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【日 時】2005年7月9日(土)
【山 域】野坂山地 岩篭山周辺
【天 候】曇りのち雨
【コースタイム】駐車地7:55---8:20口無谷出合8:30---9:30林道---9:50再入渓点---11:25二俣---12:10
        ナメ滝ランチ13:55---16:10駐車地


天気予報では午後から下り坂。午前中が勝負のようだ。
口無谷は湖西三国山、乗鞍岳を源流とする黒河川の一支流で、その山頂部に広大な草原を擁する岩篭山を源とする谷である。
下山を夕暮山から山の集落へ下りる登山道を辿るつもりで山集落と口無谷出合の中間点に車を止めた。
出合は黒河林道が右岸から左岸へ渡り返す橋のすぐ手前にあり分かりやすい。入渓点で仕度をしていると単独の登山者が歩いてきて話しかけられた。
滋賀県の山岳会の人で、今度会で初めて沢登りをするのに適当な谷を探すため下見に来たということである。

しばらくは平凡な流れを遡り、堰堤を左から越すと谷は90度右折して先が見えない。滝の臭いがする。
屈曲点まで来ると予想通り両岸を高い岩壁に護られた10m滝が堂々と落ちていた。
記録では右岸を巻いているが、左岸を巻いた古い記録もあるとの記述と、一見取り付きやすそうな傾斜に引かれて左岸から高巻きを開始する。
適当なところから落口へトラバースできるだろうと踏んでいたが、傾斜が強い上にホールドもほとんどなさそうな草付では手が出ない。仕方なく脆い岩と乏しいホールドの小尾根をどんどん追い上げられた。
やっと樹林帯に入り、もうそろそろいいだろうと再びトラバースを試みるものの、下の方がどうなっているかわからずまたもや断念。更に上へ上へと這い上がると前方に黄色い丸いものが見えた。
こんなところにテントでも張ってるのかと思って行ってみると、なんとカーブミラーだった。左岸高くを走る林道に出たのだ。
ガックリきてしばらくは林道を辿る。この林道が谷に近付くあたりはもう核心部を過ぎているらしい。
かと言って谷はもうはるか下に消えてしまい戻る気力もない。

少し下に水流が見えたところでガレ場を20mほど下って谷に復帰。ここはどのへんだろうか。
谷を下って偵察するが平流が続いていた。やはりもう核心部は過ぎてしまったのか。
あきらめて再び遡行を開始する。美しい流れが続きまんざらでもないなと思い出した頃、形のいい滝が現われた。右岸を巻いて行くと石垣があった。これは7m滝か。ハイライトの大滝は見逃したものの、多少はいいところに下りてきたようである。

滝らしい滝はないが、気持ちのいいナメが適度に配置され、すっきりとした流れに気分も高揚する。
美しい釜を持つ15mのナメのあと4m滝を右から抜け、またもや流麗な30mのナメに足を浸す。出だしのガックリもいくぶん口直しできたようである。

やがて左岸側がやたら開けてきた。林道がすぐそこに接近し、まわりはすべて伐採されているようだ。
右岸側は自然林のままでいい雰囲気なのだが惜しいことである。
開かれた空にはいつの間にか激しく雨が降るのが見えたが、遡行している樹下の空間はほとんど雨に濡れることも無い。

ついに伐採は谷全体に及んでしまった。やむなく林道に上がるが間もなく終点。少し先にはまた自然林が呼んでいる。右岸の伐採地を辿って再々度入渓する。またまたナメが続いたが、伐採の中なのがいかにも惜しい。樹林の下であればさぞ素晴らしいことだろう。

自然林に戻るとすぐに二俣となる。大きなトチなども現われていいムードである。二俣を左に取って進むと小滝とナメが続く。4mと5mの2段でそれぞれが2条に流れる連瀑を快適に直登。
ナメ滝が連続するところでランチタイムとする。前も後もナメ滝のなかなかいいシチュエーションである。

ソーメンと焼肉のランチを用意しているうちにシトシトの雨が本降りの様相を呈してきた。あわてて新調したタープを張るが、焼肉の炭も消えてしまい仕方なくコッフェルの蓋のフライパンで焼く。
寒くなってきたのでソーメンもにゅうめんにモデルチェンジである。
しかしこのタープというやつはツェルトと違って開放感がありなかなかの優れものである。もっと早く買えばよかった。

