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  奥谷山追っかけ/揖斐 投稿者:Tsutomu  URL
奥谷山追っかけ/揖斐 (画像サイズ: 1024×768 392kB)

今回は洞吹さんの追っかけです(キャー!)。揖斐の外津汲から奥谷山。洞吹さんのレポを読んだ時はそんな山があったかと知らなかったことにちょっと悔しい思いもしました。その後自分の持っているガイドブックにも紹介されていることに気付き自分の見落としに再び悔しい思い。これはぜひ行かなければと仕事でくたくたになった身体にむち打って外津汲に向かいました。

奥谷山(860.8/奥美濃)/10月22日(日)/曇り時々晴れ/単独

11:00 新外津汲橋 → 12:00 内谷三角点 → 12:50〜13:53 奥谷山山頂 → 14:20 No.91鉄塔 → 15:02 内谷林道 → 15:45 新外津汲橋

レポの方は洞吹さんの方が行く気をそそるように格段にうまく書かれているので今更僕がレポを出さなくてもなあという感じですが一応ここまで山に行ったらレポ提出をモットーとしてきたのでしばらくお付き合い下さい。

仕事の疲れがたまって起きたのは何と朝9時。空の様子を見るとどんよりしているし遅いしどうするかなあと思ったが取りあえず現地に向かうことにする。昼過ぎからは雨になるだろうが雨の中の山歩きもおつなもだろう。

新外津汲橋の袂には情報通り広い駐車場。車を停めていると、11月中旬にあるらしい揖斐川マラソンの練習なのだろうか結構な数のランナーが走る過ぎていく。そんな中で準備をし、内谷にほんのちょっと入ったところの鉄塔巡視路から登っていく。

ガレて足下の悪い巡視路をちょっと登ると地蔵様が…。「明治廿三年」の文字が読みとれる。素直に考えればこの道はそれ以前から「道」としてあったことになる。どこにむかって何に使われた「道」なのか。なんだか胸がときめく。

道はほぼ地形図の点線道通りに進んでいく。深い溝、浅い溝の道が絡み合うようにして尾根上に続く。植林といったものはほとんど見あたらず気持ちの良い樹林だ。この高さだとまだ紅葉には早い。それでも気分はいい。この辺りのことを洞吹さんのレポでは「公園を歩くような素晴らしい林間プロムナード」と書かれている。その通り!ここといい、高天神といい、池田山界隈といい鈴鹿に負けず劣らずの樹林だと思っているのは僕だけかなあ。

途中、鉄塔巡視路は尾根の左側へ回っていく。こちらは尾根上のやや急な斜面を進んでいく。やがて斜面が緩やかになり広い台地状の森となる。ここも良い感じの森だ。左手についた踏み跡を辿るとNo.97鉄塔にでる。行く先の尾根を確認したかったが見晴らしは思った程良くなかった。

その後も林間プロムナードは続き、途中植林も若干あるが概ね気持ちの良い樹林の中を落ち葉を踏みながら歩いていく。No.96・95と鉄塔を過ぎて巡視路は急斜面の手前で内谷川に下っていく。

巡視路と分かれてここからはあまり踏み跡がはっきりしない尾根筋を登っていく。右手側は切れ落ちていてそこから隠れていた雉がいきなり飛び立ってビックリ。斜度が緩やかになってくると点名「内谷」の三角点。静かなところだ。

三角点の先は若干下って細い鞍部を越える。振り返ると三角点ピークを東側から回り込んできている道が確認できた。後でガイドで確認すると三角点を巻いていく道もあるらしい。

ここからは踏み跡のはっきりしないやや急な斜面となる。藪といったものはない。空はどんよりしているものの雨は今のところ大丈夫。そのかわり湿度が高く急斜面になると汗が噴き出てくる。じっとりした汗をかきながら進んでいく。明確な踏み跡はないが時折古い目印のテープがこのルートで大丈夫と教えてくれる。

上部に至ると腰高の笹も出てくる。尾根も広くなり洞吹さんの書かれているように下りには気をつけなければと思い振り返り振り返り景色を目に焼き付ける。あまり当てにはならないが…。

植林と自然林の間を通ってしばらくで旧村界尾根に出る。春日方面は桧の幼木が植林されている。ここから左に尾根を辿っていくと桧の鬱蒼とした植林帯になる。その植林の奥の自然林との境目に「奥谷」の三角点はあった。

