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  【鈴鹿】新年は向山 投稿者:柳川洞吹
【鈴鹿】新年は向山 (画像サイズ: 1024×768 318kB)

【山域山名】 鈴鹿 向山(滋賀県東近江市)
【日 時】 2007/1/3(水)
【天 候】 高曇り
【メンバー】 単独
【コース】 鳴野橋9:45---888m標高点12:00/13:20---向山ヌタ場13:50/14:15
---桜地蔵14:55/15:00---鳴野橋15:45



目覚まし時計は、ずいぶん前に鳴っていたと思う。
目を覚ますと、もう8時になるところだった。
新年初登りといえども、相変わらずいつもどおりの展開だが、これでいいのだ。
昨夜自分のクルマで圧雪をかけた雪の広場を出て、あたりを歩いてみる。
雪の上に頼りない轍があるだけの林道には、だれ一人として来やしない。
おだやかな朝だ。

甲津畑の奥、渋川にかかる鳴野橋のたもとに着いた。
路肩のふくらみには、ワシの洞吹丸二世号が1台だけだ。
いつものように千種街道を歩く。
道に足跡はあるが、まわりは真っ白だ。
もう融けてしまったかなと思っていた年末の雪が、まだ、思いのほかたくさん残っていた。

いつものように作業広場から杣道を拾って尾根に上り、向山へと向かう。
ワシの大好きなルートだ。
とりたてて見どころがあるわけでもない。
ただ、静かな雑木の尾根を歩くだけのことだが、それがいいのだ。
シカとウサギの足跡が縦横に行き交う。

888m標高点ピークに着くと、丁度12時になった。
雪をならしてシートを広げる。
いつものようにうどん鍋の湯気が立ち、プシュウと泡が鳴る。
いつものように文庫本を開き、コーヒーの香りが漂う。
ただそれだけの繰り返しだけど、それがいいのだ。

葉を落として明るくなった向山のヤブを抜け、ヌタ場へと向かう。
雪の白い窪みになっているヌタ場の傍に座りこんで、ぼけーっとしている時間もいい。

タイジョウやフジキリ谷の源流部を眺めながら、向山から北の尾根を降りると、
お正月できれいに飾られた桜地蔵に下り着く。
初詣だ。
いつものように羊羹を供えて、掌を合わせる。
今年もまた、この山で遊ばせてもらいます。

里へと戻る千種街道。
通いなれた道を歩きながら物思う。
少し太ってしまったけど、いいお正月だったみたい。

                                洞吹(どうすい)

追伸1
年末に買った四本ゴトクのコンロ、プリムスP-153は、
今まで使っていた三本ゴトクのコンロよりナベが格段に安定して、非常に具合がよろしい。

追伸2
お正月に、新田次郎の「劔岳(点の記)」を一気に読んだ。
明治時代末期に、未踏の霊峰だった劔岳に登頂して三角点を設定した、
陸軍参謀本部陸地測量部の柴崎芳太郎という測量官の物語だ。
ほんとは、川のほとりでキャンプの夜長にゆっくり読もうと思っていたんだけど、
できなかったからね。

2007/01/07(Sun) 14:35:24  [No.5767]


  Re: 【鈴鹿】新年は向山 投稿者:山日和

洞吹さん、こんにちは。
3日はたぶんひとりの方がいいだろうと思いながらも声をかけましたが、やっぱり
この方が洞吹さんらしくていいや。(^^ゞ

> 【コース】 鳴野橋9:45---888m標高点12:00/13:20---向山ヌタ場13:50/14:15

それにしても朝8時に家を出れば十分間に合いそうな出発時間なのに、前夜に出るとこが
また洞吹さんらしい。

> 新年初登りといえども、相変わらずいつもどおりの展開だが、これでいいのだ。

今年もおなじみのプロローグが続くのかな?(^_-)

> 888m標高点ピークに着くと、丁度12時になった。
> 雪をならしてシートを広げる。
> いつものようにうどん鍋の湯気が立ち、プシュウと泡が鳴る。
> いつものように文庫本を開き、コーヒーの香りが漂う。
> ただそれだけの繰り返しだけど、それがいいのだ。

何もないけどそれがいい。何を求めるでもなく。自然体がいいですよね。

> 通いなれた道を歩きながら物思う。
> 少し太ってしまったけど、いいお正月だったみたい。

静かな初登り、くつろがれたようでよかった。(^_^)

