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  2006の締めは御在所でラッセル 投稿者:たろー  URL
2006の締めは御在所でラッセル (画像サイズ: 800×600 436kB)

<メンバー> 単独

<山域> 鈴鹿

<コース> 湯ノ山温泉〜中道〜御在所(ピストン)



2006年の登り納めはどうしようかと考えていたら、いきなり大寒波がやってきた。29日は鈴鹿の山にも一日中雪が降っていたらしい。今年は暖冬で雪が降らないなーなんていってたら、ここへ来て帳尻が合ってしまった。それならと、いそいそとアイゼン、ワカンをザックに括り付け、湯ノ山温泉に向かった。

東名阪の四日市ICを降りると路面に白いものがちらほら見える。菰野町へ入る頃には田んぼには雪が積もっている。山はどうなっているのだろうか?とワクワクするが雲に覆われていて見えない。
湯ノ山温泉では約20cmの積雪。昨夜まで降っていたせいか除雪は全く行われておらず、温泉街の中でスタックしそうになり(一応4WD+スタッドレス)とても一の谷茶屋の駐車地までたどり着けたものではない。蒼滝Pに車を停め、湯ノ山温泉の中を歩いて鈴鹿スカイラインまで。

温泉街の中でも「膝までラッセル」を強いられ、気が遠くなりそうになる。ようやく1時間ほどかけて鈴鹿スカイラインまで歩く。すっかり雪に埋もれており、1週間前は嘘のよう。

こんな日に登山者が他にもいるのか不安だったが、中道にはちゃんととレースがある(ほっ)。全部ラッセッルだと単独ではとても上までたどり着けたものでは無い。しかしトレースはあると行っても、昨夜まで降っていた雪はフカフカで足にまとわりついてくる。通常の倍ぐらいの時間をかけて、地蔵岩、キレットを通過する。

キレットを通過する頃になっても、天気は一向に回復しない。風が強く粉雪が舞っている。相変わらず足元はおぼつかないがトレースのお陰で順調に高度を稼ぐ。「先頭の人、ご苦労さん」と思っていると、先行者に追いついた。ご夫婦の二人連れだ。これは先に行くしかないな・・と思い先頭を交代すると、おどろく事にその先にもまだトレースがあった。内心、ほっとしながらカニの横ばいを通過すると上から二人の若い男性が降りてきた。コースを間違えて引き返してきたのだ。彼らが本当の先頭だった。二人でほぼ頂上直下のここまでラッセルするとは、まったく頭が下がる。みるとずいぶんばてている様なので、ここで満を持して交代。目の前にはまっさらの雪が広がる。

「よっしゃ、まかせとけ」みたいな顔で先頭を引き受けたが、元来、雪には弱い。体重が重いため人より沈みやすいのだ。おまけに先頭を代わった場所は吹き溜まりのようになっており、腰から胸のラッセルとなってしまった。かけどもかけども遅々として進まず、10m程もがいたところで助け舟が出た。(情けなくてすいません)最後尾に移り、申し訳なく後に続く。

4時間以上かけて山上公園に到着すると、足跡の全く無い雪原が広がっていた。他の道からの登山者も未だなのだろう。雪が深くロープウェイの客もここまではこられない。樹氷が満開となっているが、青空でない為、少し淋しい。

ロープウェイ駅まで行ったら、それでもロープウェイで上がってきた観光客がいた。食堂も開いていた。あたたかいウドンでも食べようかと思ったが、プライドが許さず、雪の上に座り、鍋に湯を沸かしてラーメンを作って食べる。こういう寒い日はなぜかミソラーメンの気分になる。

山上公園を一回りしようかとも思ったが、風が強く相変わらずガスが濃かったので景色は期待できない。すぐに下山することにする。裏道から、と思ったが裏道から人が上がってきた気配は無く、またラッセルをしないといけないので、中道を引き返すことにする。

天気予報では昼過ぎには晴間が見えるとあったが、雲は黒く厚い。それでも一瞬雲が切れると眼下に雪に覆われた伊勢平野が見える。北を見ると釈迦ヶ岳も雲に覆われている。

キレットまで降りてくるとロープウェイのゴンドラもほとんどなくなっている。早々に営業を終えたのだろう。水を飲もうとすると口が凍っていた。寒い。
見上げると御在所が銀の鎧を纏っていた。やっぱり雪が積もると山はかっこよく見える。

