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  【美濃】西台山からタンポ 投稿者:柳川洞吹

【山 域】 西美濃 西台山・タンポ
【日 時】 2005/11/19(土)
【天 候】 曇り時々雪 のち晴れ
【メンバー】 単独
【コース】 のりこし峠7:30---西台山8:30/8:40---932m標高点ピーク9:15
---タンポ10:15/10:30---932m標高点付近台地(昼食)11:15/12:25
---西台山12:45---のりこし峠13:40

今回は、西台山からタンポへの尾根を歩く。
去年の10月に、このコースを歩こうとクルマを走らせたのだが、
林道を進むうちに、
舗装された路面の上に、野球のボールくらいのゴロタ石が無数に散らばりはじめ、
それを乗り越えて進むうちに、谷から押し出した土石流に進路を塞がれてしまった。
峠まであと300mほどだったが、
深夜、降雨、勾配道路、駐車余地全くなし、手前にも数箇所土石の流出部あり、
という悪条件で、やむなく貝月山へ転進したのだ。

今回は快適に走って、無事「のりこし峠」に着いた。
早速ビールを飲んでシュラフに入る。
今回から冬季用の羽毛シュラフだからホカホカだ。
普段起きているときは寒いのは大好きだが、寝るときは暖かいほうがいい。
おやすみなさい。

朝だ。
目覚まし一発で6:20起床。
どうだ、ヤル気満々だろう。
みんな、こんなんは普通やてか。
ほなら、ワシはアカンタレやがな。

うす明るくなっているが、シュラフから出るとえらい寒い。
車内気温は6度、外気温は2度だ。
しばらく小雪がちらほら舞っていたかと思うと、急に風が強くなり、
あろうことか、一面横なぐりの吹雪になってしまった。
おいおい、まだ秋の装備しか持ってきてないで。

しばらくすると風花に戻り、どんよりとした空が重苦しいが、
周囲の山肌は、紅葉が燃えるような錦の装いだ。
濡れ防止と防寒に、カッパを上だけ羽織って出発。

西台山までは8年前に一度来たことがある。
そのときは、登山口からしばらく山腹トラバース気味の道を進み、
そのあと、植林のフチを尾根に向かって登るルートだった。

歩き始めると、
登山口からすぐ右折して尾根を直登していくルートができていたので、今回はそれを進む。
前山を越え、素晴らしい雰囲気の鞍部を通る。
ここはよく覚えている。
8年前に来たときも、時間をかけてその雰囲気に浸った場所だ。

8年前は、ワシが登山道未整備の山歩き、いわゆる「バリエーションハイキング」を志向し始めた頃で、
鈴鹿のタイジョウ・イブネに初めて行ったのも、8年前のこの西台山の翌週のことだった。
その頃は、地形図とコンパスは持っていても飾り同然で、
あっと言う間に自分がどこにいるのか、どっちへ行ったらいいのか皆目わからなくなって、
樹林の中を、手探りでマーキングテープを追うことしかできなかった。
この素晴らしい雰囲気の鞍部も、
地形図上で位置を特定できなかったくらい、読図の技量が未熟だった。

今では、あの頃のことが不思議なくらい、地形図上に自分のいる場所がはっきりと読める。
これは、やはり経験の賜物なのだろう。
決して自慢したいのではありません。
テープを付けて歩いている人たちに、
自分で地形図を読もうと努力しないと、いつまで経っても読めるようにならないですよ、
いつまで経ってもテープ付けから卒業できないですよ……と言いたかっただけなのです。
こんなところで言っても、聞こえんやろうけどね。

次の小ピークから少し植林帯をかすめて、少し傾斜のきつい岩混じりの斜面を登ると、
西台山の山頂台地の一角に登り着いた。
雑木林の中の踏み跡は落ち葉で隠れてしまって判然としないが、
うるさいほどのテープマーキングが、
これも赤、黄、緑、ピンク、青、白……と、
タンポまでの全ルートにわたって燃えるように錦を飾っているので、ルート探しの手間は要らない。
過剰なマーキングテープはうっとおしいが、ズボラをかますときは利用させてもらう。
勝手なものだとは思うが。

