No.3: Re: 【奥美濃】黒津川から黒津山
- 日時: 2010/09/09 00:42
- 名前: とっちゃん(都津茶女)
ID:LwFi5jDQ
- Tutomuさん、こんばんは~。
亀レスでごめんね~。
何せ、持ち時間がなくって(これでも仕事と家事でほとんど、平日は自分の時間がないのよ~)
> 2010年8月29日(月)晴れ 黒津川~黒津山 奥美濃 沢歩き 単独
黒津川に行ったんやね~。
> 6:00 黒津川林道終点 → 7:30~40 二俣 → 9:30 直登沢出合 → 11:00~12:20 黒津山三角点 → 12:45 南東ピーク → 15:00 二俣 → 16:25 黒津川林道終点
黒津の三角点まで、しっかり行ってきたんや~。さすが、足が速いね~。へたれの私とは大違いだわ。
私達は、途中下車で、残念しちゃった。(ーー;)
> 黒津川は以前から気になっていたが昨年の山日和さんのレポートで行く気に火がついた。山日和さんによるとなかなかの美渓らしい。
> ここから対岸に鉄製の橋が架けてあるが朽ちかけており渡れるのか怪しい。勇気を振り絞って足を出す。なんとか無事に渡る事ができた。
ここの橋はいつもで持つかしらね~。
> 対岸の踏跡を辿ると堰堤の肩に出た。そこから黒津川の流れに下りて奥に向かっていくとすぐ大きく深々とした淵が横たわっていた。両岸は岩壁だ。しかしここは左側から縁を伝っていき中央の小さな滝の落ち口に上がることができた。傍らには釣り師が残したらしいロープがあったが信用はできない。
ここから、沢に降りたかったけど、こちらは、杣道を奥まで入りました。
しかし、ヤブヤブだったわ~。
> 奥にも似たような規模の淵が幾つか現れた。何れも釣り師のロープが残されているが頼るまでもない(下る時、一部使わせてもらったけど)。楽しくそれらを越えていくとやがて沢はゴーロ状になる。左右に広がる樹林帯が心を癒してくれる。猛暑続きの今年だがここではそんな事は感じない。
ほんと、滝には、残置ロープがあったね~。
ここらあたりは、私達は、下りに歩いたけど。いい感じで楽しいところでした。
> 左岸側に黒い岩肌の滝がかかっている。水量もそこそこある。そんな滝を二つ見送ると二俣に出る。水量からいうと右が本流のようだがここは左へと進んでいく。
> 豊かな樹林帯が沢を包む。特に右岸にある石垣跡の辺りからは背の高い沢グルミが谷を埋め尽くすかの様だ。やがて登り頃の滝が現れる。直登すればシャワー確実だ。頭から水を被って登っていく。気持ちいい。次の滝も登りにくそうだったが直登していった。続く滝は裏見ができそう。で滝の裏に入ってみる。なかなかいい感じで楽しい。
なかなか、楽しんでるね~。
暑い時期には、沢が最高~って感じるね。
> 少し大きめの枝沢が右から合わさったところから目指す直登沢は近い。気分よく歩いて行きふとGPSを見ると目指す沢の出合を行き過ぎていた。あわてて先ほどの出合まで戻ったが目指す沢が分からない。もう一度登り返すと小さな流れが出ているところがあった。さきほど規模が小さかったため無視してしまったところだ。周りの地形から見てもどうやらこれが直登沢のようだ。
> 沢はそれまでの本流に比べるとかなり細く取り付きから黒い岩肌の滝が連続する。規模は大きくないが手がかり足がかりが小さく登りにくい。左右も難しそうな草つきだったり岸壁だったりして逃げられない。一歩一歩慎重に登っていってこの連瀑帯をなんとか乗り切った。
最後の方は急になっていたんだね~。
私達は、そこまで行けなかったけど。途中、すごく倒木があったけど、もう、流されて気にならない状態になっていたのかな?
草付きは、好きじゃないね~。それこそ、バイルでも持っていたら役に立ちそう。
> 連瀑帯が終わると左手に涸れ沢が現れる。地形図からこの涸れ沢が山頂へ直登している沢と推測していた。その推測が正しいかどうか今は分からないが正しいと信じてそちらに進んでいった。
> 下部は安定した沢だが上部に至ると登りにくい急斜面が続く。ふと振り返ると谷向こうの青空の下にブンゲン、貝月などが見えそれが苦しい登りの救いだった。
最後の詰めはつらいね~。水が切れると急にしんどくなるよね、暑いし~。
青空の下、景色が見えると、ほっとするね。
> 上部に至るとヤブが濃くなり濃密な笹も現れた。きついヤブコギとなる。その中をGPSで針路を修正しながら進んでいくと稜線近くで目の前に灌木が立ちはだかった。その灌木を回り込むと足下に四頭三角点があった。GPSの世話になったとはいうものの100点満点の登頂だった。
ばっちり、三角点にたどり着いたんや~。
感激~。
> 山頂は樹木と笹で展望はほとんどない。近くの木に登って展望を楽しむ。それとて東側は見る事ができなかった。蕎麦粒山が随分近くに見える。その奥に高丸が見え更にその奥に夜叉壁。南には貝月山やブンゲン、金糞岳が見える。ヤブ山としては大満足の展望だろう。
登れる木があったのね~。おかげで展望に恵まれてよかったね。
いつやったか、どこかの山で、shigekiさんが木に登って景色見ていた記憶が~。
そうそう、ハリマオさんも木登り上手~。
> 下山は迷ったが南東ピークから沢に下っていく事にした。山頂からヤブに飛び込む。ヤブの中にはなんと赤テープの目印がしてあった。それもまだ新しい。こんなヤブの中を歩くなんて物好きな人もいたもんだ。
はいはい。あなたもね~って言われるよ。
> 南東ピーク辺りはブナの樹林帯になっていて三角点ピークより雰囲気がいい。そこから猛烈な笹薮に飛び込んで南の沢筋へ降りていく。
猛烈なヤブも下りなら、まだいいよね~。
> 沢筋は最初安定していて歩きやすい。こちらにして正解だったと思いたいが初見の沢の常でとんでもない滝が現れるのではないかという不安がつきまとう。とんでもない滝は現れなかったがやがてガレて不安定な斜面になり一歩一歩が慎重になる。そこを越えると後は難しいところはなかった。とはいえ沢の下りは足腰に負担がかかり疲れるし時間もかかる。それ故なのか想像した以上に沢が長く感じられた。
沢を下るのは、やっぱり時間がかかるね~。
何でも無い滝も、下りは難しく感じるし。
私達も下る予定やった沢やないのかな?
無事下降できてよかったね。
> 下部に至り沢が広くなってくると幾つか滝が現れるが越すのに苦労するようなところはなかった。結局最後までロープを出す事はなかった。朝通過した二俣に出ると後は登った沢を下るだけとなった。陽が傾いてきて急ぎ足の下りとなった。朝射していたのとは逆向きに射す陽は沢の表情を違って見せていた。
夕日は、なんだか気配が優しく、趣があり、弱々しく感じちゃうね。
充実した一日になってよかったね。
久々の単独の沢登り、無事下山でなにより~。
☆。。。とっちゃん(都津茶女)。。。☆
|