一括表示

日 時】2005年7月30日(土)
【山 域】台高山脈北部 馬駈ヶ場周辺
【天 候】曇り時々晴れ
【コースタイム】駐車地8:43---8:52地蔵谷出合---9:07二俣---10:41赤ゾレ山北東尾根---10:46赤ゾレ山---
        11:00池11:20---11:54 P1316 12:27---12:47木梶山13:33---13:55林道終点---14:15駐車地

 洞吹氏のレポにあった赤ゾレ山北東尾根が気になった。しかしただの二番煎じでは面白くない。
ここはひとひねり入れて隣の地蔵谷から赤ゾレ山を目指してみよう。どこかで地蔵谷は自然林が
残っていると書いてあったの見ていたし、谷そのものは大したことなくても美しい森の佇まいが味
わえるだろう。

 木梶林道をどんどん奥へ入っていく。車幅いっぱいの林道を恐る恐る進む。何箇所か崩れた跡を
慎重に通過、谷が右岸へ渡ったところでスペースを見つけて駐車できた。
この先すぐに倒木で道が塞がれていたのでラッキーだった。もしあのスペースがなかったらバック
で狭い橋を渡り返して延々とバックしなければならなかった。
少し手前で駐車して歩くのが精神衛生上もいいだろう。

 倒木を乗り越えて林道を進む。右下の木原谷はナメが続き、谷へ下りてもよかったかなと思わせる。
ほどなく広場となった地蔵谷出合。河原に降りる。ここが洞吹氏が取り付いたところか。
 目的の地蔵谷は釜を伴った3m滝と続く連瀑がゴルジュを形成しており直登できない。左岸の植林
の斜面を絡むと杣道が現われ上流へ導いてくれた。
 滝の上はナメ主体の平流で、すぐに二俣となる。左の流れが赤ゾレ山へダイレクトに突き上げる
沢だ。仮に地蔵谷左俣としておこう。右俣が本流だが少し遠回り、左俣に入る。
 谷の両岸は自然林に覆われ、壁がまったく立っていない。広々とした谷は明るく、台高らしくない、
どちらかと言えば芦生の谷のような感じである。
 目の前で突然大きなものが動いた。シカだ。一瞬目を合わせたあと左岸へ走り去った。
水を飲みに来ていたのだろう。こっちも驚いたが向こうもさぞ驚いたに違いない。悪いことをして
しまった。この後も谷の中、至近距離で2頭のシカに出会った。

 しばらく平流が続いたが、2条2mの滝を前衛にL20mの美しいナメ滝が迎えてくれる。
続いてまたL20mのナメ滝。滝らしい滝はないが、しっとりと落ち着いた佇まいは渋い味わいがある。
右岸側の台地には時折炭焼窯跡が現われ、かつてはこの谷でもさかんに炭焼きが行われていたこと
を示している。太い木がないのはそのせいだったか。

 地蔵谷出合の入渓点がすでに904mあり、早くも谷は源流の装いである。ちょっと雑然とした印象
の10m足らずの連瀑(それでも左俣一番の落差を持つ)を越えると流れは溝状になり谷筋を進むのもあ
まり意味がなくなってきた。
 今日は極端に体調が悪く足が上がらない。かなり急傾斜となってきた右岸に小平地を見つけて横
たわる。
 ほんとは一旦赤ゾレ山まで上がってから洞吹氏激賞の尾根を下り、今度は木原谷を詰めて馬駈
ヶ場あたりへ出るつもりだった。登山口の標高が高く標高差が400mしかないのでこいつを上がるだ
けでは物足りないだろうと思っていたのだ。
しかし朝珍しく寝過ごしたのと体調不良でそんなことをする気力も消え失せてしまった。

 さて、谷を離れて右岸の尾根を目指そう。源頭部に近付くにつれてブナやトチの大きな木が目立
ち始めた。まわりの尾根はすべて下生えもなくどこでも歩けそうだ。
それほどの急登でもないが体が重い。
 やっと尾根に到達、ここが洞吹氏推薦の素晴らしい尾根である。しかし赤ゾレ山目前なのでいち
ばんおいしいところは次回のお楽しみだ。

 赤ゾレ山頂上は縦走路から離れており、標識らしい標識もない。東側の展望が一気に開ける。
 ここまでの深い樹林から見晴らしのいい草原への切り替わりに目が覚めるような思いだ。
鞍部の池まで下りて靴を履き替えよう。