しばらく雑木林の中を歩くと、西台山のプレートのある場所に着いた。
ちょっと周囲より盛り上がっている程度で、山頂標識がなければ通過してしまうような、台地上の一角だ。
小雪は止み、ときどき日が射すようになってきたが、風は冷たい冬の風だ。
ここから、ca920mの旧谷汲・久瀬・根尾の三村界ピークまでは、気持ちのよい雑木林の広い尾根を辿る。

三村界ピークから先は久瀬村側が植林、根尾村側が自然林で、その間の切り開きを進む。
932m標高点ピークを過ぎ、ca1015mあたりで植林帯が終わって自然林になった。
とたんに笹が立ちだし、スッキリしない尾根の軽い笹分けで踏み跡を追う。
タンポの手前、ca1040mのゆるやかなピークでタンポが見えた。
最後はヒノキの若木の植林の明るい斜面を登ると、タンポに着いた。

頂上の切り開きに立派な三角点標石が埋まっている。
一等三角点だそうだ。
東から南にかけては見晴らしがいいが、座ると何も見えない。
他の方角は雑木と植林が育って展望は全くない。
真上はよく見えるので、航空測量にはいいだろう。

タンポは展望がいいとの思い込みがあったので、大いに残念。
きっと昔の美人なのだ。
三角点広場からさらに北へ、若木の植林と灌木の中をヤブをこぐと、かろうじて木の間から北側が望めた。
感想としては、
タンポちゃんには悪いけど、旧三村界ピークから先は、もひとつやったね。

                                洞吹(どうすい)

2005/11/20(Sun) 20:12:28  [No.968]


洞吹さん、こんばんは。この日は奥美濃も考えていたのですが、南の方が天気がよさそうだったので台高にしました。

> 今回は、西台山からタンポへの尾根を歩く。

このあたりは未踏です。一度行ってみなくては。

> 峠まであと300mほどだったが、
> 深夜、降雨、勾配道路、駐車余地全くなし、手前にも数箇所土石の流出部あり、
> という悪条件で、やむなく貝月山へ転進したのだ。

恐怖の長距離バックの時でしたか(^_^;)

> 目覚まし一発で6:20起床。
> どうだ、ヤル気満々だろう。
> みんな、こんなんは普通やてか。
> ほなら、ワシはアカンタレやがな。

鈴鹿の某氏ならもう登頂している時間かも・・・(^_-)

> 前山を越え、素晴らしい雰囲気の鞍部を通る。
> ここはよく覚えている。
> 8年前に来たときも、時間をかけてその雰囲気に浸った場所だ。

よさそうな感じですねー。

> その頃は、地形図とコンパスは持っていても飾り同然で、
> あっと言う間に自分がどこにいるのか、どっちへ行ったらいいのか皆目わからなくなって、

地図読みの神様「ピンポイントの洞吹」にもそういう時代があったんですねー。

> テープを付けて歩いている人たちに、
> 自分で地形図を読もうと努力しないと、いつまで経っても読めるようにならないですよ、
> いつまで経ってもテープ付けから卒業できないですよ……と言いたかっただけなのです。

ふむふむ、その通りですなー。でもあの人達は犬のションベンだから地図の読める読めないは関係ないかも・・・

> うるさいほどのテープマーキングが、
> これも赤、黄、緑、ピンク、青、白……と、
> タンポまでの全ルートにわたって燃えるように錦を飾っているので、ルート探しの手間は要らない。

このあたりはそんなにメジャーな山域なのですか?

> 最後はヒノキの若木の植林の明るい斜面を登ると、タンポに着いた。
> 頂上の切り開きに立派な三角点標石が埋まっている。
> 一等三角点だそうだ。
> 東から南にかけては見晴らしがいいが、座ると何も見えない。
> タンポは展望がいいとの思い込みがあったので、大いに残念。

私もそう思ってました。積雪期の話なのかな?

