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  繖山〜安土城/湖東 投稿者:Tsutomu  URL
繖山〜安土城/湖東 (画像サイズ: 1024×768 301kB)

戦国シリーズ第?段 繖山〜安土山

前に洞吹さんのレポで気になっていた湖東の繖山へ行ってきた。ついでに、といっては何だが安土山にも寄ってきた。本当は時間があったら箕作山・太郎坊山にも行きたかったが、繖山〜安土山が意外とボリュームがあり諦めた。両山とも戦国の臭いがプンプンする山だった。

繖山(432.7m/湖東)・安土山(190m/湖東)/12月3日(日)/曇り/単独

8:10 猪子公園 → 8:28 北向岩屋十一面観音 → 9:10 雨宮龍神社 → 9:45 繖山三角点→ 10:10 観音正寺 → 10:38〜12:10 繖山三角点 → 13:25 安土城天主跡 → 14:35 猪子公園

洞吹さんは、古い滋賀県ガイドを見ながら登ったらしいが僕は最新版を購入しての挑戦。
最新版にはミニ縦走コースが紹介されておりそれに従う事にした。

縦走なのでいくらミニとはいえ往復するのはちと難儀。先週に続きエコカーに御登場願うことにした。ちと寒さが気になるが大丈夫だろう。

大垣を出て関ヶ原に向かう頃には雨が降り出した。本当に雨男になってしまったようである。しかし、現地に着いてみると東の鈴鹿山脈は間違いなく天気が悪そうだがここは何とか一日持ちそうな空模様。エコカーを安土城址の駐車場にデポして登り口の能登川・猪子公園に向かう。

猪子公園では地元老人会が清掃中。ご苦労様だなあと思いながら猪子公園から整備された道を猪子山目指して歩く。

この辺りではまだ紅葉がきれいだ。でも今日が最後だな。そう思いながら美しい木々をめでる。やはり、今日も曇りなのが残念だ。

稜線上にあがったと思ったら岩屋十一面観音を過ぎたところにでてしまった。ちょっと戻ってお堂と岩を見てくる。ここからの眺めが結構いい。北を見ると曇り空の下若干雪のついた山腹が見える。寒いんだなあ。

岩屋観音を後にして稜線上の整備された道を歩いていく。あまり展望はなく植林帯だ。それでも時折、琵琶湖が姿を見せる。

上り下りを繰り返してあまり変化のない道を歩いていく。この道は木で施された階段が調度僕のピッチにあって歩きやすい。

やがて雨宮龍神社に着く。かつては雨乞いがされたんだろうなあ。雨乞いに関連する山は結構あるけど灌漑施設の発達してない世界ではそれほど「雨」というのは深刻なものだったんだろうなあ。いまでも、渇水になると大変だけど。

雨宮龍神社から下っていくと地獄越という不気味な名の峠に出る。名の由来は観音寺城落城にあるというから追われて命かながらここから逃げたということか。

地獄越からは緩やかな尾根登りとなるが大きな樹木は全くない。山腹などの様子からどうやら山火事があったようである。後で山頂で会った方に聞いた話しでは10年ほど前に観音寺の本堂が焼けたらしいからその時の類焼で山火事があったのかもしれない。詳しい方、お教え下さい。

山火事の所為とはいえ展望はすこぶる良くなっている。それを利用して「湖国パノラマ」なんていうパネルがしてあった。確かに360度の展望だ。

焼け尾根を登りきると繖山三角点。ここは樹木が残っており展望は中途半端。ここで大休止と思っていたがどうしよう。まあ、先に観音正寺を訪れてから考えるか。

観音正寺へ向かう道は三角点からちょっと進んでいったところから2方向あるが取りあえず左へ向かってみる。やがて、「佐佐木城址」と書かれた大きな石碑がありその先には石垣跡のようなものが点在している。その他、天然のでかい岩が屹立している。この天然の要害を利用して城郭があったのだろうか。この岩の下部には岩の間の洞を利用して観音様が祀られていた。

