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スレッド36: 【湖北】音波山/春の吹雪
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日時: 2010/04/04 20:24
名前: 柳川洞吹 ID:FZud.sYI

【山域山名】 湖北/江越国境 音波山 (滋賀県長浜市/福井県南越前町)
【日 時】 2010/4/3(土)
【天 候】 晴れのち曇りのち吹雪のち晴れ
【メンバー】 単独
【コース】 栃ノ木峠駐車地7:25---無線中継所9:00/9:10---音波山10:10/10:40
無線中継所11:25/11:30---昼食地11:50/13:00---駐車地13:25

この山の所在を「滋賀県余呉町」とタイプしかけて、そうだそうだと思いなおし「長浜市」に訂正した。
2日間たっぷりと降った雨のあと、土曜日の近畿地方は晴れマークがいっぱい出ている。
ダメかなと思っていた福井県嶺南地方の天気も好転してきており、
一時雨の部分もあるが、よくなるだろうと根拠のない楽観のもとで行き先を決めた。

音波山。
872.6mの三角点で近江国と越前国の境にあるが、地形図に山名は載っていない。
ワシは用があって行けなかったが、
2月のスノー衆山行で山日和氏一行のパーティが福井県側からの登路で登っていたところだ。

栃ノ木峠にある二つのスキー場は、先週の日曜日で営業終了となったが、これでゆっくり栃ノ木峠から山に登れる。
スキー場が営業していると放送音がうるさいし、クルマを止めるのにもお金がかかるのだ。
国道の横にある大駐車場にクルマを止める。
広い駐車場はガランとしていて1台も止まっていない。

スキー場の取り付け道路のゲート脇から、小尾根についている関西電力の巡視路を登る。
気温は0℃。
青空が気持ちいい。

しばらく登り、右手にベルク余呉スキー場のゲレンデが見えて来る頃、意外なことに残雪に乗った。
ca730mだ。
このあたりの雪線は、もう標高850mくらいまで後退しているだろうと思っていたので、
このあと一旦雪が切れるところがあるものの、うれしい誤算だ。
ともかく、早く雪に乗れてうれしい。

うららかな日差しの中で、よく締まった雪を踏んで登っていく。
今日もサングラスが欠かせないな、なんて思いながら関電の送電鉄塔「大黒部幹線三八二」に着いた。
ここは国道の反対側にある「ヤップ余呉スキー場」のゲレンデ全体が見渡せる。

少し進むと、関電の無線中継塔がある四等三角点、点名「栃ノ木」に着いた。
ここで一息入れていると、少し曇りかけていた空が、急に陰鬱な黒い雲に覆われ、
冷たい凍えるような寒風が吹き付けてきた。
さっきまでポカポカとした日差しに、ラガーシャツ1枚で汗ばんでいたのに、寒風が冷たく、
たまらずジャケットを着る。

江越国境稜線を進むと、やがて雪が舞い始め、ガスもたちこめてきた。
見る見るうちにあたりは白いガスで覆われていく。
次の送電鉄塔に着くと、鉄塔の半分から上はガスの中に姿を消してしまい、上半分は見えない。
周囲を白いベールに包まれた白い雪の丘を歩き始めると、
自分がどこへ向かって歩いているのかわからないような、不思議な感覚を覚える。
歩を進めると、白い緞帳の中から木立の輪郭がボーッと現れて、そしてうしろにボーッと消えていく。
そんな頼りないような、それでいて心が満ち足りているような、そんな感覚を味わいながら雪の吹き付ける稜線を歩いた。

福井県側に下っていく巡視路ルートをはずれ、江越国境稜線に沿って進む。
ブナの森に入ったが、雪とガスはおさまらない。
北から吹く風は強く、雹に近い氷粒のような雪が、ジャケットにパラパラと音を立てて吹き付け、
フードの隙間から顔を叩く。
目出し帽がほしいくらいだ。
この季節にここで吹雪に遭おうとは思っていなかった。
ガスの中のブナ林は幽玄な雰囲気を醸し出しているが、パラパラとした氷粒のような吹雪も続いている。

