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【台高】六丁峠からぐるりと焼山谷 (画像サイズ: 1024×768 132kB)

 ヤブコギネットが移転の為、時間が空いてしまいやっとレポが一本あげられた(^^;
予定内の最速でしょうか。ありがとうさんです>通風山さん。


 大和谷林道が終点まで車で入れるようになっていると緑水さんから聞き、懸案だった大和谷から焼山に入ってきた。

【日時・天候】01/28 2007・曇天
【山域・山名】大和谷六丁峠から、焼山谷左岸尾根・池木屋山東尾根・焼山ノ尾(焼山谷右岸尾根)
【 コース 】
07:45 大和谷林道終点---08:30〜8:55 六丁峠---09:15〜9:30 架線場跡---11:15 1243p---11:30〜12:30 昼食---12:45 1332p(東尾根)---13:25〜13:35 焼山---14:25 1062p手前のコル---15:45〜15:55 焼山谷(900m付近)---16:45 架線場跡---17:00 六丁峠---17:30 駐車地

 情報どおり、林道終点までスムースに車で入れ、六丁峠登り口までの大和谷左岸の索道も真新しい鎖など整備がおこなわれていた(この索道は「関係者以外立入禁止」)。

 モノレールの起点が六丁峠の登り口。「大和谷ダム」の標識も六丁峠に向いている。
ここからは谷を離れて、照葉樹の落葉が降り積もった急峻な登り道だ。
六丁峠は、ちょっと小広いところで、電柱が立ちモノレールは右手の急斜面の尾根を駆け上がっていっている。
モノレール沿って駆け上がろうかと思うものの、とりあえず峠を下る道に入った。
山腹を辿る道の分岐があるやも知れぬと思い降りたのだが、山腹は岩崖だし、どんどん下る一本道。川面が見え出しところでUターン、やれやれ。
 峠に戻り、モノレールに沿って急峻な尾根を登っていく。途中折れ曲がった黄色い鉄骨の大きな構造物を過ぎ、樹木を抜け出して着いたところは、左側は幼木のヤブ、右側は切れ落ちたヤセ尾根上の小屋もある架線場だ(870m)。ここで眺望を望めながら小休止。

 ここからもモノレールに沿って踏跡を辿っていくと、山崩れの山腹を辿りp982。振り返れば、辿ってきた断崖の尾根に、大杉国見山の大きな山槐が見渡せた。
ここからヤセ尾根を登っていくと、いつの間にやらモノレールがヤブの中に消えたが、また尾根に復帰するだろうと1000mのコンターに現れないピークに登る。
ここは周りは樹木に囲まれ、この尾根ではじめてほっとできる場所。
 消えたモノレールを探そうと、次のピーク1040mに左手に回り込むように登って行くと、伐採された焼山谷のヤブの全容、その稜線奥には池木屋山ピークが現れた。
この辺りから焼山谷に降りれば、予定してた谷を渡る地点(標高900m付近)に降りられるはずだが、葉を落としているとはいえ、このヤブを突きっ切る気など起ころうはずも無く、このまま楽に焼山谷左岸尾根を登ることにした。
 しばらく登ると残雪も増え、その雪面には大きな足跡、ツキノワグマだ。
谷方向から尾根に上がり、滝ノ谷に向かっているようだ。

 この辺りから1332pまでは、眺望にすぐれ、またブナやヒメシャラの樹林の中、快適な尾根歩きが楽しめた。とは云っても、眺望がいいのは当然伐採跡の為なのだが…。
 ちょっと早いが、眺望の良いところでランチにしようと1332p手前、1260m付近だろうか岩の転がるところでシートを広げて、・・・気づいた! 水を汲んでいなかったのだ。
予定では往路は焼山ノ尾を登る予定で、焼山谷を渡る時に水を汲めばよいと考えていたのだ。
しかし有難いことに水を忘れはしたが、雪がある。ゴミの無さそうな残雪をコッヘルに詰め、ストーブの火を点ける。ゴミが無いと思っていても雪が溶け出せば、小さなゴミがたくさん現れた。緑茶用のティーバックを持っていることを思い出して、それで一旦水を濾してからラーメンを入れた。…メデタシメデタシ。

