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【日 時】2005年9月23日(金)
【山 域】大峰山脈中部 八経ヶ岳周辺
【天 候】曇り時々晴れ
【コース】湯ノ又7:10---8:10トップリ尾---11:30 P1690---12:00狼平---明星ヶ岳---13:20八経ヶ岳14:35
     ---15:00中尾---18:00湯ノ又

 舟ノ川流域の篠原から奥駈道へ伸びる支稜のひとつがトップリ尾である。古いエアリアマップに
は破線路が付いており、なんとか歩けそうな感じである。
 以前中尾から明星ヶ岳へ上がった時に日裏山への尾根に入りかけてあまりの倒木の凄さに断念し
たことがあった。
最新のエアリアマップでは高崎横手から明星ヶ岳への尾根に登山道が記されていた。レンゲ道とい
う名前まで付いているがこいつは聞き初めだ。

 すっかりおなじみになった湯ノ又の作業宿舎跡。ここから日裏山谷を渡る林道支線を少し進んだ
ところから杣道を辿って植林の急斜面に取り付いた。ところどころ怪しいところもあるが、比較的
はっきりした踏み跡があり、テープが付けられているのを見るとルートとして利用されているよう
だ。
30分ほど上がったところで大変なことに気が付いた。昼飯用の水を汲み忘れたのだ。仕方ない。
遠回りだが狼平経由で水を補給していこう。

 上部は潅木のヤブも現われ、お世辞にも快適とは言えない登りを350mじっと我慢の子で耐えると
やっと入谷出合からの尾根に到達した。雑木林の尾根上には予想よりも明瞭な道が通っていた。
しばらくはピッチが上がるものの、あまり面白くない道である。
 P1402付近は大きく伐採された後の草原となっており、視界は一気に開けるもののどこか殺伐とし
た印象を免れない。神仙平もアケボノ平も結局は伐採の賜物であり、気持ちのいい草原だと手放
しで喜ぶわけにはいかないのだ。
 ササを掻き分けて進む道はダニの巣となっており、少し歩くとズボンの色が変わるほどのダニの
歓迎を受ける。
 このあたりから体が重くなってきた。異様に蒸し暑く、止めどなく流れ落ちる汗と体温の上昇で
バテバテである。もう八経ヶ岳もどうでもよくなってきた。とりあえず狼平まではとCa1690mピーク
への登りにかかるとやっと大木の立ち並ぶ森が現われモチベーションを取り戻す。
大峰らしい広葉樹と針葉樹のミックスした森。苔むした倒木から新しい命が芽吹いている。

 P1690mから先は倒木帯が広がっていた。左端の木立を縫ってトラバース気味に進むとやや頼りな
げな登山道に出た。高崎横手から分岐してきた明星ヶ岳への新しい登山道、レンゲ道である。
このまま直進すれば早いのだが、一旦高崎横手方面へ戻り小走りに狼平を目指す。
 6年振りの狼平。ちょうど弥山川の方から単独の登山者が上がってきたところだった。
すぐに河原へ下りて遡行開始。登山靴でも問題なく歩ける弥山川の源流部は美しいナメが続き、水
を忘れてよかったと思わせてくれる。このまま源頭まで詰めてもいいのだが、日裏山から先の尾根
筋を歩くのが今日の課題のひとつでもある。
前回下った日裏山南のコルからの谷を上がり、再び稜線に復帰した。

 夥しい倒木に覆われていたこの尾根もきれいに整備されて歩きやすい道ができていた。しかしあ
の難路が簡単に通過できる道に変わってしまったことに一抹の寂しさも感じる。
 左上方に八経ヶ岳を望みながらの登りはほどなく奥駈道への合流点となる、左に取って八経ヶ岳
山頂に向う。オオヤマレンゲ保護の柵を見ながら針葉樹の森を行くと近畿最高峰の八経ヶ岳である。
さすが100名山だけあって数名の登山者が談笑していた。ガスが上がってきて、わずかに見えていた
白川又川方面もすぐそばの弥山も白いベールに包まれた。
景色が見えなければ明星ヶ岳と変わらない。