音波山手前の最後の鞍部を過ぎると、それまで立ち込めていたガスが晴れ、吹雪も止んだ。
スーッと見通しが回復する。
見えるということが、こんなに気持ちのいいことか……と実感する。
斜面の先に、あの千手観音のようなブナの巨木が見えてきた。「おまえ、また来たよ。」
心の中でブナに語りかける。

そこから斜面の右上にある頂上に向かって登ると、872.6m三等三角点、点名「音波」、通称「音波山」だ。
江越国境稜線上に連なる小さなデコボコのひとつにすぎないが、このなにもない素っ気なさがいい。
高時川支流の針川源流を俯瞰する正面に、大黒山や妙理山などが見えるはずだが、遠景はまだガスの中だ。

ちょっと早いが昼メシにしようかなと思ったら、また雪が横向けに吹き付けてきて、ガスも出てきた。
これでは店を広げるわけにはいかない。
頂上を辞して、再び千手観音のブナに行く。

雪が大きく丸く開いたブナの根方に腰を下ろした。
太い幹が吹き付ける吹雪を遮ってくれる。
振り向くと、ブナの木肌がすぐ目の前にあった。
美しい。
見上げると、千手観音様が広げる手が白いベールの中に妖艶な曲線を描いている。
頭の中は空っぽになっていった。
ただ静かに座っている。
ブナの鼓動を聞いている。
降りしきる雪に風を見ている。
根方に降り積もる雪を見ている。

                                             洞吹(どうすい)
No.1: Re: 【湖北】音波山/春の吹雪
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日時: 2010/04/05 21:43
名前: 矢問 ID:AyKCwiQo
参照: http://homepage1.nifty.com/komachans/

洞吹さん、こんばんは

> 【山域山名】 湖北/江越国境 音波山 (滋賀県長浜市/福井県南越前町)
おっ、行ってこられましたか  
上谷山へ行こうか野伏に行こうか迷ってたのですが、山日和さんのオススメメールで
野伏に遠征しました
http://homepage1.nifty.com/komachans/yama4/nobuse.html

> 【日 時】 2010/4/3(土)
> 【天 候】 晴れのち曇りのち吹雪のち晴れ
うわっ、野伏ヶ岳と同じような天気ですね(@_@);

> ワシは用があって行けなかったが、
寂しかったですぅ。

> 栃ノ木峠にある二つのスキー場は、先週の日曜日で営業終了となったが、これでゆっくり栃ノ木峠から山に登れる。
こういうことをご存じなのもすごいなぁ。
野伏近くのスキー場はまだやっていました。帰路で見ると、すごい車の数でした。

> 気温は0℃。
> 青空が気持ちいい。
僕も同じく、でした。無風+晴天だったのに・・・。

> ここで一息入れていると、少し曇りかけていた空が、急に陰鬱な黒い雲に覆われ、
> 冷たい凍えるような寒風が吹き付けてきた。
やはり・・・。山頂で展望を楽しんでいて、9時前に天候が急変しました。

> たまらずジャケットを着る。
同じく。帽子も手袋も

> この季節にここで吹雪に遭おうとは思っていなかった。
ですよね~。ザックが強風にあおられて下る斜面で横向きに何度も振られました

> スーッと見通しが回復する。
> 見えるということが、こんなに気持ちのいいことか……と実感する。
うわっ、回復したんですね!!