岩の要害を下りると舗装路に出る。そこを右手に進むと「ネズミ岩」というよく分からない大きな岩があり、その先に観音正寺がある。最奥の本殿は真新しい。

観音正寺を更に西に進んでいくと観音寺城本丸址に出る。結構広い。説明書きを読むと、佐々木氏が守っていたらしいがその後信長が入城。しかし、その後再び佐々木氏に城をそのままにして守らせたらしい。ということは安土城を見下ろす感じでこの城は存在していたのだ。安土城が落城したときにここも落城したらしい。

本丸址を過ぎて進もうと思ったらそこには「ここから桑実寺の境内により有料」と書かれたパネルがそこら中にしてある。洞吹さんの言っていたやつだ。了見が狭いったらありゃしない。て、料金払おうとしない方が了見が狭いのだろうか…。

とにかく、三角点へ行く道の分岐点まで後戻り。そこからわずかで再び繖山三角点。

結局三角点で大休止することにした。ちょっと寒いけどそこは焼酎のお湯割りでカバーだ。

途中、何人かがこの三角点を訪れた。中学生のハイキンググループも何人か訪れた。中には、おそらく地元の方だろう、「毎週登ってるんですわ」という方もみえた。

京都近辺で2万5千分の1に乗っている三等三角点以上を訪ね歩いているという方もみえた。藪に埋まっていて大変でしょうと投げかけてみるとやはりその通りのようだった。訪れた三角点には自家製のパネルをつけるのだそうだが2回目に行くとほとんど残ってないということだった。ここにもそのパネルをつけていかれたがその仕上がりがすごくきれいで、おそらく心ないものがお土産にと持っていってしまうんだろうな。

今日はちょっと寒い。お湯割りでもかわせない寒さで震えながら休憩を終え安土山方面へ下っていく。途中やはり山火事で樹木が消失したらしい斜面からは安土山がきれいに眺められた。

尾根の下部に行くと石仏が連続して何体か立っている。みんなふくよかな顔をして見える。やがて子授け地蔵を過ぎると県道に。

県道脇を進むと安土山側に池がある。ひょっとしたら安土城の掘り跡かなあ。その奥には石垣の跡が。

エコカーをデポした駐車場を過ぎて安土城大手門跡へ。

3度目の安土城だ。一度目はまだ幼い頃、親父と。二度目は成人してから。その頃はすごくマイナーで訪れる人もいなかったような。

あれ?拝観料がいるんだ。前もそうだったのかな。500円。結構高い。しかし、ここまで来て帰るのもなんだし了見の広いところを見せておかないと(誰に?)

大手道は広くて左右に信長重鎮の館跡が並び素晴らしい。しかし、前に来たときこんなにしっかりした感じだったかなあ。おそらくこの間にいろいろ復元されてるんだろうなあ。

しかし、それにしてもこの遺構を見ただけでこの城の規模とすごさが分かる。おそらくこれ以前にはこんな城はなかったはずだ。そして、これ以降の城はこの城をある程度模倣していったのではないか。

信長はこの城でどんな夢を見たのだろうか。巨大な天主閣に壮麗な本丸。当時、この世のものとは思えないような建築物であったろう。しかし、その命もわずか3年。焼け落ちた跡はそのまま徳川期が終わるまで放っておかれたらしい。

古に思いをはせて樹木の下に眠る遺構を伝い歩く。しかし、ここはもっとゆっくり訪れるべき所だった。次に訪れるのは何時になるか。

安土城址を後にしてデポしたエコカーで猪子公園へ戻る。戻るしな見た繖山は結構いい形をしている。里山のつもりで登り始めたが結構登りごたえのある山だった。

2006/12/03(Sun) 23:38:15  [No.5147]


