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スレッド498: 御池岳テーブルランド雪山初登り
No.0: 御池岳雪山(306号線取り付き~コグルミ谷右岸尾根~テーブルランド)
1. テーブルランドが見えたぞ

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2. 白いテーブルランド

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3. 青のドリーネ

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日時: 2011/01/04 23:12
名前: 宮指路 ID:e4xc3nHE

山に行く時はいつも天気図を気にしている。1月2日は快晴であったが西高東低の典型的な冬型なので山は強風の筈である。3日は等圧線が緩んで風も穏やかそうなので正月に行くならこの日しかないと思った。

2011年1月3日(晴)
7:00 306号ゲート前~7:45犬返し橋~7:50尾根取り付き~10:30天ガ平~12:30テーブルランド~13:00ボタンブチ~13:30青のドリーネ~14:00奥の平~15:00天ガ平~16:00国道取り付き地点~16:30国道306号上駐車地点

いつもは藤原岳簡易駐車場で用を済ませてから山に向うのだが今日はそのまま通過して、306号線のゲートに向った。木和田尾からも考えていたが新雪で雪が柔らかいことが予想されたので一人ラッセルだとテーブルランド到達は無理と思われた。

ゲート前には軽自動車がとまっていたが登山者のものだろうか?
時間は7:00である。ここから登山口まで歩くと約一時間かかるので8:00スタートになるがそれでは間に合わないのでやむ終えず最終手段を取る。このコースは一般的には使用できないのであまりお勧めできない。しかし私の車は出路理案なのでOKである。(意味不明)
ゲートをワープしたものの所詮ただのFF車なので10分くらい上がって、雪でスリップしてそれ以上は上がらなくなったのでここで駐車した。昨年は犬返し橋の辺りで工事をしていたので雪が除雪されていて、犬返し橋までは楽に行けたのだが・・・

路上駐車した場所から犬返し橋まではまだまだありそうだが仕方がないので歩くことにする。まあ準備運動と考えればイイだろう。30分くらい歩くと犬返し橋が見えてきた。
犬返し橋を過ぎて、二つ目の小さな谷から取り付く。ここでアイゼンを装着する。
堰堤の脇を登り谷芯を少し歩いて左手の尾根に取り付く。斜面の緩やかな部分を選びながらジグザクに上がっていくと尾根上に上がる。尾根の斜面を暫く上がって行くと左手に植林が現れて平らな場所があったのでそこで小休止する。

今日は風もなくお天気も良く、最高の登山日和である。
植林帯を過ぎて・801付近になると痩せ尾根になり西側はスパッと切れ落ちているので慎重に通過する。後は一気に尾根を上がっていくと白船峠に向う分岐に出る。
尾根上の分岐の木に小包のようなものがくくりつけてあった。小包には「2011年お節料理」と書いてあったが恐らく緊急用の食料であろうと思われる。

10:30天ガ平に下りると意外に人気はなく、ワカンの足跡が付いていた。ここで一年ぶりにスノーシューを装着し、ホッカイロで温めておいたオニギリを一個頬張る。
ワカンの足跡は県境尾根に沿ってテーブルランドに向っているようなので足跡を追ってみた。ここも一部きつい斜面があり昨年一月に苦労したが先行者がいたので何とか切り抜けた。今年はまだ雪が少ないので上がるのにそれほど問題はなかった。
ワカンの足跡は鈴北岳に向っていたのでここから進路を南方に向ける。ここからはトレースのないバージンスノーとなる。昨年はここで先行者を追い抜いて南に向うポイントを見逃して・1148から谷に下って、結局御池岳山頂の北方の台地に上がってしまった。

前方の木陰からテーブルランドの霧氷が目に入って来たので何としても行きたい気持になって来た。
県境尾根から進路を南に取ると幻の池を見ることが出来た。幻の池に映る木の影が面白い形をしていたので写真に撮る。

一旦、真の谷に下りて登山道の標識のある場所から又登り返しになる。昨年もそうだったがここからがキツイのである。
・1247の山頂に向う尾根に乗り、ひたすら一人ラッセルをする。昨年はもっと雪が多かったので大変だったがやはり今回も大変である。こんな辛い思いを何でせなアカンのか自分に問いかけてみるが「自分の足と相談すればエエがな」と無責任な回答である。

そんな調子で登っていると兎の足跡を発見。今年は何かいいことある鴨と自分勝手な想像をしてみたりする。そう言えば昨年、御池岳攻略セミナーと称してヤブメン4人と登った時と同じコースなのでこの辺りから左の尾根に乗り換えることを思い出し、そちらに向かう。尾根の小さな沢沿いに下りて左側の尾根に登り、後はひたすら・1247と・1241の中間地点に向う。そこから少し登り、又左側の小さな沢筋に下りると前方の谷間からテーブルランドの白い台地が目に入って来た。
「やっと来たぞ」と言う思いが胸に溢れる。周りの真っ白な霧氷も自分を歓迎してくれているように白く輝いている。

相変わらず雪は柔らかくてスノーシューが重いがなぜか足取りは軽やかである。
・1247と・1241の鞍部に立つと展望も開け、気分は最高だ。特に伊吹山は白く輝いていてキレイだった。
しかし時間は12:45と予定時間をかなりオーバーした。しかしこのまま帰る訳にはいかないので取りあえずボタンブチに向う。ボタンブチとは変な名だがボタン(猪)を淵に追い込む場所という説が有力らしい。

予想に反してボタンブチにもトレースはなかった。昨日から今日にかけて天気は良かったのでこの2日間誰も来なかったのだろうか?
その次に幸助の池に寄る。ここも水面は凍っているようだが一人では氷の上に乗る勇気がない。
次は最終目的地の青のドリーネである。昨年の1月24日に来た時は青のドリーネが白く輝いていて最高にキレイだったが今年はどうだろうかという期待が膨らむ。
青のドリーネに近づくとスノーシューのトレースがあった。誰か木和田尾から上がって来たらしいがここまで来てボタンブチに寄らずに帰るとは余程急いでいたようなのか自分がノンビリしているのか?

青のドリーネはまだ雪が少ないせいかブッシュが顔を出していてもう一つであった。
写真を数枚撮って帰路に着く。先行者のトレースは一旦奥の平に向かい途中で急に右手に折れていた。やはり誰か来ていたことが分かって「物好きがおるなぁ~」と思い少し嬉しくなった。人の事は言えんけど・・・(後でわりばしさんのものと分かりました。)

途中で小さいドリーネを発見してここでもパチリンコ。
その後、奥の平山頂に上がって、エビの尻尾にパチリンコ。山ガがいないのはチト寂しいがこれ以上を言ったら罰が当たる。

後は・1241から尾根を真っ直ぐに天ガ平に向って下りて行く。途中やや急な下りがあり岩の上に乗ってしまってバランスを崩して転倒した。手袋に雪が入って使えなくなったので予備の手袋と交換した。持って来て良かった。備えあれば憂いなしである。

道中、所々にテープがあり助かる。しかしテープと言えど安心は出来ないので時々方向を確認して下って行く。狙い通りのポイントに着地して、雪に被われた谷を進んで行くと天ガ平に到着した。
後は又県境尾根に上がり登って来た尾根を自分のトレースを辿って下りていった。
国道306号の取り付き地点に降り立ったのは16:00であったがまだヘッデンを点けるほど暗さではなかった。しかし車に戻った時は辺りは闇の帳を降ろしかけていた。


                              宮指路


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