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【日 時】2005年10月16日(日)
【山 域】台高山脈北部 伊勢辻山周辺
【天 候】曇り
【コース】鳴滝手前駐車地7:10---7:25地蔵谷出合---8:00三俣---9:10伊勢辻山10:10---
     10:30赤ゾレ山---11:30地蔵谷出合---11:45駐車地

 今日は高校時代の同窓会があるので、3時までに大阪へ帰らなければならない。短時間で簡単に行
けて楽しめる山はどこだ、ということで7月に訪れた台高山脈北部の木梶川流域を選んだ。
 前夜から降り続いた雨は予報どおり明け方には上がり、空には晴れ間も覗いている。前回よりも
少し手前の木材集積所のような場所に車を止めて歩き出した。
車で通過した時には気付かなかった鳴滝が豪快に水を落としているのが遠望できる。やがて林道は
谷に近付き、鳴滝の落口をかすめて上流のゴルジュ帯を見下ろすようになる。
 
 見覚えのある橋を右岸へ渡り、しばらく行くと地蔵谷出合だ。本流を渡り、前回同様左岸の杣道
を利用して入口のゴルジュをかわす。
 赤ゾレ山へ向う左俣を見送り、今日は伊勢辻山へダイレクトに上がる右俣を選んだ。
二俣から上の渓相は素晴らしく、まさに癒しの谷。前回の左俣よりも谷が大きく、両岸には足を濡
らさずとも歩けるスペースがある。紅葉にはまだ早かったようだが、自然林に覆われたこの谷は
紅葉の最盛期に訪れてみたいものである。

 前方から大きな影が飛び出してきた。シカだ。2頭、続けてまた2頭。水を飲みに下りてきたようだ。
そういえば7月の左俣でも水を飲みに来たシカと出合い頭に遭遇してお互い驚いたものだ。
 今度は右斜面を大小の黒いかたまりがふたつ動いていた。イノシシである。
親子で連れ立って歩いていると思ったら、後から小さいのが更に3頭。都合5頭が列を成して走って
行った。その後にもシカが2頭。今日は動物の当り日か。

 右から支流が入り、すぐに大きな二俣となった。これは三俣といってもいいだろう。
左俣と中俣の間は台地となり、抜群の雰囲気である。
谷の感じは左俣の方がよさそうだが、今日は伊勢辻山へダイレクトに上がりたい。
 中俣を進む。さすがに水流が3分の1となった谷は急にスケールを減じる。小滝が続くものの流倒
木が多くすっきりしない。これは左俣の方がよかったか。
 水流もチョロチョロとなったところで昼飯用の水を汲む。右上にはもう台高縦走路の稜線だろう
か空が見えている。水を汲んですぐに流れが途絶えた。左の斜面に取り付き右岸の尾根へ上がる。
これは伊勢辻山へ直接突き上げる尾根だ。下生えも少なく疎林のいい感じの尾根を辿ると程なく山
頂すぐ横の縦走路に出た。
 出発時には見えていた青空はすでになく、一面のガスで何も見えない。
まだ9時過ぎだが早めの昼飯(朝飯?)としよう。こんな時間からビールを飲むのもなんだが、飲まな
いわけにもいかない。白い霧を肴にあまり冷えてないビールをあおる。
朝飯はバナナ1本だったので腹は減っている。
 ここはアンテナは3本立つのだが、何度試みても送信できない。となりの赤ゾレ山では通じるのだ
から不思議なものである。
ちょっとした角度の違いで通じたり通じなかったり、電波とは微妙なものだ。

 靴を履き替えて登山道を歩き出したが、雨露をたっぷり含んだ草のせいですぐに渓流シューズと
変わらない状態になった。台高主脈縦走路の中でもこのあたりは珍しく草原と潅木のミックスである。
 奈良県側へ少し巻き気味に下りると赤ゾレ山との鞍部に出る。ここの三重県側斜面、すなわち地
蔵谷の三俣の左俣源頭部はいいムードの樹林が残されていた。
やはり三俣で感じた通り左俣の方がよかったかもしれない。

 愛想のない赤ゾレ山の山頂には7月にはなかった標識が設置されていた。これは伊勢辻山にあった
のと同じ種類で、山名とコールサインだけが書いてある。控え目だから許してあげよう。

 10時半という考えられないような時間に下山開始。いよいよ洞吹氏絶賛の尾根へ初見参である。
上部は背の低いササが茂り、潅木が遮る所もあるが、すぐにまったく下生えなしの快適な尾根に変
わる。
ブナやミズナラも目立ち始め、洞吹氏の賛辞もうなずける雰囲気である。
途中で日が差し始め、視界も利くようになった。右隣の馬駈場から木原谷二俣へ伸びる尾根が魅力
的だ。
途中一部右半分植林(かなり古い)もあるものの、いい雰囲気のコバもあり十分満足のいく尾根であ
った。(詳しくは洞吹氏のレポを参照されたい。)

