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【山 域】 野坂山地 芦谷岳
【日 時】 2005/7/16(土)
【天 候】 曇り時々雨
【メンバー】 単独
【コース】 林道アラ谷線終点7:50---一番目の鉄塔8:25/8:30---主稜線9:30/9:35
---芦谷岳10:45/10:55---ca840m台地11:05/11:50---巡視路合流12:30/12:35
---林道アラ谷線終点13:15

芦谷岳。
近江若狭国境に広がる野坂山地、その最高峰である野坂岳の南方にある藪山だ。
最初は西側から、美浜町の横谷川から関電の巡視路を辿ったが、
道が増水したゴルジュの中に消えてしまい、敗退。
二度目は南側から、地形図にある黒河山林道の支線を使って芦谷岳の主稜線南側鞍部を目指すも、
あるはずの林道が藪に戻って消失していて進めず、敗退。

押してもダメなら引いてみな。
南がダメなら北から行こう……で、今回は北側から、
敦賀市の山(集落名が「山」)から関電巡視路を使い、芦谷岳の主稜線北側鞍部を目指す。
執念の人と言えば聞こえはよいが、悪あがきと言えばそうかもしれない。
でも、行くのだ。

山の集落から地形図にないアラ谷林道に入り、終点広場に駐車。
ここから関電の巡視路が続く。
道はよく整備されていて歩き易い。
沢沿いにゆっくりと高度を上げながら沢を一度渡り、
沢を離れて右の小谷に沿うと自然林に入り、ジグザグを切って尾根の腹を急登となる。

ひとしきりの登りで尾根に上がると、ca360mの一番目の鉄塔に着いた。
ここは冷たい風が通って気持ちがよい。
このあと巡視路は尾根沿いに進む。
足音がして一人降りてきた。野坂岳からまわってきたのだろう。

二番目、三番目の鉄塔を過ぎると、いつのまにかブナ林の尾根に入っていた。
ブナの巨樹が迎えてくれる。
ここでパラパラと雨の音がしてきた。
今日は夕方から雨の予報だったのだが、朝から降り始めた。
遠雷も鳴っている。
でも幸いに降ったり止んだりだし、雨はブナの森が受け止めてくれて、ここまでは届かない。

ブナの尾根を登ると、平坦な主稜線に着いた。
巡視路は右に曲がり、野坂岳方面へと続いている。
私は左へと進むが、そちらへは野坂岳から降りてきた人が直進しないように、
枯れ木とロープで強烈に止めてある。

ロープをまたぎ稜線を南へ向かう。
広い平坦な尾根は、久し振りに「森の中を歩く」感覚だ。
気持ちよい。
薄い踏み跡が続いているので、方向を失うことはない。

尾根はやがて幅を収束し、小さなアップダウンが続く。
ca840m台地ピーク手前のコルからブナ林が始まった。
台地ピークへの急登の前に一息入れていると、にわか雨が通り過ぎる。
最後の急登で、ブナの森台地に着いた。
ここは帰りには尾根の腹を下るので方向注意だが、
うるさくない程度にテープマーキングが付けられていて、よくわかる。
こういうのはいい。

そこから左に曲がり、すぐ右に曲がって少し登ると、866m標高点芦谷岳に着いた。
展望はない。
やっと芦谷岳に来られた。
三度目の正直だ。
薄日が射している。
真夏が始ったばかりなのに、あたりは蜩の鳴き声でいっぱいだ。

芦谷岳を堪能するように、あたりを少しウロウロしてから、840m台地に戻って昼食にした。
蜩の声が満ち満ちているのに……静かだ。
芦谷岳。
いいところじゃないか。
またいつか、西と南も歩いてみたくなった。

                       洞吹(どうすい)

2005/07/17(Sun) 17:22:17  [No.377]


お早うさんです 今日も暑くなりそう
今年の梅雨明けは理想的ですね、前線消滅型は朝夕は涼しくて気持ち好い

> 芦谷岳。
> 押してもダメなら引いてみな。
> 執念の人と言えば聞こえはよいが、悪あがきと言えばそうかもしれない。
> でも、行くのだ。

好いですね 想う人への攻略もこうありたいですね
結果どう有ろうとやることに意義ありですよね 

> ブナの尾根を登ると、平坦な主稜線に着いた。
> 巡視路は右に曲がり、野坂岳方面へと続いている。

前に 山に車をとめて野坂岳からこのルートを廻って降りました
野坂岳からはゴツイ山毛欅が記憶に残ってる
尾根から先に芦谷岳があったのか 三国山の概略が良く分かりました

> うるさくない程度にテープマーキングが付けられていて、よくわかる。
> 芦谷岳。
> いいところじゃないか。

初見参の山でガスられると、テープが有り難く感じる時ありますね 
センスのことですが
二番煎じは蜜々の味かな

               緑水

2005/07/19(Tue) 08:33:40  [No.384]