ひっそりした感じだ。見晴らしはないが実に良い。洞吹さんが多分したように三角点の傍らに自然林を前にして腰を下ろす。遠く伐採をしているらしいチェーンソーのエンジン音以外は物音は聞こえない。こんな中でゆっくりと過ごす時間はなんて贅沢なんだろう。何の変哲もない、といえばそうなのだがこの変哲のなさが好きだ。静かにプシューッ!タイムを過ごす。

ゆったりと休憩して下山を始める。計画では往路をそのまま下るはずだったが旧村界尾根の分岐点に至ってなんだか鍋倉山に続く旧村界尾根が気になった。見ると桧の植林と自然林の間にかなり明瞭な踏み跡がある。更にこの尾根を下った鞍部には鉄塔が立っているようだ。鉄塔があるということは巡視路もあるはずで最悪それを辿って下っていけるだろうと踏んで旧村界尾根を下っていった。

尾根の踏み跡は植林に沿って続き、植林が切れると踏み跡は無くなる。しかし、自然林の尾根は下草も藪もなく歩きやすい。途中、植林された尾根を右手に見て進んでいくといきなり巡視路のプラスチック階段があらわれた。それに続く萱藪の中の踏み跡を辿ると鉄塔に出る。

鉄塔からは鍋倉山が見上げられる。この感じだと鍋倉山からの縦走も可能な感じだ。それどころか、貝月から小島山までの縦走もできそう。いずれ機会があったらやってみようか。

この鉄塔から巡視路は高橋谷川に下っている。そちらに下りては車に戻れないので下ってきた巡視路を植林尾根の辺りまで戻る。おそらく巡視路はこの尾根を下っているものと思われる。例えそうでなくてもこの尾根は下りやすそうだ。少なくとも地形図上の谷についている点線道よりはるかに良さそうだ。

植林尾根に進んでいく。果たしてプラスチック階段があった。予想通り巡視路はこの尾根を下っているのだ。後はひたすら下るだけとなった。

尾根は植林がずっと続く。思ったより急な尾根で巡視路がなかったら下るのがちょっと恐かったかも知れない。途中、工事用の重機が置かれた鉄塔に出る。ここから先巡視路は更に明確なものとなり整備された登山道といった感じになる。下部にいたり鉄製の橋を渡ると舗装された内谷林道に出る。この林道は地形図にも出ていて気になっていたがこんなにいい道ならエコマシーンをデポしても良かった。しかし、途中車止めがあり、この降り口までは車が乗り込めそうになかったが。

林道はずっと緩く下っている。登った尾根を見上げることができるし、途中大きな滝もあったりして退屈しない。エコマシーンがあればもっと爽快であろう。辿り着いた外津汲の集落はあまり人の気配がしない。古い車道を下っていって駐車場へと辿り着いた。

2006/10/24(Tue) 22:38:59  [No.4560]


  Re: 奥谷山追っかけ/揖斐 投稿者:柳川洞吹

Tsutomuさん こんばんは

早速、行かれましたね。

> ここといい、高天神といい、池田山界隈といい鈴鹿に負けず劣らずの樹林だと思っているのは僕だけかなあ。

いえいえ、Tsutomuさんだけではありませんよ。
ここはなかなか素晴らしいじゃありませんか。
先日の奥谷山で、美濃の山はヤブばかりじゃない……と、あらためて感じ入った次第です。

> その植林の奥の自然林との境目に「奥谷」の三角点はあった。
> ひっそりした感じだ。見晴らしはないが実に良い。洞吹さんが多分したように三角点の傍らに自然林を前にして腰を下ろす。遠く伐採をしているらしいチェーンソーのエンジン音以外は物音は聞こえない。こんな中でゆっくりと過ごす時間はなんて贅沢なんだろう。何の変哲もない、といえばそうなのだがこの変哲のなさが好きだ。静かにプシューッ!タイムを過ごす。

チェーンソーの音はなかったけど、ワシの時と同じ情景ですね。
見晴らしもない、頂上らしい高まりもない、
どこにでもあるような、ほんとになんでもない山の上なんだけど、
その佇まいの中に座っているだけで、ゆったりとした気持ちに包まれていくのですね。
ああ、いいなあ。

> ゆったりと休憩して下山を始める。計画では往路をそのまま下るはずだったが旧村界尾根の分岐点に至ってなんだか鍋倉山に続く旧村界尾根が気になった。見ると桧の植林と自然林の間にかなり明瞭な踏み跡がある。更にこの尾根を下った鞍部には鉄塔が立っているようだ。鉄塔があるということは巡視路もあるはずで最悪それを辿って下っていけるだろうと踏んで旧村界尾根を下っていった。

