一括表示

【山 域】 鈴鹿 カクレグラ
【日 時】 2005/10/16(日)
【天 候】 曇り
【メンバー】 単独
【コース】 鳴野橋(岩ヶ谷林道入口)9:55---葛谷左岸尾根取り付き10:00---稜線10:50
---R162鉄塔11:10/11:15---カクレグラ12:10/13:00
---稜線からR161巡視路下り口13:30/13:35---渋川渡渉14:15---鳴野橋14:30

朝がやってきたクルマの中。
昨夜の雨が去り、今朝は晴れのはずだが、どんよりと曇っている。
起きるのがおっくうだ。
ぼんやりとした頭で思いをめぐらせる。
さあ今日はどこに登ってやろうか。

鈴鹿だからこそ、行き先も決めず気楽に出てきたが、納得のいく行き先がなかなか決まらない。
そのうちに再び意識は遠のく。
記録の出発時刻を見ても、いかに怠惰な朝を迎えているかわかるだろう。
ワシは、やるときはやるが、やらないときは全然やらないのだ。

今日は出発時間が遅いので、千草街道を奥へ歩いていては、林道歩きだけで一日が終わってしまう。
こういう日は、クルマを止めたらさっさと登れるカクレグラにしよう。
さあ、どこから登ってやろうかと地形図を見ていると、
藤切谷の新林道が渋川を渡る鳴野橋と、新林道終点の向平右岸尾根との中間に小尾根が出ていて、
取り付きは台地状になっている。
ここからこいつを登って、
カクレグラと入道ヶ原を結ぶ稜線上の747m標高点付近に上がることにしよう。
そこから先は、登ってから決める。

いつもの場所にクルマを止めて鳴野橋を渡り、藤切谷右岸の新林道を歩いていく。
目的の尾根に来てみると、そこは切り通しの崖になっており、
落石防止のワイヤーネットが張りめぐらされていて登れない。
そのまま進んで尾根の鼻を回り込むと、反対側は平坦な台地で、
うまいぐあいに植林作業用の階段があったので、ここから登ることにする。

台地の左端に沿って植林を登るとすぐ二次林の尾根になり、
やがて右下の台地から、はっきりした道型が上がってきた。
その道はジグザグを切りながら、ぐんぐん尾根を登っていく。
こんなところを歩く物好きが他にもいるようで、適度にテープマーキングが付けられていた。
しかし、マーキングなど必要のないしっかりした道で、
4級登山道と言ってもいいほどの道だ。

「この尾根には道があったのか」と、軽い驚きを覚える。
カクレグラの隠れ道だ。
これだから鈴鹿は面白い。
藪こぎも予想していたのだが、こいつは楽チンだ。

行程がはかどる道をしばらく辿っていくと、やがて尾根が急に立ち上がる直前で、
道は尾根を右にそれて、左山で山腹トラバースに移っている。
ここで、尾根を追うか道を追うか思案する。
この道がこの先どういうラインを描いているのか興味津々だが、
その探索は今度の楽しみにとっておいて、今日は尾根を追うことにした。

道をはずれて、テープマーキングの続く尾根の直登に入る。
二次林の尾根をしばらく登ると、やがて傾斜が緩み、稜線の道に出た。
カクレグラへ向かう前に、一旦、逆方向にある送電鉄塔まで行ってみる。
中電伊勢幹線R162鉄塔からは、東近江の展望が広がった。

一息入れたあと、来た道を戻り、カクレグラに向かう。
途中でひとりすれ違う。

カクレグラに着いた。
ここは、ちょっと愛想のない頂上かも知れないけど、なんとなく好きな山だ。
山名プレートは2枚掛かっていたが、どちらも「水谷岳」と書いてある。
ワシは、ここはやっぱり「カクレグラ」と呼びたいんだけどね。