  Re: 繖山〜安土城/湖東 投稿者:柳川洞吹

Tsutomuさん こんばんは

> 洞吹さんは、古い滋賀県ガイドを見ながら登ったらしいが僕は最新版を購入しての挑戦。
> 最新版にはミニ縦走コースが紹介されておりそれに従う事にした。

そうですね。
現地で思いましたが、今回Tsutomuさんが歩かれたコースが、繖山のベストコースだと思います。

> 山火事の所為とはいえ展望はすこぶる良くなっている。それを利用して「湖国パノラマ」なんていうパネルがしてあった。確かに360度の展望だ。

前回、こっちの尾根は歩いていませんが、頂上から見下ろしていても、展望抜群の尾根ですね。

> 本丸址を過ぎて進もうと思ったらそこには「ここから桑実寺の境内により有料」と書かれたパネルがそこら中にしてある。洞吹さんの言っていたやつだ。了見が狭いったらありゃしない。て、料金払おうとしない方が了見が狭いのだろうか…。

料金取ってもたいした儲けにならないのだし、
実のところは、観光客に来て欲しくない、静かなお寺が好きな住職さんなのでしょうか。

> 3度目の安土城だ。一度目はまだ幼い頃、親父と。二度目は成人してから。その頃はすごくマイナーで訪れる人もいなかったような。
> あれ?拝観料がいるんだ。前もそうだったのかな。500円。結構高い。しかし、ここまで来て帰るのもなんだし了見の広いところを見せておかないと(誰に?)

安土城址は、昔、行ったことありますが、最近整備されたと聞いています。
それから料金が要るようになったのかな。

> 信長はこの城でどんな夢を見たのだろうか。巨大な天主閣に壮麗な本丸。当時、この世のものとは思えないような建築物であったろう。しかし、その命もわずか3年。焼け落ちた跡はそのまま徳川期が終わるまで放っておかれたらしい。

安土城考古博物館で見られる、安土城炎上のコンピュータグラフィックの映像は迫力ありますよ。

> 安土城址を後にしてデポしたエコカーで猪子公園へ戻る。戻るしな見た繖山は結構いい形をしている。里山のつもりで登り始めたが結構登りごたえのある山だった。

たしか標高が500m足らずだったと思いますが、湖東平野にポコンと聳えているので、けっこう登り甲斐のある山でしたね。

戦国時代シリーズの山歩きレポを楽しみにしています。
ワシも関ヶ原に出陣しようかな。

よい山旅を!
                                   洞吹(どうすい)

2006/12/04(Mon) 20:13:09  [No.5154]


  Re: 繖山〜安土城/湖東 投稿者:Tsutomu  URL

洞吹さん、こんばんは。

> 前回、こっちの尾根は歩いていませんが、頂上から見下ろしていても、展望抜群の尾根ですね。

尾根の途中から見上げる山頂がどことなく「別山」を思い起こさせて、湖東の別山だ!と思いましたが、ちょっと大げさすぎて恥ずかしいので書くのはやめました。おそらく賛同してくれる人もいないだろうし。

> 料金取ってもたいした儲けにならないのだし、
> 実のところは、観光客に来て欲しくない、静かなお寺が好きな住職さんなのでしょうか。

その方向でしょうかね。人に荒らされるのを防ぐにはいい手ですね。鈴鹿なんかでもこうしたら山が荒れないのかも…。でもそれでも抜け道を探す人達はいるから同じなんでしょうけど。

> 安土城址は、昔、行ったことありますが、最近整備されたと聞いています。
> それから料金が要るようになったのかな。

笑顔が素敵で愛想のいい女性が受け付けていたのでまあ許すことにしました。

> 安土城考古博物館で見られる、安土城炎上のコンピュータグラフィックの映像は迫力ありますよ。

これこれ、これを見に行こうとも思っていたのですが、「じっくり3時間」という洞吹さんの言葉がひかかり今回は遠慮しました。ここだけに行く時間をつくらないと。

> ワシも関ヶ原に出陣しようかな。

ぜひ出陣してください。ただし、緑水さんのように霊気にあてられないよう注意してください。湖東とは違った雰囲気があります。

                  Tsutomu

2006/12/04(Mon) 22:00:44  [No.5162]