 最後のおまけ、下方でなにか動いていると思ったら今度は犬の登場である。首輪をしているとこ
ろを見ると飼い犬らしい。主は釣りでもしているだろうか。

 林道をポクポクと歩いて駐車地に着く頃にはすっかり眩しいくらいの青空が広がっていた。

                       山日和

2005/10/17(Mon) 23:48:40  [No.704]


山日和さん こんばんは

>  赤ゾレ山へ向う左俣を見送り、今日は伊勢辻山へダイレクトに上がる右俣を選んだ。
> 二俣から上の渓相は素晴らしく、まさに癒しの谷。前回の左俣よりも谷が大きく、両岸には足を濡
> らさずとも歩けるスペースがある。紅葉にはまだ早かったようだが、自然林に覆われたこの谷は
> 紅葉の最盛期に訪れてみたいものである。

なんと、よさそうですね。
二番煎じに誘われてしまいますよ。

> 前方から大きな影が飛び出してきた。シカだ。2頭、続けてまた2頭。水を飲みに下りてきたようだ。
> 今度は右斜面を大小の黒いかたまりがふたつ動いていた。イノシシである。
> 親子で連れ立って歩いていると思ったら、後から小さいのが更に3頭。都合5頭が列を成して走って
> 行った。その後にもシカが2頭。今日は動物の当り日か。

ケモノの密度も濃いようですね。

>  右から支流が入り、すぐに大きな二俣となった。これは三俣といってもいいだろう。
> 左俣と中俣の間は台地となり、抜群の雰囲気である。

そうですか、そうですか。
今度、行ってみますよ。

> まだ9時過ぎだが早めの昼飯(朝飯?)としよう。こんな時間からビールを飲むのもなんだが、飲まな
> いわけにもいかない。白い霧を肴にあまり冷えてないビールをあおる。

遠慮なく、どんどんやってください。
朝だろうがなんだろうが、かまうことはないでしょう。

>  10時半という考えられないような時間に下山開始。いよいよ洞吹氏絶賛の尾根へ初見参である。

山日和さん的には、この時間の下山開始は、まずありえないでしょうね。
ワシの場合は、この時間に登り始めることなど、数知れず。

> 上部は背の低いササが茂り、潅木が遮る所もあるが、すぐにまったく下生えなしの快適な尾根に変わる。
> ブナやミズナラも目立ち始め、洞吹氏の賛辞もうなずける雰囲気である。
> 途中一部右半分植林(かなり古い)もあるものの、いい雰囲気のコバもあり十分満足のいく尾根であった。

なかなか、いい尾根でしょう。
某、新ハイキングクラブの山行計画を見ると、
緑水さんリーダーの秋の例会で、この尾根を登るみたいですね。

その次の日は、おまけで宮の谷から池木屋山あたりを散策…とあるから、
ひょっとしたら、例の右岸の道(SHIGEKIさんが日の暮れた)あたりを歩かれるのかも。

よい山旅を!
                       洞吹(どうすい)

2005/10/18(Tue) 22:28:47  [No.706]


洞吹さん、どうもです。
このあたり、手軽に行けて林道から一歩入れば山深い感じの味わえるいいところですね。
なにせ登山開始点が900mもあるので楽チンです。
地蔵谷は動物の水飲み場のようで、必ず会いますね。それも結構至近距離で。
三俣の左俣と木原谷本流の尾根、谷が課題です。と言っても簡単に片付きそうですが・・・

しかし時間に追われて山に登るのは精神衛生上よくないですねー。(^_^;)

                    山日和

2005/10/19(Wed) 18:21:04  [No.707]


  Re: 【台高】木梶川地蔵谷から伊勢辻山 投稿者:とっちゃん(こと)

山日和さん、こんばんわ〜。

>  赤ゾレ山へ向う左俣を見送り、今日は伊勢辻山へダイレクトに上がる右俣を選んだ。
> 二俣から上の渓相は素晴らしく、まさに癒しの谷。前回の左俣よりも谷が大きく、両岸には足を濡
> らさずとも歩けるスペースがある。紅葉にはまだ早かったようだが、自然林に覆われたこの谷は
> 紅葉の最盛期に訪れてみたいものである。

いい谷を発見ですね〜。(*^_^*)秋も春も楽しみな谷ですね〜。

今年は紅葉に見放されていますが、また素晴らしい紅葉便り待ってま〜す。
>
>  前方から大きな影が飛び出してきた。シカだ。2頭、続けてまた2頭。水を飲みに下りてきたようだ。
>  今度は右斜面を大小の黒いかたまりがふたつ動いていた。イノシシである。
> 親子で連れ立って歩いていると思ったら、後から小さいのが更に3頭。都合5頭が列を成して走って
> 行った。その後にもシカが2頭。今日は動物の当り日か。

いいなぁ〜。動物の写真はなかなかチャンスがなくて写せませんが、写せましたか?
うり坊ちゃん見たいです。

> 左俣と中俣の間は台地となり、抜群の雰囲気である。
> 谷の感じは左俣の方がよさそうだが、
これは左俣の方がよかったか。

次回は左俣ですね〜。

> まだ9時過ぎだが早めの昼飯(朝飯?)としよう。こんな時間からビールを飲むのもなんだが、飲まな
> いわけにもいかない。白い霧を肴にあまり冷えてないビールをあおる。

飲まないわけにいかないの?霧で寒くても〜?