雨脚は衰えることもなくモチベーションは限りなくゼロに近い。、山頂へ行ってもしようがない(上流の渓相には未練があったが)と林道終点まで踏み跡を拾いながら谷を下り、そこからはイージーにのんびりと林道歩きで車まで戻った。


                           山日和

2005/07/13(Wed) 00:11:01  [No.368]


山日和さん こんばんは

さっきまで時間をかけて、返信フォームへ直接入力していて、
うっかりESCキーを押してしまったら、入力したレスが全部消えてしまった。
まったく、もう。
がっくりなので今夜は寝ます。
また再レスしますから。

                       洞吹(どうすい)

2005/07/13(Wed) 23:50:42  [No.371]


洞吹さん、こんばんは。
それはよくある話。自分のレポの時はワードで打ちますが、人にレスつける時は直接打ちますもんね。
これに懲りずに書き込んでやって下さい(^_-)

                      山日和

2005/07/15(Fri) 00:23:00  [No.372]


山日和さん、こんばんわ〜。

岩篭山、いい響きですね。この山のメインコース、市橋からの一般道も、沢沿いのかんじのいい道でした。

「近江湖西の山を歩く」に口無谷がのってますが、草原の山稜と深く明るい谷・・・と書かれていて、魅力を感じます。花崗岩の明るい谷は、気持ちが開けていいですね〜。お天気がよければ、テンションもあがったのでしょうが、お天気はなんともしがたく、しょうがないですね。
でも、高巻しすぎちゃったとは、山日和さん、めずらしいことですね〜。弘法の筆の誤り?っかな?。

2005/07/15(Fri) 19:18:39  [No.373]


tottyannこんばんは。
いきなりの大高巻きで林道まで追い上げられたんではモチベーション低下も致し方ないところ。
さらに雨の追い討ちではねー。
林道さえなければいい谷だと思うし、岩篭まで上がれば満足できますね。

弘法もいろんな筆を持ってるもんで・・・(^_^;)

                    山日和

2005/07/19(Tue) 00:20:34  [No.382]


山日和さん こんにちは
気をとりなおしての、再レスでごんす。

最近、雨が降らぬうちの、午前中勝負の日が多いですね。
私がここへ行った時も、夕暮山から山集落に降りるつもりでしたが、クルマは口無谷出合付近でした。

> 記録では右岸を巻いているが、左岸を巻いた古い記録もあるとの記述と、一見取り付きやすそうな傾斜に引かれて左岸から高巻きを開始する。
> なんとカーブミラーだった。左岸高くを走る林道に出たのだ。
> 谷を下って偵察するが平流が続いていた。やはりもう核心部は過ぎてしまったのか。

あれあれ、なんてこったい……ですね。
核心部はパスしてしまいましたがな。
核心部あたりでは、林道はかなり上部を通っているというのに、えらいアルバイトでしたね。
私は、最初の滝は右岸からボロボロ岩塔を巻きましたが、
その先の、いわゆる「F3、23m」は圧巻でしたよ。(悔しがらせておく)

> 滝らしい滝はないが、気持ちのいいナメが適度に配置され、すっきりとした流れに気分も高揚する。

まあ、これくらいのお土産がないと、やってられませんね。

> 自然林に戻るとすぐに二俣となる。大きなトチなども現われていいムードである。二俣を左に取って進むと小滝とナメが続く。
> ナメ滝が連続するところでランチタイムとする。前も後もナメ滝のなかなかいいシチュエーションである。

私は、この二俣で昼メシにして終了しましたが、この先、いいナメがあったんですね。

> しかしこのタープというやつはツェルトと違って開放感がありなかなかの優れものである。もっと早く買えばよかった。

タープを買ったのですか。
私も欲しかったんだ。
以前、秀山莊のが売り切れで、そのままになってしまって。
どこのやつですか。

> 雨脚は衰えることもなくモチベーションは限りなくゼロに近い。、山頂へ行ってもしようがない(上流の渓相には未練があったが)と林道終点まで踏み跡を拾いながら谷を下り、そこからはイージーにのんびりと林道歩きで車まで戻った。

あの林道を見てしまい、二俣あたりで昼メシにしてしまったら、
もうしんどいことは止めて、林道を降りるのは自然の成り行きというものでしょう。

よい山旅を!
                       洞吹(どうすい)

2005/07/17(Sun) 08:29:12  [No.374]


洞吹さん、どうもです。

> 気をとりなおしての、再レスでごんす。

さぞやガックリしたことでしょう。おつかれさまです。m(__)m

> 私は、最初の滝は右岸からボロボロ岩塔を巻きましたが、
> その先の、いわゆる「F3、23m」は圧巻でしたよ。(悔しがらせておく)

