一括表示

  【湖北】横山岳東尾根 投稿者:柳川洞吹

【山 域】 湖北 横山岳
【日 時】 2005/9/17(土)
【天 候】 晴れ時々曇り
【メンバー】 単独
【コース】 白谷登山口駐車場9:05---東尾根登山口9:45/9:50---展望の岩場12:05/12:15
---横山岳東峰12:25---横山岳西峰12:50/13:30---五銚子の滝14:10/14:15
---駐車場15:20

湖北、横山岳。
その東尾根にブナ林の見事な登山道ができているらしいので、登りに行く。
白谷の駐車場はきれいに整備されていた。
前回ここへ来たのは、もう10年以上前になる。

なにやら奥で林道工事が行われているらしいが、
現地に立つ看板などの情報をまとめると、
建設中の広域林道が白谷を渡る橋梁建設工事で白谷コースが通行止めになり、
その代替ルートとして平成16年の春に東尾根コースが開かれた。

昨年の11月に橋梁工事は終わり、白谷コースが再開されたが、
林道の延長工事のため、平成17年7月から11月まで、
落石の危険がある白谷コースの一部を、新しい林道へ迂回させている。
白谷コースは迂回で使えるが、
工事中はできるだけ東尾根コースにまわってもらいたい、ということだ。

白谷登山口の駐車場にクルマを置き、そのまま網谷の林道を奥へと登って行く。
谷奥にさしかかり勾配が急になると、
山腹を横切ってつけられた広域林道横山岳線にぶつかる三叉路に出た。
交差点を右に折れて少し進むと、大きな看板の立つ東尾根登山口に着いた。

ここから東尾根の腹をジグザグを切って登ると、10分ほどで東尾根の稜線に着く。
そこから20mほど進むと、見覚えのある見晴らしのいい斜面に出た。
そこはまさに、平成15年2月、
山日和氏と二人で金居原からこの東尾根に取り付き横山岳を目指すも、
湿雪のラッセルと長大な前途に体力と気力を失い、
転進を決めてお昼のうどん鍋をつついていた雪尾根の展望斜面だった。

あのときは、この登山道はまだなかったのだが、今は尾根に切り開きの道が続いている。
このルートは、一部古い仕事道をうまく使いながら登っている。
秋のような風がさわやかだ。

ca780mあたりから木々にだんだんブナが混じり始めたが、
ca900mの尾根ジャンクションからは、いよいよ素晴らしいブナ林が広がった。
けっこう太めや中太のブナが多く、豊潤なブナの樹林だ。
ときどき地上4m〜5mくらいのところにビニールテープのマーキングが見られるのが、
このあたりの積雪の深さを物語っている。

ブナ林の尾根をゆつくりと登って行くと、
突然、樹林の中から抜きん出た岩塊のca1095m小ピークに着いた。
360度の展望だ。
あいにく遠くは霞んでいるが、琵琶湖や奥美濃の山並みが見える。

そこから一旦下って登ると、横山岳東峰に着いた。
白谷登山口の案内板には、東峰の標高は1131m、
三角点のある西峰、いわゆる横山岳は1132mとなっており、西峰のほうが高いが、
東尾根登山口に立っていた新しい案内板には、
東峰が1133.5m、西峰は1131.7mとなっており、東峰のほうが高い。

これでは、ほんとはどっちが高いのかよくわからないが、
ただ、西峰の1131.7mは地形図の三角点で明らかだが、
東峰は地形図からは1130m台だということしかわからないので、
1133.5mという細かい数値の根拠が不明だ。
まあそんなことはどうでもええ。

東峰からは、坦々とした尾根道を辿って西峰へ向かう。
白谷コースからの道を合わせると、横山岳(西峰)に着いた。
樹林の中をぽっかりと切り取られたような、日陰のない山頂だ。
周囲の樹や笹が高くて展望は全くない。

前に来たときは、もうちょっと見晴らしが良かったような気がするし、
気象観測施設のようなものがあったような記憶があるが、
広場の端にプレハブの物置小屋があるだけだ。
ただ、広場は人がいっぱいだったことだけはっきり覚えている。
今日は、先客が二人いるだけの静かな山頂だ。
小屋に掛かっているアルミハシゴで小屋の屋根に上ると、かろうじて北と南が見渡せるが、
たいしたことはない。

日差しの中で食事を済ませて、白谷コースを降りる。
前に来たときは、この白谷コースを登ってきたが、ずいぶん急登の山だった印象が残っている。
下り始めてみると、やはりその印象は正しかった。
いやほんと、逆落としのように下ること、下ること。
しょっちゅう補助ロープが取り付けられている。

地形図で見ても、二俣めがけて等高線のつまった中尾根を急降下している。
谷が近づくと、トラバースの足元は地面が崩れやすく不安定だ。
滑ったらけっこうヤバい場所もある。
どどどどっと谷に降りたところが、五銚子の滝だった。

ここからは谷に沿って下っていくが、まだ勾配はけっこう急だ。
経の滝を過ぎてca480m、谷が少し広がり始めるところで、
立派な赤い橋が谷を横切って架かっていた。
白谷左岸を下ってきた登山道は、林道開削で積み上げられた岩屑の山を越えて林道に出る。