無雪期の倍以上の時間がかかったが、なんとか上まで行けた。2006年の最後を締めくくるにはいい山行だった、と思いながら、つりかけの足をかばいながら、今日も片岡温泉に向かった。

2006/12/31(Sun) 00:27:53  [No.5572]


  Re: 2006の締めは御在所でラッセル 投稿者:矢問(やとう)

たろーさん、おはようございます(^^)

> 湯ノ山温泉では約20cmの積雪。
おおっ、寒波の度合いが分かりますね。写真も凄い!!
兵庫も昨日は北部は積もっているようです。
ウチの南部は晴れていたので宿題のアマ無線のHFアンテナを6時間かけて物干し台に
とび職のごとく付けていました。しんどかった〜(^^;)

> 温泉街の中でも「膝までラッセル」を強いられ、気が遠くなりそうになる。
せっかくなのに、ワクワクしないと(^^)

> 「よっしゃ、まかせとけ」みたいな顔で先頭を引き受けたが、元来、雪には弱い。体重が重いため人より沈みやすいのだ。
なんか、僕と似てるような(^^;) 
本格的に積もったらワカンとスノーシューの違いが体重のある僕にはよ〜く違いが分かりました(^^)

> 4時間以上かけて山上公園に到着すると、足跡の全く無い雪原が広がっていた。
おお〜「やった!」って感じですね(^^)v 青空なら大満足だったでしょうに。

2006年の最後を締めくくるいい山行をされましたね。ウチの相棒の初腰痛のリハビリに僕も近場の低山+温泉を探そうかな(^^)

来年もよろしく〜。

2006/12/31(Sun) 06:48:38  [No.5575]


矢問さん あけましておめでとうございます。

矢問さんも私と同様、ヘビー級の悩みをお持ちだったんですね〜。
他人のトレースを踏んでも沈んでしまう、体重を思い知らされる季節です。

何はともあれ今年もよろしくお願いします。

たろー

2007/01/05(Fri) 00:40:37  [No.5692]


たろーさん、こんにちは! (初めましてでしたっけ?)

30日に下から眺めていましたら、御在所は雪雲に覆われていて、
竜ヶ岳の方面だけ午後少し晴れておりましたよ。(^^;

鈴鹿の話題はよくわかります。湯ノ山温泉でラッセルされておられるので、
ゲラゲラ笑ってしまいました。私なら登山口に着く頃には、足攣りそうです。

御在所から雨乞岳まで行ってしまう、たろーさんって、もっとすごい方かと
思っておりましたが、無理してカッコつけていないで、とっとと後ろに
回っちゃうところがいいですね! そういう素直な人、好きです。(笑)

御在所ならではの暖かい登山愛好家同士の繋がりに、読んでる私まで
暖かい気持ちになりました。

それにしても、今日の鈴鹿山脈は素晴らしいパノラマです。(^_^;
山に行きたいのに、娘に阻止されました。バイトの送迎です。(泣)

2006/12/31(Sun) 10:27:31  [No.5582]


コダマさん はじめまして! そしておめでとうございます。

ゲラゲラ笑っていただいて、苦労して登った甲斐がありました。
山では困難な場面に遭遇すると自分の本質が出てしまいますね〜。

山では若者で通る年齢なので、たとえ、10mでばてようとも、
ラッセルのときは先頭を引き受けようと堅く心に誓いました。

今年もよろしくお願いします。

たろー

2007/01/05(Fri) 00:44:04  [No.5693]


たろーさん こんにちは

> 今年は暖冬で雪が降らないなーなんていってたら、ここへ来て帳尻が合ってしまった。

まさかここまで降るとは思っていませんでしたが、ほんとにうまく帳尻をあわせますね。

> 湯ノ山温泉では約20cmの積雪。昨夜まで降っていたせいか除雪は全く行われておらず、温泉街の中でスタックしそうになり(一応4WD+スタッドレス)とても一の谷茶屋の駐車地までたどり着けたものではない。