 ランチ場所から一登りで1332p。そこにはブナの大木が朽ち倒れ、宿主の死を知らないかのようにマサキカズラの緑の葉がびっしりと付いていた。
 池木屋山東尾根を歩いたのは木々の葉が茂った頃ばかり、その時の印象では眺望の無い煩い程の樹木のところという印象だった。しかし、今日歩く東尾根はすっきりしたものだ。
樹間から右手に桧塚、左手に大台ケ原を見て進んで行く。
 焼山谷右股の源頭部付近、伐採後の土が流れ、倒木が倒れ込む痛々しいところだ。
そこから谷を覗き、焼山谷の渡渉点を探る。白い河原の真ん中に黒い大木の影が浮かんでいるところだ。焼山ノ尾の1130pから東の尾根を辿った辺りになる。
 1330p(焼山)の周辺は、案外好きなところ。ここで少し休憩して焼山ノ尾を下っていく。
広い尾根はやがて細くなり、シャクナゲなどが出だした。マーキングテープは思っていた以上に付いている。1130pで東の尾根に入らず下り、1062pとのコル。
 エアリアの「?」マークも付いた焼山谷に降りるルートは、1062pの手前辺りを焼山谷側に下り、山腹を上流に上るようにして谷に降りている。

 まだ先にマーキングテープは続いているが、コルの手前から焼山谷支流と対峙するように下りている小尾根に乗って降りていく。エアリア記載の道があればどこかで交わるはずだ。
 交わる道・道型を見つけられないまま山腹を上流側に巻いて行くと、下に焼山谷の白くい泡だった流れが見えた。こんなところから谷には降りられないと上流側に山腹を辿ると、当然ながら岩グラ。岩グラに生えたシャクナゲ・コウヤマキなどに掴まりながら高度を上げ、上流側に回り込むと、眺望の開けたミズナラの大木の生える小尾根に乗った。これより上流側が伐採されたところだ。そう、ここを降りたところが予定していた渡渉地点なのだ。
しかし、この尾根は岩で降りれない。小谷を挟んだ小尾根には、架線場の中継地点か小屋跡も見える。あそこ迄行ったほうがいいだろうと山腹を巻いて当の尾根に乗り、降りていく。が、随分降りたところで万事休す。垂直の岩崖だ、やれやれ…。
作業者がこの小尾根に登っているから何処かに道があるはずなのだと探すと、どうももう1つ上流側の小尾根のようだ。確かに谷に降りている尾根はブッシュに被われているもなだらかだ。
 降りた尾根を登り返して行くと下流側の山抜け跡の傾斜が若干緩いところが目に入る。
ここを渡り、谷に入って谷を渡り最初の小尾根の下部ならなんとが谷に降りられるのではないかと目で追った。
 ズルズルのヌケに靴先を蹴りこみ、手をも押し付けながら慎重にヌケを渡る。谷は枯れ谷だが、10m程の枯滝が二つ。左岸・右岸と岩を掴んで降り、なんとかかんとかヒヤヒヤもので最初の小尾根の下部にのる。あとはヤブを漕いで、焼山谷に無事着地。尾根からここまで1時間15分、ふぅ〜っ。

 焼山谷には、谷の真ん中に威風堂々の胴回り4mを越えそうなトチノキ。ここでトチノキを借りて、モノレールが左岸尾根のブッシュから、焼山ノ尾のブッシュに渡っている。
 このトチノキは、焼山谷が樹木で被われていた頃からここにあり、伐採時にはモノレールが架けられ、伐採を、削られていく山肌を見てきたのだろう。2004年、この地を襲った豪雨も無事に谷中で存在した生命力溢れる猛者だ。

 一服し、モノレールに沿いヤブの中を辿っていく。
モノレールに沿い踏み跡もあるが、冬枯れのこの時期でもちょっとうんざりするヤブだ。
モノレールは、コンター1040mと1000mのピークの間のコルに近づいて、90度右に回りこんでヤブの山腹を回り込んでいるようだ。
モノレールとは別れ、そのコルから往路辿った尾根を降りていく。架線場跡でヘッデンを取り出し、闇の迫る谷底に転がるように下りて行く。
 首にかけたヘッデンを点けることなく林道終点駐車地。見上げる三滝の白布は、闇に仄かに浮かんでいた。

 ※画像は、焼山谷右股源頭からの画像。谷中にトチノキが見えるだろうか。

2007/02/14(Wed) 22:39:43  [No.6290]


Re: 【台高】六丁峠からぐるりと焼山谷 (画像サイズ: 1024×768 425kB)

おはようサンです zipp さん このレポを待っていたのだ(^^)

>  大和谷林道が終点まで車で入れるようになっていると緑水さんから聞き、懸案だった大和谷から焼山に入ってきた。

チョッとだけお役に立てて俺しいかぎりです。間違い嬉しいです。

> 途中折れ曲がった黄色い鉄骨の大きな構造物を過ぎ、樹木を抜け出して着いたところは、左側は幼木のヤブ、右側は切れ落ちたヤセ尾根上の小屋もある架線場だ(870m)。ここで眺望を望めながら小休止。