> 高時川支流の針川源流を俯瞰する正面に、大黒山や妙理山などが見えるはずだが、遠景はまだガスの中だ。
やはりスキッとは晴れませんでしたか・・・。

> 頭の中は空っぽになっていった。
> ただ静かに座っている。
> ブナの鼓動を聞いている。
> 降りしきる雪に風を見ている。
> 根方に降り積もる雪を見ている。
うわっ、詩人になった!!
No.2: Re^2: 【湖北】音波山/春の吹雪   [No.1への返信]
日時: 2010/04/06 23:14
名前: 柳川洞吹 ID:hX8umF2Y

矢問さん こんばんは

>> 【天 候】 晴れのち曇りのち吹雪のち晴れ
> うわっ、野伏ヶ岳と同じような天気ですね(@_@);
> 僕も同じく、でした。無風+晴天だったのに・・・。
> やはり・・・。山頂で展望を楽しんでいて、9時前に天候が急変しました。

そちらのほうも、天候急変でしたか。
こっちはちょうど9時頃急変して、ガスに包まれ、雪が横なぐりに降ってきました。
昼前に一時的に小雨が降るらしい……程度の予測でしたから、ちょっとびっくりでした。

>> スーッと見通しが回復する。
> うわっ、回復したんですね!!

「これでゆっくりうどん鍋が食べられるぞ。」と思ったのですが、
雪が止んでガスが晴れたのは一時的で、15分ほどするとまた元通りガスに巻かれて、横殴りの吹雪に戻ってしまいました。

> うわっ、詩人になった!!

ムフフフフ、何を隠そう、これがワタクシの素顔なのでありますよ。
さあ、洞吹文学の極致にお誘いいたしましょう。
あっ、逃げんといてえな。

よい山旅を!
                                           洞吹(どうすい)
No.3: Re: 【湖北】音波山/春の吹雪
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日時: 2010/04/07 06:03
名前: グー(伊勢山上住人) ID:ycfYJK0c
参照: http://www.ztv.ne.jp/okada1/c8.html

洞吹さん、おはよ~ごぜえます。 (まだ寝てるよね)
洞吹さんらしくないレポだけど、 エエレポなので、お久しぶりのレスれす。

> 【山域山名】 湖北/江越国境 音波山 
> 【コース】 栃ノ木峠駐車地---音波山

このコースでは「音波山の真髄が味わえない」と強烈な批判をする方がみえまして、
「ンンダ ンンダ」と共感する方々もみえまして、私としては安直が好きなんですが
ちょっと、躊躇しておりました。

こう、正々堂々と大手を振って洞吹先達に歩いて頂けますと、私も「ホッ」と一安心。
まさか、洞吹大家を罵倒するとは思いませんので、私への非難の声も小さくなるかと期待します。

あ~~~ぁ、ええレポでした。

                       グー(伊勢山上住人)

(もっと書かなアカンだやろか?)
No.4: Re^2: 【湖北】音波山/春の吹雪   [No.3への返信]
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日時: 2010/04/07 22:45
名前: 柳川洞吹 ID:JrvcFL4.

グーさん こんばんは

> 洞吹さん、おはよ~ごぜえます。 (まだ寝てるよね)

なになに、タイムスタンプは6時3分ですか。
なにをおっしゃるうなぎさん。
ワシ、起きてますよ。
その時間なら、自宅出てからはや30分。
あと5分もしたら職場に着きますがな。

> 洞吹さんらしくないレポだけど、 エエレポなので、お久しぶりのレスれす。

ありがとございます。お久しぶりです。
らしくないですか。
複雑な気分ですが、これって誉められてるんですよね。
たまにはこんなやつもドーゾ。

>> 【コース】 栃ノ木峠駐車地---音波山
> このコースでは「音波山の真髄が味わえない」と強烈な批判をする方がみえまして、
> 「ンンダ ンンダ」と共感する方々もみえまして、私としては安直が好きなんですが
> ちょっと、躊躇しておりました。

「安直」はワシも好きです。
グアムとかソウルとか、安い直行便で行けるヤツですね。
いや、ちょっと違うな。
安全第一、直進専門、ヤブコギネットで安直生活。
これにしよ。
はい、わかってますったら、ちゃんと。
ワシも、うどん鍋をどこで食べようかということを最優先にした、楽チン山歩き派ですから。

なんにせよ、グーさんもいろいろ悩みがおありなんですね。
それでは、8年ぶりに「洞吹やぶこぎ相談室」を開店いたしましょうか。
いや、開店してたんですが、ずっと休業中でしたので、クモの巣がちょっと。
さて、人生の悩みは、さながら「深い藪」のごとし。
さあ、手に手を取って、この密藪をこぎ進もうではあーりませんか。
なに?手を取っていたら藪はこげん?
あのね、しょーもないことであきらめていてはいけません。
さあ、こちらへ。
グイッ!