> タンポちゃんには悪いけど、旧三村界ピークから先は、もひとつやったね。

うーん、行く気が湧かなくなってきたなー。

                  山日和

2005/11/21(Mon) 23:28:39  [No.983]


山日和さん こんばんは

> > テープを付けて歩いている人たちに、
> > 自分で地形図を読もうと努力しないと、いつまで経っても読めるようにならないですよ、
> > いつまで経ってもテープ付けから卒業できないですよ……と言いたかっただけなのです。
> ふむふむ、その通りですなー。でもあの人達は犬のションベンだから地図の読める読めないは関係ないかも・・・

そうか、言うだけ無駄なんか。

> > うるさいほどのテープマーキングが、
> > これも赤、黄、緑、ピンク、青、白……と、
> > タンポまでの全ルートにわたって燃えるように錦を飾っているので、ルート探しの手間は要らない。
>
> このあたりはそんなにメジャーな山域なのですか?

なんだか、地元メジャーのようですなあ。
今回も、ひとりすれ違いました。

> > タンポは展望がいいとの思い込みがあったので、大いに残念。
> 私もそう思ってました。積雪期の話なのかな?

積雪期は、まず文句なしの展望が得られるでしょうね。
頂上北側は、背丈を少し超える程度の桧の植林だから、
昔、伐採後や植林直後は、展望抜群だったのではないかと思います。

タンポは、ちょっと潤いに欠けるようですが、
のりこし峠から西台山、その先の旧三村境界ピークあたりまでは、
私は、行ってみる価値はあると思いますね。

よい山旅を!
                                洞吹(どうすい)

2005/11/23(Wed) 23:32:39  [No.1004]


  Re: 【美濃】西台山からタンポ 投稿者:とっちゃん(こと)

洞吹さん、こんばんわ〜。

このあたりの地域は、地理感がなくって、あまり知りませんが、レポで学習です。


> 去年の10月に、> 深夜、降雨、勾配道路、駐車余地全くなし、手前にも数箇所土石の流出部あり、
> という悪条件で、

去年、ひたすらバックをしたというレポは覚えてます。バック名人だったよね。

> 目覚まし一発で6:20起床。
> どうだ、ヤル気満々だろう。

ほんまやね〜、快調・快調。どうかしたの?って反対に心配しちゃったりして・・。

> 8年前は、ワシが登山道未整備の山歩き、いわゆる「バリエーションハイキング」を志向し始めた頃で、
> 鈴鹿のタイジョウ・イブネに初めて行ったのも、8年前のこの西台山の翌週のことだった。
> その頃は、地形図とコンパスは持っていても飾り同然で、
> あっと言う間に自分がどこにいるのか、どっちへ行ったらいいのか皆目わからなくなって、
> 樹林の中を、手探りでマーキングテープを追うことしかできなかった。

8年、本気で修行を積めば、洞吹さんみたいに、バリハイ名人になれるんですね。
でも、一人歩きがなにより好きでないとなぁ・・。

2005/11/22(Tue) 22:44:36  [No.990]


とっちゃん こんばんは

> このあたりの地域は、地理感がなくって、あまり知りませんが、レポで学習です。

おうっ。
今のうちに、よ〜く地理感を養っておくのじゃ。

> > 去年の10月に、> 深夜、降雨、勾配道路、駐車余地全くなし、手前にも数箇所土石の流出部あり、
> > という悪条件で、
> 去年、ひたすらバックをしたというレポは覚えてます。バック名人だったよね。

バックは得意種目のひとつですが、
なんといっても朝寝坊が一番得意です。

> > 目覚まし一発で6:20起床。
> > どうだ、ヤル気満々だろう。
>
> ほんまやね〜、快調・快調。どうかしたの?って反対に心配しちゃったりして・・。

やるときはやるのっ。(^^)v
やらんほうが多いけど。(^^ゞ

> > 8年前は、ワシが登山道未整備の山歩き、いわゆる「バリエーションハイキング」を志向し始めた頃で、
> 8年、本気で修行を積めば、
> でも、一人歩きがなにより好きでないとなぁ・・。

一人歩きはともかく、地図読みが好きで、
パーティで歩くときも、「おまかせ」にならないように気をつければ、
大丈夫ですよ。

よい山旅を!
                                洞吹(どうすい)

2005/11/23(Wed) 23:45:49  [No.1005]


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