ちゃんと、おまけ付きですね。
タダでは戻らないTsutomuくんだ。

> 鉄塔からは鍋倉山が見上げられる。この感じだと鍋倉山からの縦走も可能な感じだ。それどころか、貝月から小島山までの縦走もできそう。いずれ機会があったらやってみようか。

ほう、そうですか。
シブ好みだけど、興味あるひとには面白いルートになりますね。

内谷の林道は舗装路ですか。
地図では、鍋倉山からの尾根まで、ずいぶんクネクネと奥に伸びてますね。
ワシは、奥谷山の帰り道に、この林道に出ようなんて、全く考えませんでした。
やはり若い人は発想が柔軟やね。

よい山旅を!
                                洞吹(どうすい)

2006/10/24(Tue) 23:23:51  [No.4565]


  Re: 奥谷山追っかけ/揖斐 投稿者:Tsutomu  URL

洞吹さん、こんばんは。

> 早速、行かれましたね。

早く行かないとまた忘れそうなので(年々忘れるのが早くなってる)

> いえいえ、Tsutomuさんだけではありませんよ。
> ここはなかなか素晴らしいじゃありませんか。
> 先日の奥谷山で、美濃の山はヤブばかりじゃない……と、あらためて感じ入った次第です。

みなさんにぜひ知って欲しいところですけどあまり知られると静けさが…。難しいところです。

> チェーンソーの音はなかったけど、ワシの時と同じ情景ですね。
> 見晴らしもない、頂上らしい高まりもない、
> どこにでもあるような、ほんとになんでもない山の上なんだけど、
> その佇まいの中に座っているだけで、ゆったりとした気持ちに包まれていくのですね。
> ああ、いいなあ。

チェーンソーの音にさえ何故かノスタルジーを感じました。

> シブ好みだけど、興味あるひとには面白いルートになりますね。

本当に物好きな人向きですね。1/4は東海自然歩道だし、1/5は林道だし。

> 内谷の林道は舗装路ですか。
> 地図では、鍋倉山からの尾根まで、ずいぶんクネクネと奥に伸びてますね。
> ワシは、奥谷山の帰り道に、この林道に出ようなんて、全く考えませんでした。
> やはり若い人は発想が柔軟やね。

洞吹さんのレポを見て地図を確認したときからこういう風にはまわれんのかなと気になってました。楽できないかなあという思いで。結果的には植林の中ばかりで面白味には欠けるルートでしたがそれはそれなりによかったということで。

                  Tsutomu

2006/10/25(Wed) 22:21:14  [No.4576]


  Re: 奥谷山追っかけ/揖斐 投稿者:とっちゃん(こと)

Tsutomuさん、こんばんは〜。


目をみはる自然もすばらしいけど、ゆったりとした山歩きもいいもんですね〜。

ホームグラウンドは故郷の香りやね。

いろんな山歩き楽しめますね。

疲れている時には、ほっとできる場所がいいね。

油絵を少しかじっていた時の友人が、九州から東京へ恩師の個展に車で行った帰り道、うろおぼえの私の家をさがしてくれたそうです。2年前に手術をしたことが年賀状に書いてあったので顔を見ていこうと。

その人もちょっと気持ちが弱っているみたいで気になるんやけど。結局出会えずにかえってしまったようで今晩帰ったら葉書がきてました。

なんだかとっても疲れて帰ってきて、そんな葉書を読むと、心がほろっとしちゃいました。

山は、いつも好きだけど、人が好きで人が嫌い、でもこんな時は、人が好きになっちゃいますね〜。

一枚の葉書に救われる時が幾度あったかな。

2006/10/25(Wed) 21:08:53  [No.4573]


  Re: 奥谷山追っかけ/揖斐 投稿者:Tsutomu  URL

とっちゃんさん、こんばんは。

> 目をみはる自然もすばらしいけど、ゆったりとした山歩きもいいもんですね〜。
> ホームグラウンドは故郷の香りやね。
> いろんな山歩き楽しめますね。
> 疲れている時には、ほっとできる場所がいいね。