 下りの中尾も長い尾根である。これまで2回ピストンしているが、標高差1300m誇るこのルートは
細かいアップダウンもあり疲れた足には辛いものがあった。
 奥駈からの分岐はかなり荒れており、標識が寝転がっていたこともあって見落としてしまった。
尾根の上部は以前よりも荒廃した印象で、下りでは黄色いテープがなければルートを外してしまい
そうだ。
 この尾根の魅力は中段に広がるブナ林だ。岩場っぽい場所や七面山から仏生ヶ岳方面を望むプロ
ムナードもあり、結構変化に富んだいいコースなのだが、いかんせんトップリ尾の長い登りをこな
した後ではもうやめてくれーという感じである。
 植林の中、最後の下りを急ぐ頃には陽はすっかり傾いていた。

                       山日和

2005/09/26(Mon) 23:11:26  [No.626]


山日和さん こんばんは

あいかわらず、精力的な歩きっぷりですね。
大峰は戸閉めも終わり、静かになったことでしょう。
狼平は行ってみたいところのひとつですが、まだ実現していません。
八経ヶ岳へ行ったのもたった一回だけ、あれは白川又のときやったんかな。
明星ヶ岳のあたりも、もう一度歩いてみたいですね。
ともあれ、やっと涼しくなってきたので、ほっとしています。

よい山旅を!
               軟弱山行が続く 洞吹(どうすい)

2005/09/28(Wed) 22:15:48  [No.633]


洞吹さん、どうもでーす。
貧乏性なものでガツガツ歩かんと満足できません。(^_^;)

> 狼平は行ってみたいところのひとつですが、まだ実現していません。

それは驚きでした。冬に川合から到達できなかったのがいまだに響いてるんですね。

> 八経ヶ岳へ行ったのもたった一回だけ、あれは白川又のときやったんかな。

そうそう、中ノ谷の上ノ谷から楊枝ヶ宿付近へ詰めた時でした。
八経ヶ岳に着いたのはもう夕方でしたねー。

> ともあれ、やっと涼しくなってきたので、ほっとしています。

洞吹さんの季節到来ですね(^_^)
たまには硬派コースでいきましょう。

                      山日和

2005/09/28(Wed) 23:40:04  [No.637]


  Re: 【大峰】トップリ尾から八経ヶ岳、中尾 投稿者:とっちゃん(こと)

山日和さん、こんばんわ〜。

この時期、山日和さんが選ぶとしたら、絶対に沢だと思ってましたが。

>  舟ノ川流域の篠原から奥駈道へ伸びる支稜のひとつがトップリ尾である。


トップリ尾・・このあたりの地図をのぞくと、色々と面白い名前がついていますね。つい、どんなとこか歩いてみたくなっちゃいますね。

>  P1402付近は大きく伐採された後の草原となっており、視界は一気に開けるもののどこか殺伐とし
> た印象を免れない。神仙平もアケボノ平も結局は伐採の賜物であり、気持ちのいい草原だと手放
> しで喜ぶわけにはいかないのだ。

伐採地を見ると、やっぱり心が痛いし、殺伐として心が乾いてしまいます。伐採されたり、倒れた木は白々として、まるで骨みたい。山がおはかみたいに見えちゃうのは、私だけかしら?

>  ササを掻き分けて進む道はダニの巣となっており、少し歩くとズボンの色が変わるほどのダニの
> 歓迎を受ける。

ダニはヒルより嫌ですね〜。一度食いつかれて、難儀しました。あれっこんなととろにほくろあったかなぁ?と思ったら足が・・・、ひゃ〜!!。その日のうちだったので、なんとかとれましたが、1ケ月気がつかなかったという、知人は外科で開いてとってもらいました。

この時期、知らなければ気がつかない小さなダニが笹や、ススキなんかの所を歩くと、いっぱいつきますね。これ見ると、バリエーションもちょっとかなんなぁ〜と思ってしまったり。虫除けスプレーでは落ちないからね。

妹一家は、粘着力のあるローラー式の掃除用具でとってました。山ではかさばるので、ガムテープかなんか小巻にして持っていこうかなって思ってます。

> への登りにかかるとやっと大木の立ち並ぶ森が現われモチベーションを取り戻す。

木の力ってすごい!。いつも思います。知らぬうちに木が力をくれるんだから。

> 大峰らしい広葉樹と針葉樹のミックスした森。苔むした倒木から新しい命が芽吹いている。

まさに、命を感じます。自然の再生する力を。

>  6年振りの狼平。ちょうど弥山川の方から単独の登山者が上がってきたところだった。
> すぐに河原へ下りて遡行開始。登山靴でも問題なく歩ける弥山川の源流部は美しいナメが続き、水
> を忘れてよかったと思わせてくれる。