> 年末に買った四本ゴトクのコンロ、プリムスP-153は、
> 今まで使っていた三本ゴトクのコンロよりナベが格段に安定して、非常に具合がよろしい。

これは気になってましたが、まだ使えるしなー。よく鍋がひっくり返りそうになって
困るんですわ。(^_^;)

                山日和

2007/01/07(Sun) 17:20:28  [No.5770]


  Re: 【鈴鹿】新年は向山 投稿者:柳川洞吹

山日和さん こんばんは

> 3日はたぶんひとりの方がいいだろうと思いながらも声をかけましたが、やっぱり
> この方が洞吹さんらしくていいや。(^^ゞ

せっかくお誘いいただいたのをお断りするのも心苦しかったのですが、
この日は時間に縛られない歩き方をしたかったので、失礼しました。

> それにしても朝8時に家を出れば十分間に合いそうな出発時間なのに、前夜に出るとこが
> また洞吹さんらしい。

これについては、少し説明が必要でしょうね。
登山のスタート時間だけ見れば、確かに当日朝に家を出れば充分なのですが、
ワシの場合、前夜に家を出てから、
カーステレオで好きな曲を聴きながら、山に向かってクルマを走らせているとき、
寝場所に着いて、本を読みながらビールを飲んでいるとき、
心地よい酔いがまわり、シュラフに包まれて眠りこけるとき、
いつ起きるとも知れぬ朝の目覚めと、美味し朝食のとき、
これらすべてが、その日の山登りと一体となって、洞吹Worldを作り上げているのです。
だから、ただ山に登るだけでなく、ワシにとってはすべてが必要な時間なのです。

> 何もないけどそれがいい。何を求めるでもなく。自然体がいいですよね。

歩きなれた場所ですが、まず人は来ないし、テープの一片もない。
そんなところでゆっくりと過ごせる……これ以上の幸せはありません。

> > 年末に買った四本ゴトクのコンロ、プリムスP-153は、
> > 今まで使っていた三本ゴトクのコンロよりナベが格段に安定して、非常に具合がよろしい。
> これは気になってましたが、まだ使えるしなー。よく鍋がひっくり返りそうになって
> 困るんですわ。(^_^;)

ワシも三本ゴトクのコンロで、
風にあおられたりして、何回かコッヘルをひっくり返したことがあります。
あれは安定が悪いですね。
P-153は安心して使えますよ。
前のやつはまだ使えますが、予備役に回ってもらいます。

よい山旅を!
                                洞吹(どうすい)

2007/01/07(Sun) 20:09:34  [No.5773]


 洞吹さん、こんばんは。

 フムフム…。
> これについては、少し説明が必要でしょうね。
> 登山のスタート時間だけ見れば、確かに当日朝に家を出れば充分なのですが、
> ワシの場合、前夜に家を出てから、
> カーステレオで好きな曲を聴きながら、山に向かってクルマを走らせているとき、
> 寝場所に着いて、本を読みながらビールを飲んでいるとき、
> 心地よい酔いがまわり、シュラフに包まれて眠りこけるとき、
> いつ起きるとも知れぬ朝の目覚めと、美味し朝食のとき、
> これらすべてが、その日の山登りと一体となって、洞吹Worldを作り上げているのです。
> だから、ただ山に登るだけでなく、ワシにとってはすべてが必要な時間なのです。

 フムフムhumu…、まさしく「洞吹World」ですね。
 ムカシ、「書ヲ捨テテ藪ニ出ヲウ!」とかなんとか云ってた詩やら演劇のボスの芝居を手伝ったことがあります。
 折りたたみ椅子を排除して茣蓙を敷き、観客の入場と同時に役者は動き始め、アタシはドライアイスの煙幕をウチワで扇いでました(^^; かたわらには大魔神(大映撮影所だったもので)(^^;。
 日常と非日常の境界を意識して明確にするってのは大事かも。
また、「帰ってきたぁ〜」と思える「山」があることは心強く大事ですよね。

2007/01/08(Mon) 00:34:14  [No.5782]


  Re: 【鈴鹿】新年は向山 投稿者:柳川洞吹

zippさん こんばんは

>  フムフムhumu…、まさしく「洞吹World」ですね。

ひとりよがりの世界ですが、多少なりともご理解いただけたのなら嬉しいです。

>  ムカシ、「書ヲ捨テテ藪ニ出ヲウ!」とかなんとか云ってた詩やら演劇のボスの芝居を手伝ったことがあります。

これって「藪」でしたかねえ?