 水の多い少ないはあれ、いつも山上のオアシスのようだった草原の中の池は、まるで重油がたま
ったようなどす黒い色の水を湛えていた。
なんでこうなったのか。ちょっと悲しい。
気を取り直して濡れた渓流シューズから足を開放してやる。

 馬駈ヶ辻から台高縦走路に別れを告げてP1316への支尾根に入る。この尾根は木屋谷川方面からの
周回コースとしてすっかりおなじみになってしまった。
 道をはずして尾根の北側の木原谷源頭を覗きながら歩く。P1316までの尾根に放射状に広がる木原
谷の源頭部には豊かな自然林が残されているようだ。大きな木も目立つ。

 P1316の先から木梶山への尾根に入った。木梶山は台高主脈の側稜のさらに支尾根にある地味な山だ。
以前から気にはなっていたが機会がなかった。
 少し下ったところで北側の展望が開けた草地に出た。ここでランチとしよう。
 ここから見る高見山はマッターホルンにも例えられる西からの勇姿とは違って地味なかたまりに
しか見えない。その奥、やや霞んで見える大洞、尼、具留尊、鎧、兜といった曽爾の山々の方がよ
ほど個性的な姿をしている。
あの山々に自然林が残っていたらさぞ素晴らしいことだろう。

 木梶山は意外に近かった。二次林に覆われてはいるが、展望もなく平凡な頂上だった。
ここでまた昼寝。どうもいかん。
 木梶川への下降点はテープがベタ張りで迷いようもない。植林の中を急降下するとあっという間
に林道終点に飛び出した。
 今度は木原谷だ。

                             山日和

2005/07/31(Sun) 23:25:50  [No.442]


山日和さん こんばんは

「地蔵谷は自然林が残っている」とレスに書いてくれていたので、
そうか、先週の今週ではちょっと変化がないので、そのうちに……
と思っていたら、早速のお出ましだったのですね。

> 少し手前で駐車して歩くのが精神衛生上もいいだろう。

右岸に渡るところまで進入したのですね。
ワシは、ずっと手前に止めて、歩きました。

> ほどなく広場となった地蔵谷出合。河原に降りる。ここが洞吹氏が取り付いたところか。

さようでござる。

>  目的の地蔵谷は釜を伴った3m滝と続く連瀑がゴルジュを形成しており直登できない。左岸の植林
> の斜面を絡むと杣道が現われ上流へ導いてくれた。

ワシとは反対側の斜面ですな。
その杣道が、地形図にある小径でしょうかね。

>  谷の両岸は自然林に覆われ、壁がまったく立っていない。広々とした谷は明るく、台高らしくない、
> どちらかと言えば芦生の谷のような感じである。
>  しばらく平流が続いたが、2条2mの滝を前衛にL20mの美しいナメ滝が迎えてくれる。
> 続いてまたL20mのナメ滝。滝らしい滝はないが、しっとりと落ち着いた佇まいは渋い味わいがある。

ふーん、そんな雰囲気ですか。
いい感じみたいですね。

>  今日は極端に体調が悪く足が上がらない。かなり急傾斜となってきた右岸に小平地を見つけて横たわる。

不調のようですね。

>  ほんとは一旦赤ゾレ山まで上がってから洞吹氏激賞の尾根を下り、今度は木原谷を詰めて馬駈
> ヶ場あたりへ出るつもりだった。登山口の標高が高く標高差が400mしかないのでこいつを上がるだ
> けでは物足りないだろうと思っていたのだ。

いつもながら、計画は壮大ですね。

> しかし朝珍しく寝過ごしたのと体調不良でそんなことをする気力も消え失せてしまった。
>  馬駈ヶ辻から台高縦走路に別れを告げてP1316への支尾根に入る。この尾根は木屋谷川方面からの
> 周回コースとしてすっかりおなじみになってしまった。

しんどいと言いながらも、木梶山に向かうかー。

>  道をはずして尾根の北側の木原谷源頭を覗きながら歩く。P1316までの尾根に放射状に広がる木原
> 谷の源頭部には豊かな自然林が残されているようだ。大きな木も目立つ。

木原谷もよさそうですね。

>  木梶川への下降点はテープがベタ張りで迷いようもない。植林の中を急降下するとあっという間
> に林道終点に飛び出した。

木梶山〜林道のポピュラールートは、林道終点からでしたか。
ところで、林道に頭とお尻が赤くて背中が真っ黒、
腹が緑色の変態ムカデみたいな気持ち悪いムシがいっぱい歩いてませんでしたか?

