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スレッド120: 【台高】シャッポ山・奥ノ迷峰周辺
No.0: 新緑の尾根谷うろろ。
1. シャッポ山東面

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2. 大滝

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3. 新緑前線

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日時: 2010/05/18 23:40
名前: zipp ID:tNYwRIDs

【 日 付 】2010年05月15日
【 山 域 】台高中部 シャッポ山、奥ノ迷峰(千石山)、笹ヶ峰、奥ノ平谷
【メンバー】単独
【 天 候 】晴天 
【 ルート 】《p1026からシャッポ山-奥ノ平谷-奥ノ迷峰-笹ヶ峰-千石林道》
07:55 千石林道ゲート前駐車地 --- 10:05 p1026 --- 10:45 シャッポ山 --- 11:15 p1206 --- 11:50~12:55 滝 --- 14:30~14:50 東千石山 --- 15:30 笹ヶ峰 --- 16:30~16:40 林道終点 --- 17:40 駐車地

 シャッポ山の東・p1026は、ヤブっぽい平頂だ。足元には伐採されたコウヤマキの切株、若いコウヤマキにシャクナゲ他のヤブ。ただ人ひとり通り抜けられる空隙が空いていて助かる。
ここは2年前にに一度来ている。ここに登る手前に、根掴み岩掴みの高度感満点の崖登りがあるのだが、また来てしまった。しかしこの場所を地形図では特定できない。たぶんco950m辺りなのだろうけど。絶対降りには使いたくない場所だ。
 ここからは、シャッポ山を乗せた岩壁が一望だ。所々にアケボノツツジのピンクが彩りを添える。
この平頂と岩壁の付根には、二年前には見なかったいくつものマーキングテープが巻かれている。奥ノ平谷側の架線集材跡からシャッポ山に登るルートになっているのだろう。
ネット上にGPSルートが出ていたから、結構人が入っているようだ。
二年前は、ここから崖下をトラバースして、奥ノ平谷出合に落ちる尾根に乗って下山したのだが、きょうはシャッポ山頂へと向かう。
実は、ここで今日の昼食用の水を汲もうと思っていたのだが、雫がポタポタ程度であまりに時間がかかりすぎるので止め。ならば、奥ノ平谷に降りれば良いのだ。

 テープ道は山腹を斜上しているようだが、アケボノツツジが彩る崖縁を登っていく。
シャッポの図根点のあるところ(奥ノ平谷からの尾根合流ピーク)には、山名プレートまで付けられていて、様変わりに驚いた。
私的には、シャッポの山頂は、次の西のシロヤシオの木あるところだと思うのだが。

 p1206では、またツガの大木が途中から折れていて、ナンマイダブ。
オオルリ二羽が地面すれすれを飛翔し、追いかけっこ(縄張り争い?)をしている。
ここから南尾根を辿って奥ノ平谷。尾根末端は、西の小滝の連続する谷沿いを歩いて、奥の平谷へと無事着地。
ここで水を汲んで、尾根を赤嵓山に登るつもりでいたが、谷の心地よさに予定を変更して、上流の大滝を見て昼食に変更だ。
 プシューをあけてのんびりランチ。
この辺りもすでに新緑に包まれてしまっている。青空に新緑に白瀑、ミツバツツジにアケボノツツジ、咲き残りのサクラも咲く。
この大滝は、下部は階段状で登っていけるのだが、最上部の3m程がハングアップしてて手が出ない。左岸の弱点を探るも、木の根掴んで登れそうな所が二箇所程あるものの、アルコールが入ったばかりでは心とも無いと、枝谷を越えた嵓の切れるところまで回り込み大巻で巻き上がったところは、大岩のある気持ちの良い台地であった。

 滝口からから上はちょっとしたナメを交えたミニゴルジュでその先には、右から枝谷が合流する大きな釜を持った6mが左から迸っている。滝上のこのあたりは、木々は細いがいい感じの台地だ。
その上少しは溝状の流れは続くが、その後は左岸右岸にバイケイソウ生える広い台地の中の水流となる。

 右から入る枝谷を少し辿って、千石山東峰の東の肩(co1320)から落ちる尾根に乗る。この尾根には、国有林の作業道が走っているはずなのだ。
植林脇こそ道はあったが、上部に登るに従い道型は無くなってしまっている。
 昨秋、奥ノ平谷を歩いていると、前方にヘルメット・足袋姿の単独者を見つけて、奥ノ平谷を単独で日帰りの沢なんだろうかとビックリしたのを思い出す。
その人は、国有林の巡視に来られた人でこれから千石林道へ帰るとのことだった。はじめて来られたらしく、千石谷の赤嵓滝谷出合から東の肩へ登る道を辛い道だと嘆いておられたっけ。

 東千石山の北斜面のアケボノツツジは、まだツボミも多いいためだろうか、ちょっと花付きも悪いように感じられる。南面の岩の上で新緑が山に駆け上がってくる様子を見て一服。もう一週間もすれば、新緑が稜線に届きそうだ。
 千石山を下っていると、大きなザックを背負った単独者。こんな時間にこんなところで会うのはテン泊者だけだ。と思っていると前方から人声がする。
瀬戸越南のco1320ピークには5,6人の人。無線で救援要請をされている最中だったのだ。話を伺うと、転倒で足を骨折されたようで、ちょうどテント泊者の知人グループが通りがかられたようである。
手伝うこともなさそうなのでその場を辞して、笹ヶ峰。最近ヤブコギに顔を出さない大魔王の定宿を覗いてから尾根を赤嵓滝谷へ降りるのだが、co1130mの尾根分岐でマーキングに引き込まれて左の急峻な尾根に下りそうになった。こんな尾根にもマーキングが付けられてしまっていて注意する必要がある。

 赤嵓滝谷に降りる頃、ヘリの爆音が鳴り響き、林道終点に出てもまだヘリが旋回していた。現場は疎林とは云え樹林帯のため、救出が難しいのだろう。
それでもホバリングして担架を下ろしているシルエットが見えたのを見守った後、林道を降りた。
 しかし、転倒で骨折などしたら恐ろしくて単独では歩けない。
わたしは今まで幸運なだけだったのだろうか。そもそもアバラを折ったことはあるけど、手足の骨折・捻挫とは無縁だ、丈夫な体を生んでくれた両親に感謝だ。そもそも転倒自身があまりないし…などととりとめも無いこと思いつつも、単独で足を骨折した場合、どうやって山を降りようかなどと考えながら林道を降りたのであった。
 そして、駐車地へ戻ってくると、朝駐車地で一緒だった東千石へ登ったはずの単独者の車がまだ残っている。ナズナさんも御知り合いの方だと思うのだけど、無事だったのかな?

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