早速、本題に入りますアルよろし。
対応方法としては三とおり考えられますので、好みの方法を選択されてはいかがでしょう。
【対応1】
 「ワシがどこからどう登ろうとワシの勝手じゃ。つべこべ言わんと、ほっといてくれ。」とケツをまくって、自分の好きなようにする。
【対応2】
 「へいへい、それはそれはごもっともでございます。仰せのとおりにいたします。旦那。」と言って油断させておき、
 実際は自分にとって最も現実的で実現可能な方法をとる。
【対応3】
 それは強烈批判ではなく、
 「せっかく登るんだったら、是非こっちから行ったほうが絶対にいいダよ。」という一方的好意から出る強い勧誘だと理解して、
 「いろいろアドバイスしていただき、ありがとうございます。」と謝意を表しておく。
 但し、その勧誘に従うか否かは、また別の問題である。
 これには前例があるのですね。トチとカツラのワンダーランドの巡視路。

「【1】【2】【3】どれでもおんなじやん」と言わないでね。
やることはおんなじみたいでも、藪の倒れる向きが違うんやから。

こんな、問題を余計にややこしくする相談室で、有料やったら怒るでしょ。
だから、この「洞吹やぶこぎ相談室」は無料の「ボ・ラ・ン・ティ・ア」。
それでは、本日の相談はこのへんで。

> こう、正々堂々と大手を振って洞吹先達に歩いて頂けますと、私も「ホッ」と一安心。

過去にレポート書いたのかどうか忘れましたが、ワシ、これで栃ノ木峠からはピストン三回目です。
他からは一度も行ったことありませんからね。
もっとも、このあいだ半明・針川側から行こうとしたら、あろうことか県道が未除雪の自然融雪中状態で進入不可。
もし南越前の八飯まで行ったとしたら、素通りしてもっと高い山のある広野ダム方面へ行ってしまうことでしょう。
ということは、音波山に関しては、
ワシ的には、手軽にアクセスできて他に目を奪われることのない栃ノ木峠ルートが必然的に選択されるということです。
そんなことで、グーさんも泥舟に乗ったつもりで、どうぞ安心してハイハイドウドウと大股を振って歩いてくださいな。

> あ~~~ぁ、ええレポでした。

う~ん、なーんか、取って付けたみたいやけど.....
まあええか。

> (もっと書かなアカンだやろか?)

「いえいえ、たとえ空(から)レスいただくだけでも有り難きシアワセ。
 出勤前のお忙しい時間に、これだけ書いて頂ければ、もう充分身に余る光栄でございます。」
ト、洞吹サンハ イッテルダドモ、マニウケテハ イカンダチャ。
オワリ。

よい音波山を!
                                      洞吹(どうすい)
No.5: Re: 【湖北】音波山/春の吹雪
日時: 2010/04/07 22:48
名前: 山日和 ID:eJDpCk6s

洞吹さん、こんばんは。

> 【天 候】 晴れのち曇りのち吹雪のち晴れ

えらい天気だったんですねえ。次の日にすればよかったのに。

> 2日間たっぷりと降った雨のあと、土曜日の近畿地方は晴れマークがいっぱい出ている。
> ダメかなと思っていた福井県嶺南地方の天気も好転してきており、

なるほど。私は仕事で金曜の夜出られないから日曜にしただけでした。

> 栃ノ木峠にある二つのスキー場は、先週の日曜日で営業終了となったが、これでゆっくり栃ノ木峠から山に登れる。
> スキー場が営業していると放送音がうるさいし、クルマを止めるのにもお金がかかるのだ。