>いよいよ洞吹氏絶賛の尾根へ初見参である。
上部は背の低いササが茂り、潅木が遮る所もあるが、すぐにまったく下生えなしの快適な尾根に変
> わる。
> ブナやミズナラも目立ち始め、洞吹氏の賛辞もうなずける雰囲気である。

なかなかいいコースですね〜。いつか訪れてみたいです。

> 途中で日が差し始め、視界も利くようになった。右隣の馬駈場から木原谷二俣へ伸びる尾根が魅力
> 的だ。

これは、どこ?地図には谷名とか書いてますか?

行かれたコース、地図でコースが知りたいですね。やぶろぐに貼り付けてくださいね〜。

2005/10/20(Thu) 17:48:13  [No.709]


とっちゃん、どうもです。
厳しい谷が多い台高では珍しい癒し系の谷です。
とは言っても林道の付いている下流はすごい滝が連続していますが・・・
植林が進んでいるこの山域で残された桃源郷ですね。(^_^)

> いいなぁ〜。動物の写真はなかなかチャンスがなくて写せませんが、写せましたか?

とてもとても、カメラを構えるどころではありませんでした。

> 飲まないわけにいかないの?霧で寒くても〜?

いかなる場合でもこれは欠かせないのです。たとえ現在地がわからなくなっても(^_-)

> これは、どこ?地図には谷名とか書いてますか?

このへんはなんにも書いてないねー。

> 行かれたコース、地図でコースが知りたいですね。やぶろぐに貼
り付けてくださいね〜。

やってみましたがうまくいかないよー(;_;)

                      山日和

2005/10/21(Fri) 18:49:06  [No.712]


  Re^3: 【台高】木梶川地蔵谷から伊勢辻山 投稿者:とっちゃん(こと)

山日和さん、こんばんわ〜。

> やってみましたがうまくいかないよー(;_;)

メールで地図送ってくださってありおがとう!(*^_^*)

送ってもらった地図を小さくしてヤブログに貼り付けてみましたが、地図がそのまま貼りつかず、クリックすると開きま〜す。

画像はよく似た、と言うより、ハナノキ谷のほうがちょっぴりバイト数が大きいのにうまくいくんですが・・・。

どうちがうのかな?

どなたか、教えてね。


>                       

2005/10/22(Sat) 22:03:40  [No.713]


とっちゃん、どうもです。亀レスですいませーん。m(__)m
画像の時はうまくいってたんだけど、地図は何度やっても失敗ばかり。なんでやろ。
通風山さんに教えてもろてー。

                    山日和

   

2005/11/01(Tue) 18:15:51  [No.762]


【山 域】台高山脈北部 伊勢辻山周辺

山日和さん皆さんこんにちは コメントが遅れましたです
近場からチョイ外出と忙しく パソ開けて読めば直ぐ眠くなるのです

> 今日は伊勢辻山へダイレクトに上がる右俣を選んだ。
> 二俣から上の渓相は素晴らしく、まさに癒しの谷。前回の左俣よりも谷が大きく、両岸には足を濡らさずとも歩けるスペースがある。紅葉にはまだ早かったようだが、自然林に覆われたこの谷は紅葉の最盛期に訪れてみたいものである。

好いオプコース参考に成ります 情景が浮かんできますね
昨日は 千秋林道から瀬戸越道に紛れ込んでしまい(立派な道がある)
途中から岩場の上へ直登となる きつい登りでした
奥檜からヌタハラ林道への回遊でした モミジは今二ですね

> 緑水さんリーダーの秋の例会で、この尾根を登るみたいですね。
> その次の日は、おまけで宮の谷から池木屋山あたりを散策…とあるから、
> ひょっとしたら、例の右岸の道(SHIGEKIさんが日の暮れた)あたりを歩かれるのかも。

洞吹さん美学はわざに残しました 初見参は皆さんとモミジ狩りです
チョツト地獄谷左俣も覗いて見ようかな思いますね
浅い谷だから好きなように歩けるだろう

モミジ趣(酒)求めて花一匁です    緑水

2005/10/26(Wed) 11:08:43  [No.724]


緑水さん、どうもです。
今回は時間に追われての山行でしたが、それなりに楽しめました。(^_^)

> 昨日は 千秋林道から瀬戸越道に紛れ込んでしまい(立派な道がある)
> 途中から岩場の上へ直登となる きつい登りでした
> 奥檜からヌタハラ林道への回遊でした モミジは今二ですね

ほおーっ、どういうルートでしょうか? 興味津々(^^ゞ

> チョツト地獄谷左俣も覗いて見ようかな思いますね
> 浅い谷だから好きなように歩けるだろう

地蔵と地獄じゃえらい違い(^_-)地獄で仏かも・・・
気楽に歩ける谷です。ぜひどうぞ。

                    山日和

2005/10/26(Wed) 23:42:50  [No.729]


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