緑水さん こんばんは

> 結果どう有ろうとやることに意義ありですよね 

そうですね。
でも、私はどっちかと言うとネバリの足りないほうなので、
酸っぱいブドウやねん……と言って、眺めているほうが多いのですよ。

> 前に 山に車をとめて野坂岳からこのルートを廻って降りました

ちょっと里歩きが長いものの、ここはいい周回ルートですね。

> 初見参の山でガスられると、テープが有り難く感じる時ありますね 

普段は、テープを目の仇にしていますが、
地図読みがめんどくさいときは、テープさん有難や、有難や。
身勝手なものです、はい。

よい山旅を!
                       洞吹(どうすい)

2005/07/20(Wed) 21:57:23  [No.397]


洞吹さん、こんばんは。

> 押してもダメなら引いてみな。
> 南がダメなら北から行こう……で、今回は北側から、
> 敦賀市の山(集落名が「山」)から関電巡視路を使い、芦谷岳の主稜線北側鞍部を目指す。

この道、野坂岳への登路として考えてました。積雪期は人の多いメインルートと違って静かな雪山を
楽しめそうですね。

> 執念の人と言えば聞こえはよいが、悪あがきと言えばそうかもしれない。
> でも、行くのだ。

そう、それが大事です。私も土蔵岳へは4度目の正直でした。

> 二番目、三番目の鉄塔を過ぎると、いつのまにかブナ林の尾根に入っていた。
> ブナの巨樹が迎えてくれる。

いい感じですねー。「福井の雪山」でも「後世に残しておきたいコース」と紹介してました。

> 広い平坦な尾根は、久し振りに「森の中を歩く」感覚だ。
> 気持ちよい。

この尾根は格別の味わいがありますね。

> 最後の急登で、ブナの森台地に着いた。
> ここは帰りには尾根の腹を下るので方向注意だが、
> うるさくない程度にテープマーキングが付けられていて、よくわかる。

このピークも雰囲気抜群。

> 芦谷岳。
> いいところじゃないか。
> またいつか、西と南も歩いてみたくなった。
標識のひとつもないまったく頂上らしくない頂上ですが、わかる人にはわかる奥の深い山ですね。
西も南もぜひどうぞ。特に三国岳への稜線は感動ものでっせー。

                         山日和

2005/07/19(Tue) 22:02:08  [No.389]


山日和さん こんばんは

芦谷岳、やっと行ってきました。

> この道、野坂岳への登路として考えてました。積雪期は人の多いメインルートと違って静かな雪山を
> 楽しめそうですね。

雪の時もいいルートでしょうね。
アプローチもいいし。

> そう、それが大事です。私も土蔵岳へは4度目の正直でした。

まだ暗いうちからヘッデン点けてひとりラッセルを、5回やっても頂上に着けなかった厳冬の霊仙、なんてのもありました。
昔のことです。

> いい感じですねー。「福井の雪山」でも「後世に残しておきたいコース」と紹介してました。

そう言われて、あらためて「福井の雪山」を見てみたら、のってるんですねー、ちゃんと。
おまえは、ガイド買ってどこ見とるんじゃい!……と言われそう。

> 標識のひとつもないまったく頂上らしくない頂上ですが、わかる人にはわかる奥の深い山ですね。

それが、プレート1枚かかってたんですねー。
平成17年6月だそうです。
小さいプレートでオモテは山名と標高だけだし、個人名はウラに小さく控え目に書いてあるので、
そのままにしておいてあげました。

> 西も南もぜひどうぞ。特に三国岳への稜線は感動ものでっせー。

今回でこれだから、西も南もすごく期待しています。

よい山旅を!
                       洞吹(どうすい)

2005/07/20(Wed) 22:14:55  [No.399]


洞吹さん、こんばんわ〜。

三度目の正直で、やっと芦谷岳にいったんですね〜。

何度も挑戦したから、喜びも三倍だったんじゃありませんか?

芦谷岳。
> いいところじゃないか。
> またいつか、西と南も歩いてみたくなった。

西も南も、季節を変えて行くといいですね〜。ブナの古木の並び立つ尾根に。

2005/07/19(Tue) 23:13:42  [No.390]


tottyann こんばんは

> 何度も挑戦したから、喜びも三倍だったんじゃありませんか?

そうですねえ。
まあ、あっちからもそっちからも、すぐあきらめちゃいましたからね。
その分、余計に嬉しかったですね。(←非論理的言辞)

> 西も南も、季節を変えて行くといいですね〜。ブナの古木の並び立つ尾根に。

今度は、秋と冬がいいですね。
そうします。
むふふ。楽しみが増えたわい。

よい山旅を!
                       洞吹(どうすい)

2005/07/20(Wed) 22:22:16  [No.400]


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