せっかくの静かな山に音楽が鳴り響いていては興醒めですもんね。

> このあたりの雪線は、もう標高850mくらいまで後退しているだろうと思っていたので、

それだとほとんど山頂じゃないですか。

> ここで一息入れていると、少し曇りかけていた空が、急に陰鬱な黒い雲に覆われ、
> 冷たい凍えるような寒風が吹き付けてきた。
> さっきまでポカポカとした日差しに、ラガーシャツ1枚で汗ばんでいたのに、寒風が冷たく、
> たまらずジャケットを着る。

おやおや。様子が変わってきましたね。

> 江越国境稜線を進むと、やがて雪が舞い始め、ガスもたちこめてきた。
> 見る見るうちにあたりは白いガスで覆われていく。

なんてこったい!!

> 福井県側に下っていく巡視路ルートをはずれ、江越国境稜線に沿って進む。

この巡視路も辿ってみたいものです。

> この季節にここで吹雪に遭おうとは思っていなかった。
> ガスの中のブナ林は幽玄な雰囲気を醸し出しているが、パラパラとした氷粒のような吹雪も続いている。

こりゃ幽玄を通り越してますね。

> 斜面の先に、あの千手観音のようなブナの巨木が見えてきた。「おまえ、また来たよ。」
> 心の中でブナに語りかける。

後ろに隠れて「待ってたよ~」と返事したら腰抜かしてましたね。

> そこから斜面の右上にある頂上に向かって登ると、872.6m三等三角点、点名「音波」、通称「音波山」だ。
> 江越国境稜線上に連なる小さなデコボコのひとつにすぎないが、このなにもない素っ気なさがいい。

そうなんですねえ。この良さがわかる人(これがいいと思う人)はどれぐらいいるのやら。

> 雪が大きく丸く開いたブナの根方に腰を下ろした。
> 太い幹が吹き付ける吹雪を遮ってくれる。

似たようなことしてましたねえ。

> 頭の中は空っぽになっていった。
> ただ静かに座っている。
> ブナの鼓動を聞いている。
> 降りしきる雪に風を見ている。
> 根方に降り積もる雪を見ている。

おおっ、ついにイメージチェンジか?
ニフティ時代初期に回帰ですね。

                     山日和
No.6: Re: 【湖北】音波山/春の吹雪
日時: 2010/04/07 22:57
名前: バーチャリ ID:9n7FzrJQ

 洞吹さん こんばんは

> 【山域山名】 湖北/江越国境 音波山 (滋賀県長浜市/福井県南越前町)

オフカイの音波山ですね。

> 【日 時】 2010/4/3(土)
> 【天 候】 晴れのち曇りのち吹雪のち晴れ
> 【メンバー】 単独
> 【コース】 栃ノ木峠駐車地7:25---無線中継所9:00/9:10---音波山10:10/10:40
> 無線中継所11:25/11:30---昼食地11:50/13:00---駐車地13:25

今日はどうでもいい話は無いの寂しいですね。
いつも期待していますよ。


> 音波山。
> 872.6mの三角点で近江国と越前国の境にあるが、地形図に山名は載っていない。
> ワシは用があって行けなかったが、
> 2月のスノー衆山行で山日和氏一行のパーティが福井県側からの登路で登っていたところだ。

参加して良かったですよ。

> スキー場の取り付け道路のゲート脇から、小尾根についている関西電力の巡視路を登る。
> 気温は0℃。
> 青空が気持ちいい。

まだ冷え込みがきついですね、
日曜の高速の掲示板はー8度と出ていました。

> このあたりの雪線は、もう標高850mくらいまで後退しているだろうと思っていたので、
> このあと一旦雪が切れるところがあるものの、うれしい誤算だ。
> ともかく、早く雪に乗れてうれしい。