4年前の10月末に来たときは、山頂西側のブナ林は素晴らしい黄金郷だったが、
今年はまだ少しも黄葉していない。
ちょっと残念。

この樹林の中で昼食。
その最中にひとり、佐目のほうから登ってきた。
日曜日だからか、けっこう人がウロウロしている感じ。

食事を終え、下山ルートを考える。
結局、もう一度さっきの稜線をR162鉄塔方面へ戻り、
途中から巡視路を永源寺グリーンランド(釣り場)のほうへ降りることにした。
この稜線からグリーンランドへ降りる巡視路は始めてなので、どんなところか興味がある。

先ほど通った人が山頂にいたので声をかけると、入道ヶ原へ行かれるようだ。
挨拶をして先行する。

今日、三回目の稜線を通り、巡視路に出たところでR161の標識に従って稜線をはずれ、
支尾根に入った。
ここも二次林の広い尾根で、巡視路は最初、道型がなく、
樹林の中を中電の黄色い標識の指す方向へ真っ直ぐに進むと次の標識があり、
そこでその標識の指す方向へ進むとまた次の標識が……というふうに、
頻繁に建植されている標識に従って、右へ左へとウネウネ進む。
これだけ標識がこまめに連続している場所は初めてだが、なかなか面白い。

巡視路は二次林の尾根を下り、やがて最後のL160鉄塔を過ぎると、
L159への標識に従い、植林の山腹にジグザグを切って谷底に急降下する。
支流にかかる鉄の橋を三回渡ると、渋川の本流に出た。
本流を石飛びで渡ってグリーンランドに着くと、鳴野橋まではほんのわずかだ。

                      洞吹(どうすい)

2005/10/20(Thu) 00:11:03  [No.708]


  Re: 【鈴鹿】カクレグラの隠れ道 投稿者:とっちゃん(こと)

洞吹さん、こんばんわ〜。

鈴鹿でしたか〜(*^_^*)

カクレグラは、何年か前に紅葉の頃、新林道終点の向平から杣道をひろって登ったけど、谷の途中綺麗な紅葉でした。

鈴鹿の紅葉はまだですね〜。

そうそう何年か前はこのあたりからタイジョウの尾根で、紅葉と新雪の美しい景色が見られたようですね。確かshigekiさんや、山日和さんが綺麗な写真を撮られた年。
その日は、私は銚子ケ口でしたが、そちらは紅葉は終盤だったのを思い出しました。

洞吹さん、今年、綺麗な紅葉が見られるといいですね〜。


> この稜線からグリーンランドへ降りる巡視路は始めてなので、どんなところか興味がある。

その時、下山はこの道を使いましたが、途中、シロモジの黄葉が綺麗だったのを思い出しました。

> 支流にかかる鉄の橋を三回渡ると、渋川の本流に出た。

確か、石積みの堰堤の所にでたのですね。

最近涼しくなってきましたから、洞吹さんの季節到来。癒しの山旅楽しんでくださいね〜。

2005/10/20(Thu) 18:13:06  [No.710]


とっちゃん こんばんは

> カクレグラは、何年か前に紅葉の頃、新林道終点の向平から杣道をひろって登ったけど、谷の途中綺麗な紅葉でした。

向平からの登路は、よく使われているルートですね。
カクレグラとタイジョウを結ぶ稜線の藤切谷側には、
面白そうな自然林の支尾根がいっぱいあります。
千草街道からは川向こうなので、行きにくいけれど、けっこう遊べそうです。

> そうそう何年か前はこのあたりからタイジョウの尾根で、紅葉と新雪の美しい景色が見られたようですね。確かshigekiさんや、山日和さんが綺麗な写真を撮られた年。

ワシもそのとき、イブネ周辺できれいなのを撮りましたよ。
SHIGEKIさんが、四日市での写真展に出してくれました。

> 最近涼しくなってきましたから、洞吹さんの季節到来。癒しの山旅楽しんでくださいね〜。

はい、ありがとさんです。
やっと、私の季節がやって参りました。
あんまり汗をかかないですむので、やれやれですよ。
会社で半袖で仕事してると、変態扱いされます。
山遊びに行くときは、毎年、スタッドレスタイヤに履き替えるまでは、
自分の足も素足にサンダル履きなのにねえ。

よい山旅を!
                       洞吹(どうすい)

2005/10/21(Fri) 00:23:56  [No.711]


掲示板に戻る