ふぇー。こりゃもう一回行かんとあきませんなー。(と悔しがっておく)

> タープを買ったのですか。
> 私も欲しかったんだ。
> 以前、秀山莊のが売り切れで、そのままになってしまって。
> どこのやつですか。

アライテントのやつです。HPで調べて好日山荘に注文しました。よろしいでー。(とうらやましがらせておく)

> あの林道を見てしまい、二俣あたりで昼メシにしてしまったら、
> もうしんどいことは止めて、林道を降りるのは自然の成り行きというものでしょう。

天気がよかったら最後まで詰めるのが自然の成り行きなんですが。
ではまた梅雨明けの渓で・・・・

                    山日和

2005/07/19(Tue) 00:25:56  [No.383]


はじめまして 
この沢、去年7月に登りました・・・。 
感想は、林道があんな状態とは知らず、がっかりの沢でした。
自分は入渓前に、最初のボロボロの花崗岩の滝まで偵察 その後林道を見つけてしまい、どこまで行くのかと林道を辿ったところ、2股手前まで行ってしまい、そこから入渓しました。 
2股から上は自然林とはいえ沢としては何もなく非常にがっかり・・・
しかし頂上の平原は素敵でしたので良しとしよう。
帰りは2股の右の沢を降りてきました。

 昔の記録では、良さそうな事が書いてあるが2股から上の沢があまりにつまらなかったので、林道沿いの沢から沢を下ってみました。
大伐採地から、水量の多い滑や淵、7m滝 最大の大滝まで下りました。
 帰りにここを通ってやっとこの沢の魅力を理解できました。
 しかし傍に林道、上流に伐採地があるのではホント残念です。

伐採地点まで沢遊びに来るぐらいならまた来てもいいかなと思いました。 
帰りに黒河川の林道から山道があると記録があったので探しましたが見つかりませんでした。 
  
今年敦賀に転勤したので、黒河川とか敦賀から半日で行ける山々の沢に行きたいと思っています。 

2005/08/01(Mon) 19:09:45  [No.443]


hiroさん、はじめまして。コメントどうもです。

> 感想は、林道があんな状態とは知らず、がっかりの沢でした。

そうですね。「越の谷」ではなかなかよさそうな記述だったのですが、あの林道し伐採地は白けて
しまいますね。山頂までは行きませんでしたが、二俣から上は変化に乏しいとはいえまあまあだと
感じました。
どんな谷にもいいところを見つけてやろうと思ってしまう癖ですね(^_^;)

> しかし頂上の平原は素敵でしたので良しとしよう。

ホントにいいところです。でも誰が付けたのか「インディアン平原」とはセンスの感じられない名前ですが・・・

> 今年敦賀に転勤したので、黒河川とか敦賀から半日で行ける山々
の沢に行きたいと思っています。

耳川のウツロ谷は面白いですね。3回行きましたが結構楽しめました。あの近辺の谷は京都山の会
のHPで地域研究が載っていて興味深いです。
庄部谷山や芦谷岳をめぐる谷はブナ林がよく残されているようでいい雰囲気でしょうね。

                        山日和 

2005/08/01(Mon) 21:28:40  [No.444]


山日和さん 遅いレスに返信ありがとうございます。
黒河川ではあと、となりの滝谷川にもはいりましたが、沢としては平凡でした。頂上も薮。

ウツロ谷、割谷は、当然(笑)行こうと思っていました。
 地形図で見るとウツロ谷はしょぼそうですが、3回も行くぐらいですからいいところなんでしょうね。 誰が発見したのか
それより、記録のない沢に興味があります。 たぶん外れが多いでしょうけど 
沢から海が見える敦賀半島の沢なんてどうなんでしょう。 

2005/08/01(Mon) 22:04:23  [No.445]


hiroさん、どうもです。
ウツロ谷はほとんどの滝が直登できて文句なく面白いと思いますよ。
YABLOGに昨年の画像貼り付けましたので見てやってください。

> それより、記録のない沢に興味があります。 たぶん外れが多い
でしょうけど 

そうですね。それも沢の楽しみですが、あまり外れすぎるとガックリきますね。

> 沢から海が見える敦賀半島の沢なんてどうなんでしょう。

記録を見たことがないですが、果たして遡行価値のある沢があるか否か。レポートお願いしまーす。(^_^)

                      山日和 

2005/08/01(Mon) 23:14:09  [No.447]


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