Tsutomuさん こんばんは

チャリデポしてワシは、昨年反対回りしました。

だと、拝観料いりまへん。

山火事付近の眺望、古城跡の雰囲気等近くてエエ山でしょう

箕作、太郎坊は 船岡山一周してから周遊、そして

太郎坊の両端の展望岩を忘れないように・・

滋賀、湖東地方が手に取るように見渡せまっせ〜

ん!? ひとりでしたか 

  では また どこか 奧美濃の雪稜で

    SHIGEKI
   

2006/12/04(Mon) 21:16:58  [No.5157]


  Re: 繖山〜安土城/湖東 投稿者:Tsutomu  URL

SHIGEKIさん、こんばんは。

> チャリデポしてワシは、昨年反対回りしました。

洞吹さんへのコメントにそう書いてあったのでちょっと真似てみました。エコカーはSHIGEKIさんの2番煎じばかりです。

> だと、拝観料いりまへん。

なるほど

> 箕作、太郎坊は 船岡山一周してから周遊、そして
>
> 太郎坊の両端の展望岩を忘れないように・・

ふむ、ふむ。参考になります。これに、安土城博物館を加えるとどうなるでしょう?

> ん!? ひとりでしたか 

ん!?なんで

>   では また どこか 奧美濃の雪稜で

あまりクラストしていない雪稜で

              Tsutomu  

2006/12/04(Mon) 22:09:22  [No.5163]


  Re: 繖山〜安土城/湖東 投稿者:とっちゃん(こと)

Tsutomuさん、こんばんは〜。

> 戦国シリーズ第?段 繖山〜安土山

Tsutomuさんもたんたんさんも、近江路へ。近江は地味な所ですが、派手さのない良さがあると思ってます。

>
> 前に洞吹さんのレポで気になっていた湖東の繖山へ行ってきた。ついでに、といっては何だが安土山にも寄ってきた。


身近にありすぎて、まだ行っていませんが、時間を見つけて近場ハイクもそのうちいなくっちゃ。

安土城跡は、写真に興味があった20代のころ、友人と行きましたが、それ以来ご無沙汰しています。

Tsutomuさんらしさのあふれる魅力ある山歩きを、これからも楽しんでくださいね。

そして、良き出会いがありますことを心から祈っています。

2006/12/05(Tue) 20:37:03  [No.5175]


  Re: 繖山〜安土城/湖東 投稿者:Tsutomu  URL

とっちゃんさん、こんばんは。

> 身近にありすぎて、まだ行っていませんが、時間を見つけて近場ハイクもそのうちいなくっちゃ。

身近な里山はいいものですよ。以前は僕も里山なんてと思ってましたが、南宮山の深さにはまって以来、里山もなかなかおもしろいとはまっています。なんといっても人と山の関係が一番深いのが里山ですからねえ。

> 安土城跡は、写真に興味があった20代のころ、友人と行きましたが、それ以来ご無沙汰しています。

この石垣の上にこんな建物が建っていた、と想像するだけでもなんだかワクワクしてきますよ。ぜひもう一度訪ねてください。500円はちと高いかもしれませんが…

> Tsutomuさんらしさのあふれる魅力ある山歩きを、これからも楽しんでくださいね。

…らしさ、というのはちょっと苦手なんです。自分では何が「らしさ」なのかわからないんで…思ったままに歩くままです。

> そして、良き出会いがありますことを心から祈っています。

みんなに心配いただいてありがとうございます。でも美女が現れるとあがっちゃってダメなんだなあ。緑水さんや伊勢山上住人さんの神経を半分もらいたい…

              Tsutomu

2006/12/05(Tue) 21:01:24  [No.5178]


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