行きたいと思いながら十数年、いまだいけてない、弥仙川から狼平、狼平から遡行して八経まで。死ぬまでには、行きたい。

>  この尾根の魅力は中段に広がるブナ林だ。岩場っぽい場所や七面山から仏生ヶ岳方面を望むプロ
> ムナードもあり、結構変化に富んだいいコースなのだが、

疲れていなければ、いい尾根。余裕のある時に歩けば楽しいのでしょうね。

2005/09/28(Wed) 22:31:18  [No.635]


とっちゃん、どうもです。

> この時期、山日和さんが選ぶとしたら、絶対に沢だと思ってましたが。

沢にすればよかったー(^_^;)
もうそろそろ店じまいしてもいいかなとおもったけど、めちゃ暑すぎー。

> トップリ尾・・このあたりの地図をのぞくと、色々と面白い名前がついていますね。つい、どんなとこか歩いてみたくなっちゃいますね。

ガンドウ尾、ミオス尾、クロモジ尾、カンスケ尾、鳴尾、etc.興味津々です。
白川又川から鳴尾〜大黒上尾なんてよさそうやね。

> この時期、知らなければ気がつかない小さなダニが笹や、ススキなんかの所を歩くと、いっぱいつきますね。

今までダニを意識したことなかったので、あれほどのダニの塊を見たのは初めてでした。意識しすぎると笹ヤブは歩けんねー。

> 行きたいと思いながら十数年、いまだいけてない、弥仙川から狼平、狼平から遡行して八経まで。死ぬまでには、行きたい。

ちょっとオーバーやねー(^_^)
でも死んだら行かれへんから死ぬ前に行っとかんとね。

                      山日和

2005/09/29(Thu) 00:28:43  [No.639]


お早うございます
山はすっかり秋風情 高山は早々と冬支度ですね

水から上がって 景観散歩に好い時期となりましたです
抜ける青空に錦重なる山景は好いですね

このエリアは七面山から八経ケ岳が気に成っています
七面谷への入山は遠いしなあの二の足です

>  6年振りの狼平。ちょうど弥山川の方から単独の登山者が上がってきたところだった。
> すぐに河原へ下りて遡行開始。登山靴でも問題なく歩ける弥山川の源流部は美しいナメが続き、このまま源頭まで詰めてもいいのだが、日裏山から先の尾根> 筋を歩くのが今日の課題のひとつでもある。

弥山川からの登山者 このコース入山禁止は解かれたのかなあ
前に双門滝まで辿ってる 上半分の源流部とを歩きたい思ってる
狼平小屋は良いベースに成りますね 決断だけだ

> 下りの中尾も長い尾根である。この尾根の魅力は中段に広がるブナ林だ。岩場っぽい場所や七面山から仏生ヶ岳方面を望むプロムナードもあり、結構変化に富んだいいコースなのだが、いかんせんトップリ尾の長い登りをこなした後ではもうやめてくれーという感じである。

うんん 山さんに泣きが入るんだからきついんだろうね
時間を掛けてユックリ訊ねようです
今年は葉っぱも沢山残ってるし 好い紅葉が期待できそうだ

好い秋山をです      緑水

2005/10/01(Sat) 08:53:28  [No.654]


緑水さん、どうもです。
もうそろそろ沢も店仕舞かなと思いましたがまだまだ暑かった(^_^;)朝晩が涼しいので二の足を
踏みますが日中はやっぱり水が恋しくなります。
狼平から上の源流で息を吹き返しました。(^_^)

> 弥山川からの登山者 このコース入山禁止は解かれたのかなあ
> 前に双門滝まで辿ってる 上半分の源流部とを歩きたい思ってる

みんな登ってるようです。新しいガイドブックにも載ってるし、OKなんじゃないでしょうか。
DOPPOさんという人のHPに弥山川の右岸、左岸の尾根を絡めた記録がありますよ。

> 今年は葉っぱも沢山残ってるし 好い紅葉が期待できそうだ

楽しみですね。(^_^)

                      山日和

2005/10/01(Sat) 10:33:18  [No.655]


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