よい山旅を!
                       洞吹(どうすい)

2005/08/01(Mon) 22:54:43  [No.446]


洞吹さん、どうもです。
早速行ってきましたでー。
木梶川というのは沢の記録から全く見放されたところのようで、資料がありませんでした。
いわゆる沢登りの興味という点ではどうかわかりませんが、雰囲気はなかなかよろし。
木梶三滝も見学しようかと思ったんですけどね。
途中の不動尊のある広場に頭上からかかる滝も見事でしたね。
(一説ではあれを不動滝というらしいですよ)

> ところで、林道に頭とお尻が赤くて背中が真っ黒、
> 腹が緑色の変態ムカデみたいな気持ち悪いムシがいっぱい歩いてませんでしたか?

そんなえげつない虫がいたんですか(@_@;)絶対会いたくないですねー(^_^.)

                      山日和

2005/08/01(Mon) 23:21:50  [No.448]


山日和さん、こんばんわ〜

>  洞吹氏のレポにあった赤ゾレ山北東尾根が気になった。しかしただの二番煎じでは面白くない。

山日和さんらしいですね〜。

> ここはひとひねり入れて隣の地蔵谷から赤ゾレ山を目指してみよう。どこかで地蔵谷は自然林が
> 残っていると書いてあったの見ていたし、谷そのものは大したことなくても美しい森の佇まいが味
> わえるだろう。

沢登りも良し、沢歩きも良しですね。自然林が多ければ、気分がいい。

>  今日は極端に体調が悪く足が上がらない。かなり急傾斜となってきた右岸に小平地を見つけて横
> たわる。

めずらしいことですね。鉄人だと思ってましたが。

>  ほんとは一旦赤ゾレ山まで上がってから洞吹氏激賞の尾根を下り、今度は木原谷を詰めて馬駈
> ヶ場あたりへ出るつもりだった。

推奨の尾根、秋がいいかも。楽しみは次に伸びたら、もっと楽しみになりますね〜。

2005/08/02(Tue) 21:56:33  [No.449]


tottyann、どうもです。
木梶川流域は植林だらけで自然林はないと思ってましたが、狭い範囲ながらもなかなか素敵な森が
ありますね。またまた課題発生です。(^_^)
この日は極端に体調が悪く、自分でも「こんなはずでは・・・」と思いながら歩いてました。
もう年ですわー(^_^;)

思い立ったが吉日で、すぐに行かないと機会を失ってしまいますね。

                      山日和

2005/08/02(Tue) 23:14:05  [No.453]


セミの喧しい朝です お早うさん
暑さ負けですか 体調が悪いとは 人の子なんですね

渓谷美は鳴滝あたりかららしいですね
林道への逃げができるから 好い谷あそびができそうですね

> 車幅いっぱいの林道を恐る恐る進む。何箇所か崩れた跡を慎重に通過、谷が右岸へ渡ったところでスペースを見つけて駐車できた。
> 少し手前で駐車して歩くのが精神衛生上もいいだろう。

先が判らないのに恐いことしますなあ、少し手前とは不動尊から半分位は行けますか??

> 谷を離れて右岸の尾根を目指そう。源頭部に近付くにつれてブナやトチの大きな木が目立ち始めた。

赤ゾレから木原谷へ下りのルート取りも、安全範囲の雰囲気ですね。

> 道をはずして尾根の北側の木原谷源頭を覗きながら歩く。P1316までの尾根に放射状に広がる木原谷の源頭部には豊かな自然林が残されているようだ。大きな木も目立つ。

これを登りに取ろう 美味しいところの先取りを狙いましょうね(^^)
馬駆ケ場・・・ウマカベ食卓になるカモ

                  緑水

2005/08/04(Thu) 07:15:22  [No.456]


緑水さん、どうもです。
暑さに弱くはないのですが、どうにも体が重くてダメでした。
人の子じゃなかったら何の子だと思ってたんですかー(^^ゞ

> これを登りに取ろう 美味しいところの先取りを狙いましょうね(^^)

先を越されちゃいそうですね(^_-)
一番煎じレポお願いしまーす。

                   山日和

2005/08/04(Thu) 21:11:40  [No.457]


掲示板に戻る