今年は雪が多いですね、
猿が馬場もいつもは下の林道は雪が無いのに今年は下からありました。


> 少し進むと、関電の無線中継塔がある四等三角点、点名「栃ノ木」に着いた。

本を見ながらレスですが峠ですか。

> ここで一息入れていると、少し曇りかけていた空が、急に陰鬱な黒い雲に覆われ、
> 冷たい凍えるような寒風が吹き付けてきた。
> さっきまでポカポカとした日差しに、ラガーシャツ1枚で汗ばんでいたのに、寒風が冷たく、
> たまらずジャケットを着る。

日曜も鞍部は強風でよろけるほどでした。

> この季節にここで吹雪に遭おうとは思っていなかった。
> ガスの中のブナ林は幽玄な雰囲気を醸し出しているが、パラパラとした氷粒のような吹雪も続いている。

一人だと歩けない所を幻想的ブナ林を安心して歩いていました。

> 音波山手前の最後の鞍部を過ぎると、それまで立ち込めていたガスが晴れ、吹雪も止んだ。
> スーッと見通しが回復する。
> 見えるということが、こんなに気持ちのいいことか……と実感する。
> 斜面の先に、あの千手観音のようなブナの巨木が見えてきた。「おまえ、また来たよ。」
> 心の中でブナに語りかける。

えだを一杯に広げた立派なブナでした。


> 見上げると、千手観音様が広げる手が白いベールの中に妖艶な曲線を描いている。
> 頭の中は空っぽになっていった。
> ただ静かに座っている。
> ブナの鼓動を聞いている。
> 降りしきる雪に風を見ている。
> 根方に降り積もる雪を見ている。
                                            
素敵な詩ですね。
ブナの鼓動を聴診器で聞いた事有りますが、

    バーチャリ
No.7: Re^2: 【湖北】音波山/春の吹雪   [No.5への返信]
日時: 2010/04/09 10:07
名前: 柳川洞吹 ID:ixHCTQ6w

山日和さん こんばんは

>> 【天 候】 晴れのち曇りのち吹雪のち晴れ
> えらい天気だったんですねえ。次の日にすればよかったのに。

予報は晴れでしたから。
それに、日曜日はゆっくりしたいし。

> せっかくの静かな山に音楽が鳴り響いていては興醒めですもんね。

大日ヶ岳も木無山も鳴り響きますが、しかたないです。

> それだとほとんど山頂じゃないですか。

そういえばそうですね。
ほんの出来心ですので、深く追求しないでください。

>> 心の中でブナに語りかける。
> 後ろに隠れて「待ってたよ~」と返事したら腰抜かしてましたね。

雪の上に倒れながら、
「ヘイ、ユー! オーケイ、オーケイ!」
内輪ネタですけど。

>> 江越国境稜線上に連なる小さなデコボコのひとつにすぎないが、このなにもない素っ気なさがいい。
> そうなんですねえ。この良さがわかる人(これがいいと思う人)はどれぐらいいるのやら。

人それぞれ好みがあるでしょうから、押しつけはしませんが、ワシは大好きですね、こんな感じ。

>> 雪が大きく丸く開いたブナの根方に腰を下ろした。
>> 太い幹が吹き付ける吹雪を遮ってくれる。
> 似たようなことしてましたねえ。

そうでしたか。
おんなじとこに坐ってたんかな。

> おおっ、ついにイメージチェンジか?
> ニフティ時代初期に回帰ですね。

あのニフティ参入当初に目指した黄金の洞吹文学路線を、再び世に問おうということで……
でも、「どうでもええ話し」が無いと物足りないという人もいるし、どうしたらええんやろ。
「朝寝坊・ウ○コ踏み・職務質問」の専門家にはなりたくないしなあ。

よい山旅を!
                                        洞吹(どうすい)
No.8: Re^2: 【湖北】音波山/春の吹雪   [No.6への返信]
日時: 2010/04/09 10:11
名前: 柳川洞吹 ID:ixHCTQ6w