地元に帰ったという感じでホッとできますね。やっぱうちがいいなあという感じ。

> 油絵を少しかじっていた時の友人が、九州から東京へ恩師の個展に車で行った帰り道、うろおぼえの私の家をさがしてくれたそうです。2年前に手術をしたことが年賀状に書いてあったので顔を見ていこうと。
>
> その人もちょっと気持ちが弱っているみたいで気になるんやけど。結局出会えずにかえってしまったようで今晩帰ったら葉書がきてました。
>
> なんだかとっても疲れて帰ってきて、そんな葉書を読むと、心がほろっとしちゃいました。

僕ならきっと泣いちゃいます。

> 山は、いつも好きだけど、人が好きで人が嫌い、でもこんな時は、人が好きになっちゃいますね〜。

ああ、言い当ててますね。

> 一枚の葉書に救われる時が幾度あったかな。

僕の場合は励ましてくれる友人達ですね。何度救われたことか。そして山…。今回も登らなければつぶれると半ば本気で思ってました。

             Tsutomu

2006/10/25(Wed) 22:38:23  [No.4577]


  Re: 奥谷山追っかけ/揖斐 投稿者:伊勢山上住人  URL

Tsutomuさん、こんばんは。

どうも、チンプンカンプンの山域ばかりでレスが出来ません。

> 昼過ぎからは雨になるだろうが雨の中の山歩きもおつなもだろう。

晴れ男も御池以来雨好きになりましたか。
私も雨に濡れに行ってみようかな。なんて心傾きましたが、
ちょっと家庭事情がありまして、山行き自粛せざるを得なくなりました。

> 三角点の傍らに自然林を前にして腰を下ろす。こんな中でゆっくりと過ごす時間はなんて贅沢なんだろう。何の変哲もない、といえばそうなのだがこの変哲のなさが好きだ。静かにプシューッ!タイムを過ごす。

いいなあ「やみげ」鳥の鳴かない山旅は。
私も全身に般若心経でも書いて山に入ろうかな。

> 鉄塔があるということは巡視路もあるはずで最悪それを辿って下っていけるだろうと踏んで旧村界尾根を下っていった。
> おそらく巡視路はこの尾根を下っているものと思われる。例えそうでなくてもこの尾根は下りやすそうだ。少なくとも地形図上の谷についている点線道よりはるかに良さそうだ。

いよぉ〜。それでこそヤブコギ人。いい判断してますねぇ。

精力的な山歩き。これからのレポも楽しみですが、
魅力的な女性と出会えそうな山じゃなさそうですね。

                      伊勢山上住人

2006/10/25(Wed) 21:34:12  [No.4575]


  Re: 奥谷山追っかけ/揖斐 投稿者:Tsutomu  URL

伊勢山上住人さん、こんばんは。

> どうも、チンプンカンプンの山域ばかりでレスが出来ません。

すんません。マイナーな山が多くて。
伊勢山上住人さんのレポも読ませていただいているのですがやはり山域の違いからかピンとこないところがあってレスしてなくてすみません。一度その界隈の空気を吸うと掴めてくるんでしょうが。

> 晴れ男も御池以来雨好きになりましたか。

基本的には思ったより天気が好転していることが多いので晴れ男は健在だと思ってます。

> 私も雨に濡れに行ってみようかな。なんて心傾きましたが、
> ちょっと家庭事情がありまして、山行き自粛せざるを得なくなりました。

そうなんですか。寂しいですね。自粛期間中はぜひ山歩きをしない山行レポという新しい分野を開拓して欲しいです。

> いいなあ「やみげ」鳥の鳴かない山旅は。
> 私も全身に般若心経でも書いて山に入ろうかな。

そういえば鳥の鳴き声もなかったような…。

> いよぉ〜。それでこそヤブコギ人。いい判断してますねぇ。

この辺りの山域ではよくやる手ですね。やたら高圧電線が通ってるおかげです。

> 精力的な山歩き。これからのレポも楽しみですが、
> 魅力的な女性と出会えそうな山じゃなさそうですね。

鈴鹿もそうですが、別山や恵那山も賑やかでいろいろな人と出会えるだろうなと思いますが自分には何だか場違いな気がしちゃいます。別山では「いいとこだけどここは自分には似合わない」と本気で思ってました。良い山には違いなく再び訪れたいとも思いますが「違うなあ」という感じです。で「合ってる」山というと奥谷山のような山になっていっちゃうわけです。人がこなくて静かな山。こんなんじゃ何時までたっても独り身ですね。こんな山が好きな物好の魅力的な女性もそういないだろうし…。
                      
                Tsutomu

2006/10/25(Wed) 22:58:48  [No.4578]


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