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- 日時: 2010/06/20 22:26
- 名前: Trail Walker
ID:bk/4.4V6
- 今日は雨かと思ったら、香水確率30%、いい香りに会えるかな?
でもパッとしないこの天気、かがんでまで林道歩きはしたくない、舗装林道で楽々上がれる三峰山にでも行きましょう。
【日時】 平成22年6月20日(日)
【山域】 高見山地?
【天候】 曇り一時雨
【コース】 月出登山口8:00-ワサビ峠8:50-水尾谷三股9:45~10:00-県境稜線10:45-八丁平、三峰山11:25~12:10-13:15ゆりわれ登山口-13:45月出登山口
R166を飯高に向かうがガスが掛かり山の景色も見え隠れだが、下の方のガスが消えると上空はガスが薄いようで局ヶ岳も山頂まで見えたりしている、上に上がってしまえば意外に良い天気なのかも、まぁガスの林も良いしな、と言い聞かせながら納得している。
途中に沢山咲くホタルブクロや下栗野の沈下橋に寄り写真を撮る、川沿いの岩にはサツキが花を咲かせている。
寄り道しながら来たら月出の登山口に着いたのはもう8時だったがどの登山口にも車は無かった。
準備を始めるとすでに虫が飛んでいるので、虫除けスプレーと、防虫ネットを着ていく事に、それと蛭よけの塩水を長靴に噴霧する。
出発すると直ぐに桃花が迎えてくれた、白い小花はハタザオの類であろう、植林の中を進む、今度はコアジサイだ。この花は香りが有り側を通るだけで匂いですぐわかるのだ,香水確率30%。
延々と植林地をジグザグに登っていく、朝は意外に涼しかったので、Tシャツしか着てこなかったのを後悔していたが、寒いどころか直ぐに汗が流れ始めた、日差しこそ無いが湿度が高く蒸せかえっている。汗をたらしながら休憩も無しでワサビ峠まで登るわたしは意外にMなのかもしれない。
今日の目的はこの前に来た時感じの良かった水尾谷に下りて周辺を徘徊する事で有る、P1102に向かっていると落第忍者さんの言っていた「ヒメシャラ群落150m」の看板が有ったのでそちらに向かう事にP1102から北に伸びる水尾谷左岸尾根の方を北にトラバースしていく、赤テープに導かれ群生地に、それ程大きい群落では無いと云う印象だ。ここから先は急斜面で通行禁止との事、下には開放空間の様な明るさなので少し下ると植林地の上縁だった、ここからは鋭鋒高見山が良く見えた。
鹿ネットに阻まれるので通行禁止方向に向かうと直ぐに左岸尾根芯に出た、ここはこの前通った尾根だがこの辺りは急斜面どころか平坦なコバ地なのに何だあの看板は? 
今回は尾根を外れCa1080で丸く張り出している地形に降りてみる、地形図通り少ピークが有る自然林の雰囲気の良い所、ピークを乗り越し左の谷に降りてみる、細い水流が始まる源頭部、感じの良い二次林、炭焼き窯跡が散在する、歩き易い谷を長靴でじゃぶじゃぶ。
やがて三股に来た、この前谷に降りた所はもう少し下流だが今日はここまで、良い感じに小滝が続く左股を登っていく、やはりこちらの谷にも炭焼き窯跡が残る、右岸左岸とも何処でも上がれる傾斜で途中から山腹に上がってみた、尾根を廻り込んだときザーッと音が聞こえた、滝が有るのかなと思った瞬間そうで無いのに気付く、それは突然のスコールで有った。
慌てて合羽を出す、長靴はこんな時は便利だポイと脱ぎ捨てズボンが履けるのだ、登山靴ならそうは行かない,合羽の裾のファスナーを開いて履くのに座り込まないと履けないよ。
幸いにも木の葉の天蓋が雨を除けてくれたので濡れないうちに着られました、でも着た途端止んでしまいました 
上着だけ脱ぎもうそのまま歩きます、ひと登りで県境縦走路に出ました、再び道を、外して歩いているとヒメシャラの群落が有った、先ほどの所よりよっぽど多いよ、こちらに看板立てましょか 
登り尾ルート合流の手前でワサビ谷源頭に降ります、少しだけ沢を詰めた気分で八丁平に上がります。
正面には迷い岳が良く見えています、ガスは下の方にたなびいており良いけしきです。
ここで昼食焼きそばを作ろうと座ると羽虫がどんどん集まって、目にも耳にも入ります、防虫ネット役に立ちません、もうこれは堪らんと合羽の上着も羽織ります。それでもフードの中に入ってきます。
湯を沸かす間歩き回り、出来たら歩きながら食べました、息をすれば鼻から吸い込み、焼ソバと一緒に口からも・・・ ・・・あーもう かいーの、かいーの 
一応山頂に行きます、しばらくすると奈良県側から単独男性が上がって来ました。
この方半袖のままでした 。
「虫が多いですね~」などと話すその人を見ると頭が羽虫の霧でで包まれてました 
この虫は汗を吸うのか、血を吸うのか判りませんが、寄ってくるのです、憑いて来るのです、もう止めて!
と、ゆりわれコースを駆け下りました。ちーすーたろかー TW
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