バーチャリさん こんばんは

> 今日はどうでもいい話は無いの寂しいですね。
> いつも期待していますよ。

うっ、きたっ。
ありがとござます。(^^;
今回はご期待に添えませんけど、お許しを。

> まだ冷え込みがきついですね、
> 日曜の高速の掲示板はー8度と出ていました。

マイナス8度ですか。
飛騨の山中はめちゃ冷えですね。

> 今年は雪が多いですね、
> 猿が馬場もいつもは下の林道は雪が無いのに今年は下からありました。

先週、土蔵岳のふもとで会った地元の人も、今年は多いって言ってましたね。
ゴールデンウィークが楽しみです。

>> 少し進むと、関電の無線中継塔がある四等三角点、点名「栃ノ木」に着いた。
> 本を見ながらレスですが峠ですか。

本て何の本ですか。
この「栃ノ木」は栃ノ木峠ではなく、峠から800mほど北東にある標高765.0mの三角点です。

> えだを一杯に広げた立派なブナでした。

いいブナですね。

> 素敵な詩ですね。

ありがとうございます。
このような「黄金文学」の重厚な余韻と、「どうでもええ話し」のような軽薄さとは雰囲気が合わないので、
今回はこちら優先にしました。
次回からは、黄金文学路線と従来路線との二本立てで、交互に書くことにします。
なんちゃって、10回のうち9回は従来路線なんだろうな、きっと。
でも、従来路線も見方によっては「黄金」に違いないとこもあるし、まあええでしょ。

よい山旅を!
                                     洞吹(どうすい)
No.9: Re: 【湖北】音波山/春の吹雪
日時: 2010/04/11 22:03
名前: ふ~さん ID:HnysYMjM

お疲れさま!

> 【山域山名】 湖北/江越国境 音波山 (滋賀県長浜市/福井県南越前町)
> 【日 時】 2010/4/3(土)
> 【天 候】 晴れのち曇りのち吹雪のち晴れ
> 【メンバー】 単独
> 【コース】 栃ノ木峠駐車地7:25---無線中継所9:00/9:10---音波山10:10/10:40
> 無線中継所11:25/11:30---昼食地11:50/13:00---駐車地13:25

なるほど、栃ノ木峠からですか。

> この山の所在を「滋賀県余呉町」とタイプしかけて、そうだそうだと思いなおし「長浜市」に訂正した。
> 2日間たっぷりと降った雨のあと、土曜日の近畿地方は晴れマークがいっぱい出ている。

ふむふむ、「タイプ」という表現も古めかしくて素晴らしいね~

> ダメかなと思っていた福井県嶺南地方の天気も好転してきており、
> 一時雨の部分もあるが、よくなるだろうと根拠のない楽観のもとで行き先を決めた。

根拠のある悲観と比べてみると・・・どっちもどっちだなあ。

> 音波山。
> 872.6mの三角点で近江国と越前国の境にあるが、地形図に山名は載っていない。
> ワシは用があって行けなかったが、
> 2月のスノー衆山行で山日和氏一行のパーティが福井県側からの登路で登っていたところだ。

越前の旅館でカニ食ってたんじゃなかったっけ。

> 栃ノ木峠にある二つのスキー場は、先週の日曜日で営業終了となったが、これでゆっくり栃ノ木峠から山に登れる。
> スキー場が営業していると放送音がうるさいし、クルマを止めるのにもお金がかかるのだ。
> 国道の横にある大駐車場にクルマを止める。
> 広い駐車場はガランとしていて1台も止まっていない。

スキー場の放送が流れてこないから静かでしょ。

> ブナの森に入ったが、雪とガスはおさまらない。
> 北から吹く風は強く、雹に近い氷粒のような雪が、ジャケットにパラパラと音を立てて吹き付け、
> フードの隙間から顔を叩く。
> 目出し帽がほしいくらいだ。
> この季節にここで吹雪に遭おうとは思っていなかった。
> ガスの中のブナ林は幽玄な雰囲気を醸し出しているが、パラパラとした氷粒のような吹雪も続いている。