広域林道横山岳線だ。
橋には「太鼓橋」という銘板が付いている。
林道は未舗装だが、しっかりしたガードレールとコンクリートのU字側溝も作りこまれているので、
いずれ舗装されるのだろう。

右手に橋を渡った20mくらい先では、白谷の右岸に沿って下流方向へ、
まさに山腹の崖っぷちを重機が掘り進みながら、林道建設工事の最前線だ。
開削の落石の危険があるので、この下にある白谷コースが通行止めになって、
左岸側山腹に完成した林道を迂回するようになっている。
重機の音が悪魔の雄叫びに聞こえてしまう。
こんなところに、なんのための林道なのか。

迂回の林道の途中から、標識で杉林の中の道に誘導され、白谷に下りると古い白谷林道に出た。
ここからわずかで、駐車場に着く。
林道工事はいただけないが、東尾根のブナ林はなかなかのものだった。

                       洞吹(どうすい)

2005/09/18(Sun) 22:15:04  [No.598]


洞吹さん、こんばんは。横山岳東尾根の登山道は林道延伸の賜物。
すなおに喜ぶ気にはなれませんが・・・
積雪期に着目して果たせなかったルートだけに一度は行ってみたいですね。もちろん雪の東尾根。
地形図のルート取りで美しいラインだと自賛してました。
あの時は前日の降雪による重いラツセルでダウンでしたね。
再びの雪の横山岳東尾根を・・・

              山日和

2005/09/19(Mon) 22:16:48  [No.601]


  Re^2: 【湖北】横山岳東尾根 投稿者:柳川洞吹

山日和さん こんばんは

> 横山岳東尾根の登山道は林道延伸の賜物。

しかし、あんなところに林道伸ばして、何するのでしょうね。
完成したら、登山口が前進するわけか。
金糞岳みたいに。

> 積雪期に着目して果たせなかったルートだけに一度は行ってみたいですね。もちろん雪の東尾根。
> 地形図のルート取りで美しいラインだと自賛してました。
> 再びの雪の横山岳東尾根を・・・

あのとき転進した地点から標高差200mほどがんばって登れば、
あとはブナの楽園のゆるい尾根歩きです。
ぜひもう一度、積雪期に訪れたいですね。

よい山旅を!
                       洞吹(どうすい)

2005/09/20(Tue) 23:27:57  [No.606]


  Re: 【湖北】横山岳東尾根 投稿者:とっちゃん(こと)

 洞吹さん、こんばんわ〜。

横山岳、東尾根、今年単独で歩きましたが、私は、洞吹さんとは逆周りで、下山に使いました。

ブナは、それほど太くはないけど、どこまでもブナが続いて、いい感じですね〜。春は、イワウチの花回廊にもなりますよ。季節を変えていくのもいいですね〜。

冬の横山岳、ぜひ登ってみたいです。友人が今年のぼられましたが、よかったって聞いてます。

2005/09/20(Tue) 21:10:42  [No.603]


  Re^2: 【湖北】横山岳東尾根 投稿者:柳川洞吹

とっちゃん こんばんは

> 横山岳、東尾根、今年単独で歩きましたが、私は、洞吹さんとは逆周りで、下山に使いました。

とっちゃんも、今年東尾根を通ったのですか。
いい尾根でしたね。
この日は、東尾根登山口までクルマを入れて東尾根〜東峰ピストンの地元パーティもいましたよ。

> 冬の横山岳、ぜひ登ってみたいです。友人が今年のぼられましたが、よかったって聞いてます。

冬の東尾根は、想像するに絶品でしょうね。

よい山旅を!
                       洞吹(どうすい)

2005/09/20(Tue) 23:38:23  [No.607]


洞吹さん こんばんは
横山岳は名ばかりで、急登の縦山岳か
と思ってたら、ちゃんと東に山毛欅の
横道回廊があったんですねぇ
花、紅葉、新緑、そして残雪の稜線へ
是非訪れたいものです。
それにしても、どんどん行かにゃならんとこ
がたまってきますなぁ
楽しみです。
SHIGEKI

2005/09/20(Tue) 23:49:27  [No.609]


  Re^2: 【湖北】横山岳東尾根 投稿者:柳川洞吹

SHIGEKIさん こんばんは

> 横山岳は名ばかりで、急登の縦山岳か
> と思ってたら、ちゃんと東に山毛欅の
> 横道回廊があったんですねぇ

縦山岳ですか、面白い。
白谷コースをよく表してますね。
あれ、蕎麦粒岳より急と違いますか。

> それにしても、どんどん行かにゃならんとこ
> がたまってきますなぁ
> 楽しみです。

ワシも、消化するより溜まるほうが早い。
そのうち、お迎えが来てチョンやろね。
それまで、せいぜい頑張っときまひょか。

よい山旅を!
                       洞吹(どうすい)

2005/09/21(Wed) 00:07:04  [No.611]


掲示板に戻る