像サイズ: 750×1000 264kB)

Tsutomuさん、こんばんは。

> 岩からは確かに草原のような台地が見える。所々の湿原のようなところにはニッコーキスゲらしき花も見受けられる。池も確かにあるようだ。そして左手を見ると…。あれ?これって山日和さんがレポしていた笠羽谷からミズバショウの咲く湿原の辺りじゃないかな。というか絶対そうだ。あわてて銚子ヶ峰にもどり双眼鏡をとってくる。そしてじっくり観察。そこにはすばらしい台地が広がっている。左手尾根には林道のような跡があるがほぼ藪に埋まっているようだ。そこから尾根を伝って上がってくると池がある。そこから更に進むと湿原か、草原か、ニッコーキスゲの先ほころぶ一角がある。更にその上に出たところにも同じようなところがあり、その他にも点在している。その周りは笹原だ。そこに行くにはこの笹原を漕いでいかなければならない。

それは間違いなく笠羽湿原ですね。どこを呼ぶのかわかりませんが、うえ田(湿原)とい
うのもあるようで、三ノ峰方面へしばらく進んだところに古い標識がありました。
ここを無雪期に訪れるのはかなりのアルバイトを要するでしょうね。
いちばん手堅いのは大杉登山口から廃林道を奥まで進んで、笠羽谷源流を遡行すること
でしょう。それにしても湿原と湿原のつなぎのヤブは相当苦労するでしょう。
残雪豊富な時期は全部雪の下だしね。タイミングが難しいですよ。

p.s. 今日徳山へ行ってきました。

                山日和

2006/08/19(Sat) 23:03:14  [No.3389]


山日和さん、こんばんは。

すみませんね。思いたっぷりのレポの次がこんなおちゃらけレポで。すかさずのコメント痛み入ります。

笠羽湿原…遠くから見てると草原みたいでワーイと駈けられそうなのにその実体は笹なんですよね。う〜ん、いいところそうなのに。その内一回ぐらいは挑戦するかも知れませんが僕には無理そう。少なくとも絶好のタイミングは得られそうにないですね。

徳山はどちらへ行かれたんでしょう。レポ楽しみです。

               Tsutomu

2006/08/20(Sun) 20:09:28  [No.3390]


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