一つ間違うと冬山の世界ですね。

> 音波山手前の最後の鞍部を過ぎると、それまで立ち込めていたガスが晴れ、吹雪も止んだ。
> スーッと見通しが回復する。
> 見えるということが、こんなに気持ちのいいことか……と実感する。
> 斜面の先に、あの千手観音のようなブナの巨木が見えてきた。「おまえ、また来たよ。」
> 心の中でブナに語りかける。

まるで彼女に話しかけてるみたい。

> そこから斜面の右上にある頂上に向かって登ると、872.6m三等三角点、点名「音波」、通称「音波山」だ。
> 江越国境稜線上に連なる小さなデコボコのひとつにすぎないが、このなにもない素っ気なさがいい。

「なにもない素っ気なさ」・・・洞吹さんも大人になりましたね。

> 頂上を辞して、再び千手観音のブナに行く。
> 雪が大きく丸く開いたブナの根方に腰を下ろした。
> 太い幹が吹き付ける吹雪を遮ってくれる。
> 振り向くと、ブナの木肌がすぐ目の前にあった。
> 美しい。

わかるわかる。たとえブナフェチと言われようとも、譲れないものがありますからね。

> 見上げると、千手観音様が広げる手が白いベールの中に妖艶な曲線を描いている。
> 頭の中は空っぽになっていった。
> ただ静かに座っている。
> ブナの鼓動を聞いている。
> 降りしきる雪に風を見ている。
> 根方に降り積もる雪を見ている。
>
>                                              洞吹(どうすい)

う~ん、ドキドキしちゃいますね。洞吹さんの初恋物語!?

 ふ~さん

No.10: Re^2: 【湖北】音波山/春の吹雪   [No.9への返信]
日時: 2010/04/12 17:49
名前: 柳川洞吹 ID:XpVi3Z1s

ふ~さん こんばんは

> なるほど、栃ノ木峠からですか。

一番手軽ですから。

> ふむふむ、「タイプ」という表現も古めかしくて素晴らしいね~

ええっ、これはもう古めかしいのかあ。
現代的表現ではなんと言うんですか?

>> 一時雨の部分もあるが、よくなるだろうと根拠のない楽観のもとで行き先を決めた。
> 根拠のある悲観と比べてみると・・・どっちもどっちだなあ。

前者のほうが、精神衛生上よろしいかと……
そんときの標語は、「困ったことは起こらない!」

>> ワシは用があって行けなかったが、
> 越前の旅館でカニ食ってたんじゃなかったっけ。

このときは小浜でフグやったかも。

>> 北から吹く風は強く、雹に近い氷粒のような雪が、ジャケットにパラパラと音を立てて吹き付け、
> 一つ間違うと冬山の世界ですね。

ワシはなんにも間違ってないんですけどね。
もろに、その世界の入り口が開いてたです。

>> 斜面の先に、あの千手観音のようなブナの巨木が見えてきた。「おまえ、また来たよ。」
> まるで彼女に話しかけてるみたい。

そう思う?
ふ~さん、手え出したらあかんよ。

> 「なにもない素っ気なさ」・・・洞吹さんも大人になりましたね。

あれまっ、お上手を。
ワシなんて、いくつになっても子供なんですから。

>> 振り向くと、ブナの木肌がすぐ目の前にあった。
>> 美しい。
> わかるわかる。たとえブナフェチと言われようとも、譲れないものがありますからね。

感じたままを素直に書いたらこうなったんやね。
黙ってたら、ふ~さんに倒錯の世界の住人にされてしまいそう。
アブナイ、アブナイ。

> う~ん、ドキドキしちゃいますね。洞吹さんの初恋物語!?

そんな胸キュン物語ではないのですよ。
例えて言えば、赤いネオンの向こうで手招きする姥桜、
いや、白いカーテンの向こうで愁波を送る妖艶なブナのようで……

よい山旅を!
                                 洞吹(どうすい)

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