朝明へ向かう道も除雪前で、途中に登りきれなかった放置車が2台ありました。

> ロープウェイ駅まで行ったら、それでもロープウェイで上がってきた観光客がいた。食堂も開いていた。あたたかいウドンでも食べようかと思ったが、プライドが許さず、雪の上に座り、鍋に湯を沸かしてラーメンを作って食べる。こういう寒い日はなぜかミソラーメンの気分になる。

ここまできて、食堂でうどん食ってたらあきまへん。
そう、ミソラーメンで正解です。

> 天気予報では昼過ぎには晴間が見えるとあったが、雲は黒く厚い。それでも一瞬雲が切れると眼下に雪に覆われた伊勢平野が見える。北を見ると釈迦ヶ岳も雲に覆われている。

この日は、ワシもこの天気予報にだまされた。
思えば天気予報には、もう十数年、だまされ続けているのだね。

> 無雪期の倍以上の時間がかかったが、なんとか上まで行けた。2006年の最後を締めくくるにはいい山行だった、と思いながら、つりかけの足をかばいながら、今日も片岡温泉に向かった。

よい締めくくりになりましたね。
来年もよい山旅を!
                                洞吹(どうすい)

2006/12/31(Sun) 17:21:15  [No.5592]


洞吹さん あけましておめでとうございます。

明けて3日にも鈴鹿へ行きましたが、雪はずいぶん融けていました。
まだまだ、愛知川を越えて雨乞へ挑戦する予定なので、もっと
降ってくれないかなーと思っています。

見事チャレンジしましたら、又、報告に来ます。

今年もよろしくお願いします。

たろー

2007/01/05(Fri) 00:46:47  [No.5695]


  Re: 2006の締めは御在所でラッセル 投稿者:とっちゃん(こと)

たろーさん、こんばんは〜。

> 温泉街の中でも「膝までラッセル」を強いられ、気が遠くなりそうになる。ようやく1時間ほどかけて鈴鹿スカイラインまで歩く。

温泉街でラッセル開始とは、ようがんばりましたね〜。

> こんな日に登山者が他にもいるのか不安だったが、中道にはちゃんととレースがある(ほっ)。全部ラッセッルだと単独ではとても上までたどり着けたものでは無い。

先行者がいましたか〜。待ちに待った雪やもんね〜。

> 「よっしゃ、まかせとけ」みたいな顔で先頭を引き受けたが、元来、雪には弱い。体重が重いため人より沈みやすいのだ。おまけに先頭を代わった場所は吹き溜まりのようになっており、腰から胸のラッセルとなってしまった。かけどもかけども遅々として進まず、10m程もがいたところで助け舟が出た。(情けなくてすいません)最後尾に移り、申し訳なく後に続く。

いよ〜、太郎さん!ってとこやったのに、もがきましたか〜。(@_@)吹き溜まりはかないませんね〜。

> 4時間以上かけて山上公園に到着すると、足跡の全く無い雪原が広がっていた。樹氷が満開となっているが、青空でない為、少し淋しい。

4時間かけて登って、足跡の無い雪原と霧氷は嬉しいですね〜。

> キレットまで降りてくるとロープウェイのゴンドラもほとんどなくなっている。早々に営業を終えたのだろう。水を飲もうとすると口が凍っていた。寒い。
> 見上げると御在所が銀の鎧を纏っていた。やっぱり雪が積もると山はかっこよく見える。

雪の山は、やっぱり魅力的やね〜。普段とまるで違う顔を見たようで。


> 無雪期の倍以上の時間がかかったが、なんとか上まで行けた。2006年の最後を締めくくるにはいい山行だった、と思いながら、つりかけの足をかばいながら、今日も片岡温泉に向かった。

一年のしめくくりの山、充実やったね〜。
たろーさんのレポ、楽しく読ませてもらいました。

2006/12/31(Sun) 21:19:20  [No.5601]


とっちゃんさん あけましておめでとうございます。

もう、初登りは済まされましたか?
年末の雪もすっかり少なくなってしまったようです。

もう少し降ってもらわないと冬が来たきがしませんね。

今年はいろいろご一緒したいと思っていますので、よろしくお願いします。

たろー

2007/01/05(Fri) 00:49:20  [No.5696]


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