>  折りたたみ椅子を排除して茣蓙を敷き、観客の入場と同時に役者は動き始め、アタシはドライアイスの煙幕をウチワで扇いでました(^^; かたわらには大魔神(大映撮影所だったもので)(^^;。

zippさん、役者のタマゴだったんですか?
それとも手弁当で(今風に言えばボランティア)のお手伝い?

>  日常と非日常の境界を意識して明確にするってのは大事かも。

ワシの場合は、自分の楽しみに浸るだけの話しですが、
そこはやはり、普段の生活とは意識的に切り替えたいですね。

話しは飛びますが、
「ハレ」の日と「ケ」の日の区別をはっきりするのは、大事ですね。
子供の頃、元旦というのは強烈に「ハレ」の日でした。
何もかもがいつもと違う特別な日で、空気も違うし意識も違った。
今は、単なる大晦日の次の日でしかないようです。
核家族化で、伝統的な儀式をやらなくなってしまったのが、原因でしょうか。

> また、「帰ってきたぁ〜」と思える「山」があることは心強く大事ですよね。

そうですね。
鈴鹿はワシにとって、そんなふるさとのような山なんです。
zippさんは、台高がそうなのでしょうね。

よい山旅を!
                                洞吹(どうすい)

2007/01/08(Mon) 22:56:34  [No.5795]


  Re: 【鈴鹿】新年は向山 投稿者:とっちゃん(こと)

洞吹さん、こんばんは〜。

初登りは、洞吹さんお気に入りの向山でしたか。

地元にいながら、まだ、向山には行ったことがないんですよ。(^^ゞ

洞吹ぶしの山よかったですね〜。

>> いつものように千種街道を歩く。
> 道に足跡はあるが、まわりは真っ白だ。
> もう融けてしまったかなと思っていた年末の雪が、まだ、思いのほかたくさん残っていた。

平地なのにけっこう雪が残ってたんやね。やはり僻地の小学校がある地域やし気温が低いのかな?

鈴鹿の山は物足らないように言ってはったとおもうんやけど、それは雪山としてなのかな?

鈴鹿は、私は故郷の山やから、ほっと落ち着く感じかな?他に比べて、すごい所はないけど。

やんちゃ坊主は、やんちゃして、色んな世界見て、帰ってくるとほっとするような。

病気や怪我して、体が思うにまかせない時は、鈴鹿でリハビリして、また、飛び出しといくような。

そんな、家庭みたいな、故郷みたいな、優しさがあるように思うのは地元やからかな?

洞吹ぶしの山レポ、PCの機嫌悪くてもアップしてね。

雪山では、また、一緒にラッセルしましょうね〜。楽しみにしています。(*^_^*)

2007/01/07(Sun) 20:27:29  [No.5774]


  Re: 【鈴鹿】新年は向山 投稿者:柳川洞吹

とっちゃん こんばんは

> 初登りは、洞吹さんお気に入りの向山でしたか。

ここなら朝寝坊してもゆっくり登れるからね。
迫力のないことおびただしいけど、お気楽登山にはうってつけ。

> 鈴鹿の山は物足らないように言ってはったとおもうんやけど、それは雪山としてなのかな?

なんか、そんなこと言ってましたか?
ワシ、記憶ない。(^^ゞ
鈴鹿はいいとこですよ。
ヒルは好きじゃないけど。

> 鈴鹿は、私は故郷の山やから、ほっと落ち着く感じかな?他に比べて、すごい所はないけど。
> そんな、家庭みたいな、故郷みたいな、優しさがあるように思うのは地元やからかな?

地元ではないですが、ワシもそうですね。
都会の子ですけど、鈴鹿はふるさとのような感じ。
美濃や奥越やあちこち登って、鈴鹿に登ると、ああ帰ってきたなあっていう感じがする。
登る山が決まらないときは、居酒屋で「とりあえずビール」じゃないけど、
「とりあえず永源寺へ」だもの。

> 洞吹ぶしの山レポ、PCの機嫌悪くてもアップしてね。

今は調子いいんだけどねー。
ブチブチ切れたり固まったりでダメなときは、何度も電源を入れなおして、
使えるようになるまで30分以上かかる。
買い替えてからまだ2年なのにね。

> 雪山では、また、一緒にラッセルしましょうね〜。楽しみにしています。(*^_^*)

こちらこそよろしく。
スノーシューが出番を待っているゾ。

                                洞吹(どうすい)

2007/01/07(Sun) 20:57:42  [No.5776]


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