やぐらの鉄塔はボルトが抜かれており、役目済んで倒壊させたのですね。
つわものドモの欲の跡ですね。

> 葉を落としているとはいえ、このヤブを突きっ切る気など起ころうはずも無く、このまま楽に焼山谷左岸尾根を登ることにした。

植林の山肌を伝えば簡単に郡境尾根に上がれると読んだけれど、甘いですか。

>  しばらく登ると残雪も増え、その雪面には大きな足跡、ツキノワグマだ。
> 谷方向から尾根に上がり、滝ノ谷に向かっているようだ。

寝んねしてない熊ちゃん、くまったものですね。

> 岩の転がるところでシートを広げて、・・・気づいた! 水を汲んでいなかったのだ。

飲み水も持たないのですか、泡でラーメンしたら美味しいかなあ(^^)

> 広い尾根はやがて細くなり、シャクナゲなどが出だした。マーキングテープは思っていた以上に付いている。1130pで東の尾根に入らず下り、1062pとのコル。
>  エアリアの「?」マークも付いた焼山谷に降りるルートは、1062pの手前辺りを焼山谷側に下り、山腹を上流に上るようにして谷に降りている。

行きに斜面に沿って付いてた昔のでしょう、こんなのに惑わされたら酷い目に遭わされるよね。くわばらクワバラです。

> ここを渡り、谷に入って谷を渡り最初の小尾根の下部ならなんとが谷に降りられるのではないかと目で追った。
>  ズルズルのヌケに靴先を蹴りこみ、手をも押し付けながら慎重にヌケを渡る。谷は枯れ谷だが、10m程の枯滝が二つ。左岸・右岸と岩を掴んで降り、なんとかかんとかヒヤヒヤもので最初の小尾根の下部にのる。あとはヤブを漕いで、焼山谷に無事着地。尾根からここまで1時間15分、ふぅ〜っ。

半端じゃないよ尾根末端は、山日和さんが下りたロクロ谷へはドクロ谷に成っちゃうよね。

>  ※画像は、焼山谷右股源頭からの画像。谷中にトチノキが見えるだろうか。

ありがとうサン、スパイク地下足袋の出番ですね。

2007/02/15(Thu) 07:34:57  [No.6305]


Re: 【台高】六丁峠からぐるりと焼山谷 (画像サイズ: 928×696 64kB)

 コンバンワです、緑水さん。

> おはようサンです zipp さん このレポを待っていたのだ(^^)
 えれぇ遅くなりました、ペコ。

> 飲み水も持たないのですか、
 水は、やっぱ現地調達じゃないと!って思うんですよね。

> 行きに斜面に沿って付いてた昔のでしょう、こんなのに惑わされたら酷い目に遭わされるよね。くわばらクワバラです。
 焼山ノ尾から焼山谷にマトモに降りた山行記を読んだことありません(^^;
だから、「道」を確認したかったのだけど…、無いです。
この辺りに入ったら、焼山谷左岸尾根をルートに取るのがやはりいいようです。

> 植林の山肌を伝えば簡単に郡境尾根に上がれると読んだけれど、甘いですか。
 植林? どこだろう?焼山谷囲む山には植林は無かったよ。
大和谷から直接焼山ノ尾に上がるところに植林があるのかな?

 ※画像は大杉国見山、手前のヤセ尾根の右のピークが、六丁峠から登ったP982です。

2007/02/15(Thu) 23:18:23  [No.6337]


zippさん、こんばんは。
焼山谷をめぐる状況は私が行った頃とあまりにも違うようで、見るのが恐いですね。
六丁峠の道も、大和谷沿いの道もだいぶ整備されたのでしょうか。
焼山尾の下りは大失敗しましたが・・・

              山日和

2007/02/15(Thu) 22:28:16  [No.6334]


Re: 【台高】六丁峠からぐるりと焼山谷 (画像サイズ: 800×600 256kB)

 山日和さん、こんばんは。
 別スレッドですが、わたしもハリマオさんのように「ca」の略語の意味をはかりかねていました(^^; 「コンターアバウト」ですか(汗; ニホンゴ英(独?)語の略語なんかな? 

> 焼山谷をめぐる状況は私が行った頃とあまりにも違うようで、見るのが恐いですね。
> 六丁峠の道も、大和谷沿いの道もだいぶ整備されたのでしょうか。
 大和谷沿いは、きっと山日和さんが入られた頃の方が整備されていたかと思いますヨ。大和谷発電所建設の前後でしょうから。

 恐いでしょうね、焼山谷は(^^;
しかし、この左岸尾根は樹林といい、眺望(^^;といい ええルートですよ(^^)
この尾根と垣外俣谷右岸尾根で日帰り周回ルートとして使えそうです。
 焼山ノ尾は、ロクロ谷の斜面を望むも予想に反して二次林ですね。

2007/02/15(Thu) 23:33:29  [No.6341]


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